マイクロカウンセリングに基づいた 看護のためのコミュニケーション

DVD 全3巻
セット本体価格 \105,000
各巻本体価格 \35,000



■ 総監修
福原眞知子  日本マイクロカウンセリング学会 会長
NPO 法人心理教育実践センター 理事長
■ 制作協力 株式会社フリーク・セブン
■ 制作・著作 丸善出版株式会社

推薦のことば
アレンE . アイビイ マサチュセッツ大学名誉教授 特別功労教授
 本DVD は実際に看護師さんが直面するであろう医療場面でのコミュニケーションに役立つマイクロカウンセリング技法を紹介しています。患者さんをよく聴きケアするという関係はよい医療の支えになります。マイクロカウンセリング技法は450 のデータベースに基づいて検証されており、これを習得した看護師さんとのコミュニケーションから利する患者さんは多いでしょう。技法はシステマテイックなプログラムに則って訓練されます。日本でこのようなDVD が供されることを大変嬉しく思います。お役立てください。

監修にあたって
 私は医療場面においては門外漢です。それがこのDVD の監修をさせていただいているのはなぜか。マイクロカウンセリングの立場からマイクロカウンセリング技法の説明をさせていただきたいと思ったからです。ここに登場する場面はあくまでシナリオであり、現実に類似、あるいは近似の場面が見受けられても、それを特定の患者さんにあてはめておしまいになりませんようお願いいたします。
 マイクロカウンセリングはカウンセリング・心理療法のメタモデルであり、そこにおける基本的な姿勢は、多種の人間関係に重要なコミュニケーションのスタイルを提供しています。この姿勢は一口に「傾聴」であり、マイクロカウンセリング用語でいう「かかわり」です。これを身につけて、現場への適用をこころみていただけますことを期待いたします。
 マイクロカウンセリング技法(マイクロ技法)トレーニングでは、一つ一つのコミュニケーションのスタイルを目に見える形で習得し、身につけます。したがってこのDVD ではいわゆるカウンセリング場面における問題解決方法を学ぶというのではなく、まずは一つ一つのコミュニケーションの技法を学ぶということに主眼をおいています。積み重ねのトレーニングにより、習得したコミュニケーションの技法が、看護師さん(あるいは医療関係者の方々)と患者さんとのよい関係構築に役立ち、患者さんの心の支え、病気の改善、治癒に貢献すると考えられます。さらに技法習熟後においては、それぞれ異なる問題をかかえた、異なる患者さんにかかわる、一人ひとりの看護師さんの対応スタイルができあがるでしょう。しかしこれはコミュニケーションについての基本的学習なしには成りません。
 マイクロカウンセリング技法のトレーニングはロールプレイを基本としますが、5段階の独自の方法を追うものであり、それは、1 技法習得の必要に気づく(DVD やライブを見るなど)、2 技法についての説明を聞く、3 文献を読む、 4 ロールプレイ、5 学習のフィードバックです。これは熟練したトレーナーのもとで行わなければなりません。
 最近私は七十余年ぶりに入院を経験しました。ここでは、「人間中心の医療」を心がけておられる主治医の先生に恵まれました。先生はこのスタンスで医療スタッフの連携にも関心を持たれており、はからずも、マイクロカウンセリングで大切なところを地でいっておられるようにお見受けしました。このような不幸中の幸いな体験から、私は1970 年初頭に、都内の3つの看護専門学校でカウンセリングを講じさせていただき、看護師さんたちと実際の看護場面におけるコミュニケーションについて、ご一緒に勉強させていただいたことをなつかしく思い出しました。このDVD 作成を機会に、私も現場に役立つマイクロカウンセリングの追究に研鑽を重ねたいと思っております。フィードバックいただければ幸いです。
 編者の影山セツ子先生と丸山マサ美先生はそれぞれ看護場面での実践キャリアを積み上げられ、さらに研究者としての道をすすまれている気鋭の方々です。またその中で、マイクロカウンセリングの効用を検証なさろうとしております。今回のご協力に感謝いたします。
  福原眞知子
平成24 年4月吉日





第1巻
 マイクロカウンセリング技法の基礎
 ―傾聴技法を中心に―
24分
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編集:福原眞知子 日本マイクロカウンセリング学会 会長
NPO 法人心理教育実践センター 理事長
マイクロカウンセリング技法は、コミュニケーションの形を一つひとつ技法と命名し、目に見える形で、習得できます。この巻では、かかわり行動から始まる各技法の解説と活用法を示し、マイクロカウンセリング技法を意図的に活用して得られる良いコミュニケーションの取り方を解説します。

1. マイクロカウンセリングとは
2. マイクロカウンセリング技法
〈かかわり行動〉

 1) 視線の合わせ方
 2) 身体言語
 3) 声の調子
 4) 言語的追跡
3. マイクロカウンセリング技法
〈 傾聴技法の連鎖〉

 1) 開かれた質問、閉ざされた質問
 2) クライエント観察技法
 3) はげまし、いいかえ、要約
 4) 感情の反映
4. マイクロカウンセリング技法
〈5段階の面接構造〉

5. マイクロカウンセリング技法
〈積極技法〉

 1) 助言、教示、指示、情報提供
 2) 論理的帰結
 3) 解釈
 4) 自己開示
 5) フィードバック



第2巻
 ケーススタディー 1
 看護現場における日常的コミュニケーション
47分
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編集:影山セツ子  元 天使大学 看護栄養学部看護学科 教授
看護業務で〈よくある事例〉を設定し、看護師と患者さん、あるいは患者さんの家族との対話を通して、コミュニケーションの取り方を見ていきます。マイクロカウンセリング技法をどのように用いれば、良いコミュニケーションが展開できるか、〈陥りやすい例〉と〈良い例〉をロールプレイで示し、習得していきます。

ケース1.「忙しい朝」のコミュニケーション
ケース2.「食べたくない患者」とのコミュニケーション
ケース3.「遠慮をする患者」とのコミュニケーション
ケース4.「リハビリがつらい患者」とのコミュニケーション
ケース5.「コミュニケーションギャップ」
ケース6.「教育入院のストレスをかかえる患者」とのコミュニケーション
ケース7.「外来で迷っている初診患者」とのコミュニケーション
ケース8.「薬を飲まない患者の家族」とのコミュニケーション




第3巻
 ケーススタディー 2 患者中心のチーム連携
 ─胃がんで入院中の患者とのかかわりをめぐって─
36分
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編集:丸山マサ美 九州大学大学院医学研究院 保健学部門 講師
この巻では、病院での一場面を通して、医療従事者と患者さんの対話で〈陥りやすい例〉と〈良い例〉をロールプレイでご覧いただきます。マイクロカウンセリング技法をどのように用いて、良いコミュニケーションを展開
していけばよいかをインフォームド・コンセント、手術前および治療拒否の事例で学んでいきます。

ケース1. 胃がん患者への告知をめぐって
     ― 医師との連携(インフォームド・コンセント)―
ケース2. 胃がん患者との手術前のコミュニケーション
ケース3. 治療を拒否する患者とのコミュニケーション




マイクロカウンセリング技法ならびに技法研修について、さらに詳しいことをお知りになりたい方は、下記日本マイクロカウンセリング学会にお尋ねください。
日本マイクロカウンセリング学会
メールアドレス:mc-japan @ nifty.com
ホームページ:http://www.microcounseling.com