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2017年9月6日のX9.3の太陽フレアの極端紫外線画像(Courtesy of NASA/SDO and the AIA, EVE, and HMI science teams.)。くわしくはp.40からのクローズアップ「太陽の大フレア発生,地球はどうなると大慌て」を参照。

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<今月の切手>
気象衛星ひまわりの切手。
61ページに関連するコラムがあります。
      (通)

(平成30年3月7日郵模第2738号)
arti
量子には量子を
光格子を用いた量子シミュレーション
  福原 武

この世でもっとも無秩序なもの
量子カオスの上限はブラックホール
  村田佳樹

次世代の磁気メモリー
スピンホール効果がもたらす驚き
  J. シノバ,T. ユングワース 森山貴広 訳

news

量子力学による熱力学第2法則の導出
  沙川貴大

サンゴの窒素同位体比が語る環境問題
  J. L. ミラー 和田英太郎 訳

ニュースダイジェスト
  A. グラント,R. M. ウィルソン,C. デイ ほか
深部まで根を張る木星の帯 / シリコンの量子ドットによる量子計算の大規模化の展望 / 漁獲と海流の関係 / 永久凍土に含まれる水銀 ほか

クローズアップ:
 リュードベリ原子を用いた量子シミュレーション
  中川賢一,田村 光
 太陽の大フレア発生,地球はどうなると大慌て
  柴田一成

連載:地震のメカニズム解明―本当に地震予知はナンセンス?
 新世紀地震フロンティア研究:地上-衛星連携による地震先行現象の確立
  児玉哲哉

理科教育:
お題「エントロピーとは?」:理学の饗宴『しゅんぽじおん』第4回
  橋本幸士

講座:電磁気現象にみる古典と量子の交叉点
 第2回 ファラデーからマクスウェルへの道
  筒井 泉

コラム:私はこうして物理を選んでしまった
 つつじ色
  石井順久

コラム:パリティのココロ
 これからはミンシュシュギとカガク
  大槻義彦

information corner フォーラム

6月号予告

執筆者・翻訳者紹介

今月の切手
  小沼通二

今月のキーワード
イマージョンレンズ / リャプノフ指数 / ラビ振動

今月のパリティ
光で模倣する固体物理
対向するレーザー光を干渉させて周期的な構造を形成させると,そこに原子を閉じ込めることができます。閉じ込められた原子と通常の固体中の電子の類似性は,現在の計算機では解くことが困難な大規模な量子系の問題に,解決の光を当てるかもしれません。(p.4)

カオスでひも解くブラックホール
ブラックホールの無秩序さの度合いを定量的に見積もることに成功しました。その値はすべての場の理論のある種の上限になると考えられます。ブラックホールを初歩から解説し,そして,量子重力の理解を劇的に進める可能性を秘めた新しい研究を紹介します。(p.14)
スピンで記録する
1879年のホール効果の発見から125年後,電子のもつスピンに起因した類似の現象,スピンホール効果が発見されました。これまでたんに学術的な興味の対象でしかなかったこの現象は昨今,超低消費電力で駆動する磁気メモリーへの応用へと展開しています。(p.22)

時間に向きがあるのはなぜか
ニュートン方程式やシュレーディンガー方程式が支配する世界は時間反転対称で過去と未来に区別がありません。にもかかわらず,マクロな世界では熱力学第2法則が成り立ち,時間には向きがあります。これはなぜか。量子力学から直接説明することに挑んだ結果に迫ります。(p.28)
1770年に名古屋で観測されたオーロラのスケッチ。(p.44)
1770年に名古屋で観測されたオーロラのスケッチ。(p.44)

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