Counseling Children−A Microskills Approach−

原 著 作:Mary Bradford Ivey, Ed.D., N.C.C., L.M.H.C.
日本語版監修:福原 眞知子 日本マイクロカウンセリング研究会代表 元常磐大学教授
日本語版制作:丸善株式会社

価格:DVD全2巻セット60,000円 各巻30,000円(税別)

●このDVDは、公共図書館、学校での個人利用者に対しての無償館外貸出および無償館内上映が可能です。


アレン・アイビイ博士が開発したマイクロカウンセリングは、カウンセリング教育を始め対人関 係・対人業務が中心となる教育・医療・福祉などの現場で主に成人を中心に活用されており、そ の有効性が実証されてきております。 アレン・アイビイ博士の夫人でありよき研究パートナーのメアリー・アイビイ博士が、ご自身の スクール・カウンセラーの経験に基づいてマイクロカウンセリングの子どもへの適用を長年研究 してこられましたが、このビデオはその成果をロールプレイ形式で実践的にまとめたものです。 教育および児童福祉の現場で子どもへのカウンセリングが重要視されている現在、このビデオで 紹介されている子どもに対するカウンセリング方法を習得し、カウンセリング技術の向上にお役 立てください。

監修のことば
日本マイクロカウンセリング研究会代表 元常磐大学教授  福 原 眞 知 子
21世紀は心の時代であるといわれておりますが、人々を不安に駆り立てるような出来事が後を絶ちません。学校現場に限っても、学業不振、いじめ、不登校、暴力、学級崩壊など、子どもたちの発達を妨げるような問題が起こっております。
これらには子どもたち自身の問題のみではなく、子どもたちを取り巻く諸要因がかかわっていると考えられ、その問題解決は容易なものではありません。
これらに対して、私たちは何ができるのでしょうか。少なくとも、カウンセリングや発達心理療法の視点からどのように捉えればよいのでしょうか。
マイクロカウンセリングの開発者であるアレン・アイビイ博士とともに、長年この分野の研究と実践に取り組んでこられたメアリー夫人はスクール・カウンセラーとしての体験を踏まえてこのビデオを作成されました。
このビデオではカウンセリングの基本的精神である「個人の尊厳」を守るためには、クライエント自らがその「存在」を自覚すること、そして他者のそれを尊重することであることを教えております。これは「肯定的資質の探求」というキーワードで表され、面接プロセスでは先ず、対象者が自らのそれを認識しなければなりません。ここでマイクロ技法が役立つ訳ですが、コミュニティー・ジェノグラムを用いるという方法も注目に値しましょう。
日米では教育事情や文化的背景など異なる部分も多々あるかと思います。一方、個人の尊厳が守られることが、人が人として存在するための根幹的な支えであろうという点では、文化の違いを超えて認識されるものと思います。これらをお含みのうえ、ご覧いただければ幸いです。
付記:このDVDの用語について下記の点ご注意ください。
I.strengthは、主に『長所』と翻訳しましたが、『強み』と読み替えていただくことも可能です。
II. restatementは、『キーワードの繰り返し』と翻訳しました。心理学用語の『最保証』とは異なります。

メアリー・B・アイビイ博士 略歴
元マサチューセッツ大学講師。元マサチューセッツ州アムハースト公立学校郡所属カウンセラー。米国カウンセリング 学会認定カウンセラー。学校組織における生徒指導プログラムにて全米最優秀賞受賞。マイクロカウンセリングの開発 者、アレン・E・アイビイ博士は夫であり研究パートナー。
夫のアレン・アイビイ博士とともにカウンセリング、サイコセラピィーの研究・実践を行っており、カウンセリングス ーパービジョン、アウトリーチプログラムの一環としてのコミュニティーサービスについても造詣が深い。

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