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1997年秋に,GRS1915+105の中心から噴出した,電波で光っている物質の位置の時間経過である。このソースがマイクロクェーサー であることを示している。くわしくは4ページからの解説記事,「ブラックホールの再来」を参照のこと。(Illustration courtesy of Rob Fender, University of Amsterdam.)
article

理論家たちの大いなる挑戦
ブラックホールの再来
R. ブランドフォード
他著 井上 一 訳

1次元電子系モデルの不思議
朝永-ラッティンジャー液体
小形正男

生命の普遍的な現象論を見つめる
複雑系生命科学の構築にむけて(3)
金子邦彦

news 界面のスピンが新しいデバイスを生み出す
和泉 真,川崎雅司,十倉好紀

探針先端光によるナノ観察
B. G. レヴィ 著 河田 聡 訳

フェムト秒レーザーが新たな表面化学を切り開く
C. デイ 著  信 淳 訳

ESAの宇宙探求計画,戦略の変更は必至
T. フェダー 著 渡邊鉄哉 訳

ニュースダイジェスト
藤井昭彦,P. F. シューウィ,B. P. スタイン
慣性質量と重力質量/7Beの崩壊/物質波の増幅/系外惑星の直接検証 ほか
[クローズアップ]
地球はなぜ水惑星になったのか
阿部 豊

[随想]

物理からの頭脳流出
P. W. アンダーソン 著 家 泰弘 訳

[理科教育]

電子の動きを“見る”
吉埜和雄

[講座]

相対論の正しい間違え方
第11回 双子のパラドックス編(I)
松田卓也,木下篤哉
information corner 書籍情報
新製品
読者の広場
4月号予告
今月のキーワード
大陸間干渉計/降着円盤/朝永‐ラッテンジャー液体/反強磁性的交換相互作用/運動量分布関数/コリンハ則/強相関電子系/スピン超格子/スピンフラストレーション/近接場走査光学顕微鏡/二光子蛍光/振動吸収/密度汎関数法/ホットエレクトロン/助触媒/ホライズン2000/フレキシブル/コーナー・ストーン・ミッション/衝突脱ガス/暴走温室状態/超臨界状態

執筆者・翻訳者紹介



今月のパリティ
ブラックホールをどこまでとらえることができるのか
われわれはブラックホール研究の第二の黄金時代の中にいるようにみえる。いくつかの衛星計画がみな無事に進み,強い重力の下での古典的な一般相対論をテストし,巨大な宇宙エンジンが実際にどうやって機能しているかをみせてくれることが強く待たれている。(p.4)

微細加工でつくられつつある特有モデル
朝永‐ラッティンジャー液体モデルとは,電子が動ける方向が1方向に限られるという,1次元電子系におけるモデルである。電子の座標を表す変数が1つしかないというおかげもあって,クーロン斥力の効果をある程度厳密に取り扱うことができる。(p.15)

細胞集団システムの中の熱力学メカニズム
一般的に生物をシステムとして見て,適度な現象論が可能か,という問題がある。複雑系細胞生物学では生命は単なる最適組合せではなく,部分と全体のダイナミックな相補性というような考えに立った普遍的な現象論があり得るだろうと希求している。熱力学的側面からそれを検証する。(p.21)

海はなぜできたのか
表面に液体が存在する惑星自体,実はめずらしい。液体という状態は一般にきわめて限られた温度圧力条件下でしかとることができないからである。地球は液体の水が存在するために必要な温度圧力条件を,その表面で満たしているめずらしい天体ということができる。(p.46)
火星行き急行
火星行き急行
(マーズ・エクスプレス)(p.36)

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