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コスキール洞窟。現在では,その入口は,マルセイユ近くの地中海の中にあるが,その洞窟の中に,2万年以前の先史時代の人間が,寒冷期の気候に特有の動物の絵を描いた。この鳥は,19世紀には,アイスランド,グリーンランド,そして,セントローレンス湾あたりで見つけることができた。 突然の気候変化について知るためには,14ページからの解説記事「気候ショック」を参照。(Photo courtesy of Minist俊e de la Culture, France.)
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<今月の切手>
民間放送の発達 (上),初期のスピーカーと電けん(中),テレビの発明 (下)

        (万)

articles
ビッグバン直後の宇宙の極限状態を再現する
相対論的重イオン衝突加速器から何を学んだか?
T. ラドラム,L. マクラレン 矢崎紘一 訳

未来に対する回答は過去の中に
気候ショック
E.バード 住 明正 訳

現代の科学者の指標
ベンジャミン・フランクリン
N. レイン 川村順子 訳

ne フェルミオン原子のクーパーペアリング?
B. G. レヴィ 久我隆弘 訳

超重元素の新種2つ
C.デイ 森田浩介 訳

サッカーボール分子の量子干渉
C.デイ 家 泰弘 訳

ニュースダイジェスト
P. F. シューウィ,B. P. スタイン,J. リオーダン
時間を反転させて狙撃犯を捕まえる / 水素分子における超流動の観測 / 微小流体工学のタンゴ:拡散に基づかない粒子の分離    ほか

[随想]
分析と統合II:普遍的な特徴
F. ウィルチェック 磯 暁 訳

発表か,さもなくば破滅か
M. ガド=エル=ハク 宮野健次郎 訳

[理科教育]

こう教えればもっとわかる“仕事とエネルギー”
飯田洋治

[講座]

とんでる力学 第6回
惑星の軌道(3)周転円近似
牧野淳一郎

[連載]
天才だってつらいよ ― 物理学者列伝
工場の煙と塵の中から―ジュール
太田浩一

全宇宙鉄道路線ガイド 第5回
綺羅星のごとく:明るい星々

吉田道利

information corner 行ってみました科学館:
雨の日の遊び場―横浜こども科学館
美宅成樹


フォーラム
10月号予告

今月のキーワード
北大西洋深層循環/熱塩循環/氷床コア/フェッシュバック共鳴/フェルミ定数

執筆者・翻訳者紹介



今月のパリティ
クォーク‐グルーオンプラズマの決定的証拠はつかめるか?
クォークやグルーオンが閉じ込められず,自由な形で存在する物質の形態,クォーク‐グルーオンプラズマ――その実現に必要な高いエネルギー密度は,現在の宇宙には存在しないほど極端なものである。重イオン加速器RHICではそれを人工的につくり出し,未知の領域の探検を始めている。(p.4)

気候の変動は人間のせい? それとも……
大気や海洋,氷床などいくつかのサブシステムから成り,しかもそれぞれが固有の応答時間や熱力学的性質をもつ気候システムは複雑である。しかし,二酸化炭素の著しい増加など人間活動の影響を検出し予測するには,気候システムのもつ固有の変動度を知ることが非常に重要なのだ。(p.14)
アメリカ植民地時代に生きた,市民科学者の元祖
すぐれた科学者であり,またアメリカ合衆国建国の父でもあるベンジャミン・フランクリン。彼はいろいろな意味で,“市民科学者”のモデルだった。彼ならば今日の社会的諸問題にも,賢明かつ現実的に,しかも市民としての強い責任感をもって取り組んだことだろう。(p.24)

周期表に新しい2つの元素が加わった!
さまざまな数の陽子と中性子からなる原子核の図表に浮かぶ最後の小島 ――長い間探し求められてきた“安定性の島”に到達すべく,ロシアと米国の2つの研究所は昨年夏,115番元素をつくることに乗り出した。そしてついに発見された核は,予想よりも長い寿命をもっていたのである。(p.36)
3種類の磁場強度における凝縮体の空間分布
3種類の磁場強度における凝縮体の空間分布(p.35)

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