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グラニックの記事の「窮屈な場所のソフト物質」という題名はテトラコセーン(CH3(CH2)22CH3:油のモデル物質)が18Å離れた金の間に詰め込まれた際の分子動力学シミュレーションの特徴を的確にとらえている。シミュレーションおよび潤滑の物理における他の側面は11ページから始まるグラニックの記事の中で紹介されている。
article

星団にも寿命があった
銀河に消え行く球状星団
高橋広治

よくみると不思議な世界
窮屈な場所のソフト物質
S. グラニック 著 早川尚男 訳

交通渋滞を科学する
車の流れの物理
B. S. カーナー 著 坂東昌子 訳
news マイクロ波単一光子を非破壊で計測
R. フィッツジェラルド 著 三尾典克 訳

南アフリカ,巨大望遠鏡の建設に着手
T. フェダー 著 中田好一 訳

インド洋にもエルニーニョ?
山形俊男,N. H. サジ


空気のコアを光が通る新しいファイバー
B. G. レヴィ 著 納富雅也 訳

ニュースダイジェスト
藤井昭彦,P. F. シューウィ,B. P. スタイン
水平線上の月/発光ダイオードと照明/アト秒の光パルス/時速1マイルの光 ほか

[クローズアップ]
コンピューターが開く古気候変動
酒井孝太郎

[理科教育]

未確認発光体目撃報告
岡 哲秀

[講座]

相対論の正しい間違え方 第13回
(最終回)科学的方法論編
松田卓也,木下篤哉

[講座]

量子力学的“オームの法則” 第2回
量子ホール効果(I)
小野嘉之
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6月号予告
今月のキーワード
2体緩和/フォッカー‐プランク・モデル/銀河の潮汐力/スティックとスリップ/流体膜/量子非破壊/円形リュードベリ状態/量子ラビ振動/追尾機構/活動銀河核/大気海洋現象/海洋大循環モデル/ウォーカー循環/フォトニック結晶/フォトニックバンド/単一モード伝播/気候/氷河期/ミランコビッチ・サイクル/大循環モデル

執筆者・翻訳者紹介



今月のパリティ
数値シミュレーションが球状星団の進化過程の謎をとく
球状星団は銀河系最古の天体であるが,銀河系形成時に生れたすべての球状星団が現在まで生き残っているわけではない。球状星団はさまざまな影響により,その質量を失い続け,最終的には銀河本体の星の海に消えてしまう。どのような星団が現在まで生き延びることができるのだろうか。(p.4)

身近なのに難解な摩擦・潤滑のメカニズム
潤滑剤はおなじみで有用なものである。実際,あまりにもありふれているために,その過程に含まれる複雑さまでも自明のものと思ってしまうが,その背後の物理は驚くほど微妙で複雑である。摩擦について何が基本的で何が美しい物理と成り得るのだろうか。(p.11)
発光体視認イメージ図
発光体視認イメージ図(p.55)

いったい何が渋滞を引き起こしているのだろうか
交通渋滞は車を運転する人にとっては,日常生活の避けて通れない現実である。トップギアで自動車道を快適に運転していると思っていると,明白な理由もないのに,今度はブレーキを踏んで車を止める羽目になる。渋滞のような現象は,物理と関係があるのだろうか。(p.20)

氷期‐間氷期気候変動サイクルの謎にせまる
大陸高緯度に大陸氷床が広がった時期(氷期)とその合間の時期(間氷期)の気候変動は,実は1度ではない。この百万年に限っても,氷期から間氷期そして再び氷期,そんなサイクルが何度もくり返された。この変動はどのような数理モデルによって研究されてきたのだろうか。(p.48)
ある星団の進化のN体シミュレーションの結果
ある星団の進化の
N体シミュレーションの結果(p.6)

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