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ここに示したような大気中での核実験(XX‐27チャーリーとよばれる14キロトンの核爆弾で,1951年10月30日にネバダ州のユッカ平原上空で爆発実験が行われた)では放射性降下物がまき散らされたが,平均放射線量が高くなったわけではない──ネバダ州の住民に対してもである。くわしくは,本誌22ページからの解説記事「放射線の危険性と倫理」を参照のこと。(Photo courtesy of US Department of Energy.)
article

緻密な動きの裏にある機構
泳ぐバクテリアのふるまい
H. バーグ 著 相沢慎一 訳

モデル化される加熱プロセス

仮想調理実験
H. マギー 他著 深川洋一 訳

“恐れ”はどこまで正しい?

放射線の危険性と倫理
Z. ジャウォロフスキー 著 田島俊之 訳

原子力事故は未然に防げるか

臨界事故と放射線防護
加藤和明

news 細胞核に当たらなくてもDNAを傷つけるアルファ線
C. デイ 著 田島俊之 訳

アルプスを貫通するニュートリノ
T. フェダー 著 中村健蔵 訳

安さで勝負,分子エレクトロニクス
H. クラウク 著 加藤礼三 訳

ペンタセンでも量子ホール効果!
B. G. レヴィ 著 勝本信吾 訳

木星の衛星における巨大な溶岩の噴出
B. シュワルツシルド 著 田島俊之 訳

大型の地球接近小惑星は予想の半数?
B. シュワルツシルド 著 吉川 真 訳

ニュースダイジェスト
藤井昭彦,P. F. シューウィ,B. P. スタイン
ポジトロニウムの寿命/ダイナモ理論の実証/電離した酸素の雲 ほか

[クローズアップ]
宇宙と生命体
J. D. バロウ 著 家 泰弘 訳

[随想]

生徒の才能の芽を摘む教師たち
H. J. フリッシ 著 山本祐靖 訳

[講座]

量子力学的“オームの法則” 第6回
狭い通路をくぐり抜ける電子
小野嘉之

[講座]

科学哲学のすすめ 第2回
科学と擬似科学
高橋昌一郎
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新製品
読者の広場
10月号予告
今月のキーワード
べん毛モーター/分子モーター/感覚行動の分子論/熱伝達係数/色素タンパク質/線量/即発臨界/遅発臨界/ラドン/傍観者効果/フレーバー/キャリアー移動度/層状ペロブスカイト構造

執筆者・翻訳者紹介



今月のパリティ
分子レベルで解析された大腸菌のふるまい
大腸菌は,周囲の単純な化学物質を味見しながら自分の生活の善し悪しを見極め,さらにべん毛の回転方向を調節して,より好ましいと思う領域に向かって泳ぐことができる。微生物になぜそのようなことができるのか,いくつかの科学的分野にわたって議論する。(p.4)

ステーキの正しい焼き方を徹底検証
熱伝達現象は理解するのが簡単ではない。誰もが直感的に思い付くことは,しばしば誤りである。そのため,肉の内部における熱伝達についてこれまで以上によく理解すれば,肉をうまく焼ける確率が高くなるに違いないと考えられる。(p.12)
ガリレオ宇宙探査機がとらえたイオの姿
ガリレオ宇宙探査機がとらえたイオの姿(p.48)

放射線がこれほどまでに不安を呼び起こす理由とは?
チェルノブイリ事故による人々の心身症的な障害は,ほんのわずかな人工放射線でも害を及ぼすという世間一般の信念と関連があるのではないかと考えられた。放射線に関する政策は,物理的および倫理的に正しかったのであろうか。(p.22)

悲劇を起こした原因とそのメカニズム
人々が原子力に対して抱く恐れは,詰まるところ放射線の被曝に対する恐れである。昨年の東海村での臨界事故に多くの人から関心を寄せられた最大の理由もそこにある。そこで,放射線防護の視点から,その背景にある物理科学を概観し,整理してみる。(p.31)
ヒト‐ハムスター雑種細胞
ヒト‐ハムスター雑種細胞(p.42)

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