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世界物理年を記念してつくられた高さ10mの石けん膜。大きな石けん膜を壊さずに数時間から場合によっては数日まで維持することが可能になってきた。石けん膜を1方向に流し続けることもその1つ。くわしくは特集記事「流体力学――泡でわき立つ」(p.9)を参照。
(Courtesy of P. Ballet and F. Graner, Photo by F. Mondot.)

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stamp img<今月の切手>
タイ国王即位。手渡されている冠は仏教の須弥山(しゅみせん)宇宙を表す(上)。コペルニクスと太陽系(地動説)(中)。太陽系。手前はドイツの物理学者オットー・フォン・ゲーリケによる実験(17世紀)。真ちゅう製の半球2つを合わせ,中を真空にすると,大気圧のために, 16頭の馬で引いても離せなかった(下)。
        (万)
2005年のニュース総まとめ
特集:物理科学,この1年

物理一般(原子・分子物理,流体力学,プラズマ物理,光科学,X線物理) 宮野健次郎 編
凝縮系の物理 家 泰弘,宮野健次郎,久我隆弘 編
素粒子物理 坂井典佑 編
原子核物理 岡 真 編
天体物理 加藤万里子 編
地球惑星物理 今須良一 編
生物物理 諏訪牧子 編
news 量子渦によって確かめられたフェルミ気体の超流動性
B. G. レヴィ 斎藤弘樹 訳

電磁導波管の中で,ブラックホール物理の検証?
S. K. ブラウ 堀田昌寛 訳

ニュースダイジェスト
P. F. シューウィ,B. P. スタイン
フォノンのホール効果 / アルツハイマー病を初期段階でみつける / 中間赤外線のスーパーレンズ
ほか
クローズアップ:
いま,電磁波が危ない?
本堂 毅

[講座]

アリスの量子力学 第10回
量子凝縮相
家 泰弘

[連載]
天才だってつらいよ ― 物理学者列伝
美しく青きドナウ―マイトナー
太田浩一
information corner フォーラム

2月号予告

パリティ2005年総目次】
パリティ2005年分野別総目次
執筆者・翻訳者紹介

今月のキーワード
事象の地平面 / ホーキング放射



今月のパリティ
分子の新しい素顔が見えてくる
分子の3次元的形状をとらえる断層画像に,構造変化を時々刻々追跡するスナップショット……望みどおりの波形や位相をもつ高出力,超短パルスのレーザー光が比較的容易に得られるようになって,“分子の超高速ダイナミクス”の研究が急速に変貌を遂げようとしている。(p.6)

宇宙の始まりはまったく未知の状態だった?
宇宙初期に一瞬だけ存在したとされるクォーク‐グルーオンプラズマをつくり出すことをめざす加速器RHICが運転を始めて5年が経過した。しかしそれがもたらしたのは,誰も予想だにしていなかったような状態が原子核の衝突によりできているらしいという驚きだったのである。(p.42)
地震計では計れない地震
ふつうの地震ならM8クラスの巨大地震でさえ数分程度で終わる断層破壊が,何時間,あるいは何日もかけて進行するゆっくり地震。その実体が,地殻変動を観測するためとくに設計されたひずみ計や,宇宙技術を用いたGPSなどの測地観測によってとらえられるようになってきた。(p.60)

携帯電話の電波が,あなたの遺伝子を傷つけているかも……
一昨年末,EUから発表された研究に世界中の注目が集まった。培養細胞に電磁場を曝露したところ,そのDNAが切断されたのである。紫外線より波長の長い電磁波はエネルギーが低く,DNAを切断することはないはず……生体電磁気学のドグマがいま,ゆらいでいる。(p.81)
赤外線3色合成画像
赤外線3色合成画像(p.51)

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