日本応用老年学  老年学基礎シリーズ I ・ II

企画 : 日本応用老年学会
総監修 : 日本応用老年学会理事長・桜美林大学大学院老年学教授 柴田 博
制作・著作 : 株式会社ニューストン
発行 : 丸善株式会社



老年学基礎シリーズ I  〔DVD全4巻〕
本体価格 全4巻¥160,000 各巻¥40,000

老年学(ジェロントロジー)は、人間の加齢変化や社会に内在する問題を研究し、高齢社会のあらゆる課題を解決するための新しい学問です。最近では、世代間問題の研究やその手立ても視野にいれております。
 老年学は、医学・心理学・社会学などをコアとしてあらゆる領域の成果を動員する学際的学問です。わが国ではこれまで、医学・看護学・福祉学が老年学教育の中心になってきました。つまり、病者・障害者・経済的弱者の問題解決のための教育に偏していたことになります。これは、欧米より遅れて高齢化社会の仲間入りをしたわが国のステップとしては、やむを得なかった面もあります。ともあれ、これが社会のさまざまな手立てや施策の確立に大きな遅れをもたらしています。高齢者市場の開拓やサービス・商品の開発にも応用老年学に関する知識不足からくる不十分さやゆがみが見られます。
日本応用老年学会理事長・桜美林大学大学院老年学教授 柴田 博

第1巻
 老いを学ぶ−身体・心理・社会的なよりよき老化−  [80分]
出演・監修 : 日本応用老年学会理事長・桜美林大学大学院老年学教授 柴田 博
人間は、身体的な変化を持ちながら能力も人格も生涯発達していくということが、現在のよい年のとりかたのコンセプトです。四半世紀前までは、人間は年と共に能力も人格も坂を転げ落ちるように劣化していくと考えられた時代からみると、現在は非常に大きなコンセプトの変化が起こっています。

第2巻
 今、求められている高齢者像とは   [86分]
出演・監修:日本応用老年学会理事長・桜美林大学大学院老年学教授 柴田 博
今、求められている高齢者像を専門用語に置き換えてみると、サクセスフル・エイジングという言葉になります。サクセスフル・エイジングの条件の一つである、生活の質(QOL)の概念や生きがいの概念を理解することは高齢社会にとって必須なことです。

第3巻
 長寿のための食生活と栄養   [69分]
出演・監修 : 日本応用老年学会理事長・桜美林大学大学院老年学教授 柴田 博
食生活の指針のコンセプトの第一は、「食品の多様性」です。食品の多様性が豊かなことは、寿命を伸ばすことや生活機能を維持するために重要であり、栄養学的にも大切なことです。また、食品の安全性を担保、確保するためにも重要なことです。

第4巻
 高齢者におけるボランティア活動と介護予防   [82分]
出演・監修 : 日本応用老年学会理事・桜美林大学大学院老年学教授 芳賀 博
高齢者が生涯にわたり役割を持ち、社会と係わり続けることは存在感・生きがい感の源となります。一方で高齢期は、役割を徐々に喪失する時期でもあります。従って、高齢者の役割の見直しや創造が求められているといえます。高齢者が社会と係わり続ける事例として、介護予防活動を担うボランティアの役割が注目されています。高齢者ボランティアによる介護予防活動の実態と活動の効果について紹介します。



老年学基礎シリーズ II  〔DVD全4巻〕
本体価格 全4巻¥160,000 各巻¥40,000

老年学(ジェロントロジー)の歴史的歩みに関して、アメリカは日本よりかなり進んでいると感じている人は多い。そして、それを国民性や文化の違いによると考えている人も少なくない。しかし、私は、その差は主として成熟(高齢化)社会になった時期の差によるものと考える。今でこそ、日本は世界一の平均寿命と高齢化率を示している。
しかし、欧米諸国より半世紀遅れて高齢化社会になっている。つまり後進国なのである。20世紀の初め、欧米諸国の平均寿命は軒並み50歳を越えたが、わが国の平均寿命が男女ともに50歳を越えたのは1947年のことであった。後進国であるということは、先進国に追いつく可能性をもっているのであり、国民性や文化の違いに短絡させるべきではない。同時にそれは、先進国の歴史と現状をしっかり学ぶことの重要性を示しているのである。
日本応用老年学会理事長・桜美林大学大学院老年学教授 柴田 博

第1巻
 若者と老人の違いと若者が老人になることの相違
 
横断的研究と縦断的研究からみた老化の相違   [70分]
出演・監修 : 日本応用老年学会常務理事桜美林大学大学院教授 渡辺修一郎
世代間の比較による横断的研究から推測される老化は、同じ人を経時的に追跡する縦断的研究でみられる老化としばしば異なります。見かけの老化と真の老化を見分ける視点を養うことを目的とし、生体諸指標の横断的変化および縦断的変化の相違を検証します。

第2巻
 加齢に伴う身体の変化    [93分]
出演・監修 : 日本応用老年学会常務理事桜美林大学大学院教授 渡辺修一郎
学校教育では身体の形態や機能については繰り返し学びますが、加齢に伴う変化について系統的に学ぶ機会はあまりありません。加齢に伴う身体の変化を学ぶことは、高齢者を理解するだけではなく、自分自身の理解を深めセルフケア能力を高めるうえでも大切です。

第3巻
 老年病症候群とは何か    [89分]
出演・監修 : 日本応用老年学会常務理事桜美林大学大学院教授 渡辺修一郎
三大死因(がん、心疾患、脳血管疾患)や高血圧症、糖尿病などのいわゆる生活習慣病についてはよく知られています。しかし、高齢期の生活の質にとっては老年病症候群のほうがより問題です。高齢期に生じることの多い、低栄養や脱水、感染症、認知症やうつ、尿失禁、転倒や骨折、医原病、睡眠障害などの主な老年病症候群の病態、予防、治療について学びます。

第4巻
 日本老年医学会50年の歩み 1959〜2008   [45分]
出演・監修 : 高知大学名誉教授 東京都老人医療センター名誉院長 小澤利男
日本老年学会に参加している日本老年医学会・日本老年社会科学会は1959年に設立されています。老年医学は、過去半世紀の医療の高度先進化と急速な高齢化により変化してきました。これからは、さまざまな疾患をもつ高齢患者に対して全人的総合診療を行うだけでなく、社会的存在としての高齢患者を支えていくことが老年医学のメインテーマになってきてます。