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カナダ,エルズミヤー島の氷河,人工衛星搭載の資源探査用将来型センサー,アスター(ASTER)によって2000年7月31日に撮られた画像である。くわしくは,4ページからの記事「変わりゆく北極」を参照。(Image courtesy of the University of Alberta, NASA's Goddard Space Flight Center, the US/Japan ASTER science team, and the Japan Aerospace Exploration Agency.)
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<今月の切手>
ピラミッドとスフィンクス (上)。フランスの言語学者シャンポリオン:ヒエログリフを解読した。右はロゼッタストーン(同じ内容の文がヒエログリフ,デモティック,ギリシャ文字で書かれている)(下)。
        (万)
20周年企画
付録:望遠鏡ペーパークラフトALMA
articles 気候変化の早期のシグナルを見逃すな
変わりゆく北極
J. C. コミソ,C. L. パーキンソン 山内 恭 訳

求められた構造モデルの意味は?
地震で地球の内部を探る
原 辰彦

その理論は芸術作品のように,精神を高みへと誘う
アインシュタインの放射の理論は玉手箱だ
D. クレップナー 霜田光一 訳

身のまわりの自然現象の中に,新しい法則を見つけよう
気候とエントロピー
小澤 久
news ダイヤモンドの超伝導
川原田洋,高野義彦

試験管の中で左右対称性を破る方法
C. デイ 宮野健次郎 訳

ニュースダイジェスト
P. F. シューウィ,B. P. スタイン
格子QCDのもっとも精密な質量計算 /ニュートリノパルサー ほか

クローズアップ:
若い宇宙の大規模構造
林野友紀

[随想]

素粒子と物性のキャッチボール
さまざまな接点
石川健三

[講座]

アリスの量子力学 第5回
箱の中の量子力学
家 泰弘

[連載]
天才だってつらいよ ― 物理学者列伝
パリの子午線 ―アラゴー
太田浩一

information corner フォーラム

9月号予告
今月のキーワード
地震波トモグラフィー / 地球シミュレータ / (地震波)速度構造

執筆者・翻訳者紹介



今月のパリティ
地球の将来を映している,北極の雪と氷
人工衛星のデータから最近,北極域の気候の変化が明らかになってきた。この20年で気温は1℃上がり,それにともなって氷河は後退し,永久凍土は薄くなり,積雪面積は狭まり,海氷は薄くなっている。人間の活動は,地球の気候をどう変えようとしているのか?(p.4)

地球の内部をさぐるCTスキャン
地震波の記録には地震そのものに関する情報とともに,伝播してきた地球内部の媒質に関する情報も含まれている。そのため地震の記録を解析することにより,地球の内部構造を推定できるのだ。特に3次元分布を推定する手法は,地震波トモグラフィーともよばれている。(p.13)
簡単な考察から革命的な理論を引き出す天才
量子電気力学と量子光学の種子,レーザーの発明,さらには原子のレーザー冷却とボース‐アインシュタイン凝縮の発展…偉大な芸術作品がそれを生んだ芸術家の想像以上の思想や感情を鼓吹するように,アインシュタインの放射の理論は彼が考えもしなかった結果をもたらしたのである。(p.18)

寺田寅彦の夢見た,自然現象の統一的な理解
わが国で地球物理学を創設した寺田寅彦は,地球上で起こるさまざまな自然現象の中に,統一的な未知の自然法則の存在を指摘した。彼の予言と関係する“エントロピー生成最大の仮説”が,地球の気候や乱流などの非線形現象の研究から生まれてきた経緯を紹介する。(p.24)
塩素酸ナトリウムの結晶のキラリティー
塩素酸ナトリウムの結晶のキラリティー(p.36)

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