日本応用老年学会 第二回年次総会 〔DVD全2巻〕

企画 : 日本応用老年学会
総監修 : 日本応用老年学会理事長・桜美林大学大学院老年学教授 柴田 博
制作・著作 : 株式会社ニューストン
発行 : 丸善株式会社

本体価格 : 全2巻¥88,000 各巻¥44,000


現在わが国で老年学と訳されているオリジナルの英語はジェロントロジー(gerontology)です。この用語は、20世紀の初めに生まれました。体系化された老年学はまだ一世紀の歴史しかもたないきわめて新しい学問といえます。20世紀は、人類の平均寿命が歴史上初めて急速に伸びたばかりでなく、高齢者が増え社会が成熟してきた世紀でもあります。そこで、それまでにない新しい学問が必要になったわけです。
老年学の特徴は学際的といわれます。学際的という用語は、国際的、職際的という用語のアナロジーと考えれば分かりやすいと思います。さまざまな学問が協力し合って成り立っている学問という意味です。さらに、学問の間の壁を取り払っていく役割を担うというニュアンスをも含んでいます。
日本応用老年学会理事長・桜美林大学大学院老年学教授 柴田 博


第1巻
 [51分]
産官学民のための応用老年学 [21分]
出演・監修 : 日本応用老年学会理事長・桜美林大学大学院老年学教授 柴田 博
学問的な成果が応用や実践に役立てることができない要因として以下のことがあげられます。 1. 縦割り的な学問分野の限界:たとえば老年学はあらゆる分野で研究されていますが、統合化されていません(統合の学識の欠如)。 2. 基礎的研究を応用化する学問の不在:基礎的な学問の成果(発見の学識)はそのままでは応用・実用化されません(応用の学識の欠如)。 3. 応用実用化する側の基礎的学問への関心の欠如(応用の学識から発見の学識へのフィードバックの欠如)。 以上の問題を事例にて説明し、とくに学識を応用・実用化するための方向性を考えます。
シニア・ビジネスの動向
農場・乳業・牛乳販売店及び地方自治体の例を中心に  
[30分]
出演・監修 : 社団法人日本酪農乳業協会会長 本田浩次
シニア層の主たる関心は健康であり、医療・介護費の抑制は社会経済的にも重要な課題です。そこで、シニア・ビジネスについて健康サポートに視点を置きつつ、1. シニア・ビジネスのイメージ 2. 農業・乳業・牛乳販売店のシニア層への対応 3. 地方自治体における健康サポートへの取組について紹介します。

第2巻
 介護予防の戦略と戦術  [39分]
出演・監修 : 東京都老人総合研究所副所長 鈴木隆雄
平成18年4月から介護保険法は改正され、新たに地域支援事業・介護予防事業が創設され、本格的に介護予防が重視されるに至っています。介護予防事業は、生活機能が低下し、虚弱化が進行し、容易に要介護状態となる可能性の大きい、いわばハイリスク高齢者を、「特定高齢者」とし、この特定高齢者をいかに早く発見し(早期発見)、いかに早く対応してそのリスク状態を脱するか(早期対応)を重要な柱と位置付けています。
国民の20%を超える高齢者を有する現在の高齢社会にあって、「介護予防」は戦略的には「健康長寿」を実現するための最も基本的な第一歩と位置付けられたものでありますが、戦術的あるいは具体的対策にはまだ不充分な点がみられ今後の大きな課題となっています。