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電磁濃縮法強磁場発生装置の外観。挿入写真は強磁場発生によって破壊される鋼の1次コイルの使用前後の様子。くわしくは,65ページからの記事「世界の強磁場実験施設」を参照。(写真:東京大学物性研究所提供)
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2004.02 stamp img<今月の切手>
(上、中)シーボルト(日独同時発行)。幕末に長崎のオランダ商館の医師として来日。西洋の科学や文化を日本に伝え,オランダに帰国後は日本植物誌などを著した。植物はナツヅタ
(下)長崎・出島とデ・リーフデ号(下右)       (万)
news
根源には大きな可能性がある
分子エレクトロニクス
J. R. ヒース,M. A.ラトナー 神田晶申 訳

古典力学が破綻している,ナノスケールの世界の多様性
量子ショットノイズは何を語るか
C. ベーナッカー,C.ショーネンバーガー 八木隆多 訳

半導体素子に道を一部譲りつつも,新たな広い応用分野へ
たゆまなく進化する光電子増倍管
中村公嗣

最初に発表された画像は,表面科学の分野に大きな衝撃を与えた
低エネルギー電子顕微鏡がもたらす動的表面像
R. J. ファノフ,A. K. シュミット 市ノ川竹男 訳

news 分子解離を観察すると,分子の構造変化がいかに速く起こるかが明らかとなる
C.デイ 山内 薫 訳

超低温フェルミ原子で分子をつくる:クーパー対もできるのだろうか
B. G. レヴィ 久我隆弘 訳

超短パルスレーザーから生まれる,さらに短い光パルス
C.デイ 宮野健次郎 訳

ホットエレクトロンによるヤングの2重スリット干渉実験
古屋一仁

ニュースダイジェスト
P. F. シューウィ,B. P. スタイン,J. リオーダン
宇宙の地図/マイクロ発電機/宇宙でもっとも高い音と低い音      ほか
クローズアップ
ステライルニュートリノとは何か?
安田 修

世界の強磁場実験施設
三浦 登

[講座]

有限温度の物理学―エントロピーの考え方―
第11回 
非平衡III(線形応答)
宮下 精二

[連載]
天才だってつらいよ ― 物理学者列伝
精密さを追い求めたリベラリスト―エトヴォシュ
太田浩一

[コラム]

知ってるつもりの科学用語A to Z Z
土井恒成
information corner フォーラム
3月号予告

今月のキーワード
分子エレクトロニクスにおけるマルチプレキシング / チャネル(伝導の)/ フェッシュバック共鳴 / ステライルニュートリノ

執筆者・翻訳者紹介



今月のパリティ
舞台裏からいまや,電子回路の主役に?!
サイズが小さく,物理的性質を原子スケールで制御してスイッチングや分子認識など多様な特性を発現させられる分子は,エレクトロニクスへの応用でも魅力的な材料である。基本的な多くの課題はまだ克服されていないが,新しいデバイスなどへの応用研究は活気づいてきている。(p.4)

「ノイズの中に信号がある」
測定の時間的なゆらぎには,時間平均した測定では消えてしまう情報が含まれている。“ノイズ”の中にも実は注目すべきものがある。信号の中のほんの細かい“粒々した”ものを見分けられる物理学者は,ひょっとするとノイズがあることを喜んでいるかもしれない。(p.14)
カミオカンデを支えた光電子増倍管の技術
ノーベル賞を受賞した神岡鉱山地下の実験で使われた光電子増倍管(PMT)は,20インチと受光面積がただ大きかっただけではない。高感度,低雑音,高速応答といったPMTの特長は,高エネルギー物理学や天文学のほか,医療や分析といった幅広い分野で頼りにされているのだ。(p.24)

数ナノメートルを見分ける高分解能のビデオ
使いやすく時間分解能の高い低エネルギー電子顕微鏡(LEEM)は,拡散や磁性などさまざまな表面現象を中間的な倍率で観察することのできる有力な装置である。STMが表面構造や原子配列を研究するのに適しているのに対し,LEEMは動的な観察をするのに適することがわかってきた。(p.33)
分子生成の証拠
分子生成の証拠(p.50)

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