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アイオワ大学のダストプラズマ実験装置。直径11cmの観測窓に見える白い光の帯が電極間に発生するアルゴンプラズマ。下方電極の少し上で微粒子(ダスト)が浮上する。同様な装置が国際宇宙ステーションに搭載され実験が行われた。くわしくは7ページからの解説記事「偏在するプラズマ中の微粒子」を参照。
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stamp img<今月の切手>
灯台100年記念(新旧灯台) (上)。ゲーベルの白熱電球150年記念(左1854年,右2004年) (中)。ランプと樋口一葉(鏑木清方) (下)
          (万)
20周年企画
随想:物理なんて大嫌い
物理屋魂
川村 清

物理なんて大嫌いな人々・大好きな人々
浅枝千種

物理学―華麗なる試行錯誤の営み
H. シュミーゲロー

私が物理を嫌いな理由―慶應義塾大学の学生アンケートより
金子 瞳/菅野吉紘

ソプラノ歌手から天文学者へ―カロリーネ・ハーシェル
石原あえか

news “第4の状態”は,あらゆるところに顔を出す
遍在するプラズマ中の微粒子
R. L. メルリーノ,J. A. ゴリー 石原 修 訳

不均一構造がもたらす巨大な圧電・誘電応答
リラクサーの謎
上江洲由晃

反抗,排斥,そして支配と奉仕…
ナチス支配下でドイツ物理学会は何をしたか
D. ホッフマン,M. ウォーカー 井口道生 訳

news 実用に一歩近付いた磁気ランダムアクセスメモリー
B. G. レヴィ 安藤功兒 訳


ニュースダイジェスト
P. F. シューウィ,B. P. スタイン

脳の記憶と臨界なだれ / 液体炭素の化学 / 量子ドット光子検出器 ほか
クローズアップ:巨大ブラックホールはいかにしてつくられたか?
上田佳宏

[随想]

分析と統合IV:科学に限界はあるのか?
F. ウィルチェック 磯 暁 訳

[講座]

アリスの量子力学 第2回
量子論から量子力学へ
家 泰弘

[連載]
天才だってつらいよ ― 物理学者列伝
魅せられた魂―マイヤー
太田浩一

全宇宙鉄道路線ガイド 第13回
宇宙のはてへ:銀河団,原始銀河
山田 亨

information corner フォーラム

6月号予告
今月のキーワード
プラズマ波 / クーロン結晶 / 双極子グラス / ランダム場 / ランダム結合 / ソフトフォノン(モード)/ 振動交換結合

執筆者・翻訳者紹介



今月のパリティ
じゃま者? それとも情報源?
土星の環と,半導体製造用の反応装置との共通点は何だろう? それは帯電微粒子を含む系であることと,その運動が電磁力と重力により支配されていることである。微粒子は核融合や半導体産業では厄介な存在になっている一方,実験室や宇宙空間では非常に大事な情報源である。(p.7)

有の現象をすべて説明する定説はまだないけれど・・・
リラクサーが発見されてから,2004年はちょうど50年の節目にあたる。現存する材料の中でもっとも大きな圧電効果を示し,また数万の大きな誘電率,数パーセントの低い誘電損失,小さな温度係数をもつ圧電・誘電材料として注目され,世界各国で集中的な研究が行われている。(p.18)
戦争へと向かう時代,物理学者たちはどう生きたのか?
ドイツ物理学会は1845年に創立され,ナチスが政権を握った1933年には物理の研究の最先端にあった。しかし学会も会員も,ドイツの政治的,人種的な緊張を感じ始めていた。終戦までの物理学会の歴史は,第三帝国期の物理学者の仕事と生活の重要な側面を反映している。(p.25)

初めて明かされる活動銀河核の進化の秘密
X線背景放射の研究は発見後40年間にわたり,X線天文学の本流の1つであった。硬X線でのサーベイ観測によって“隠されたAGN”の進化が初めて解明され,X線背景放射の起源が定量的にわかってきた。これは,巨大ブラックホールの形成史に重要な示唆を与える。(p.43)
NGC 253
NGC 253(p.49)

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