医療廃棄物の適正処理についてわかりやすく解説した待望の教育訓練用教材 感染性廃棄物処理マニュアルに基づく 医療廃棄物の処理と対策 国内初

DVD全3巻
全3巻セット 本体価格 90,000円   各巻 本体価格 30,000円

監 修 : 第1巻 松島  肇(浜松医科大学医学部 環境科学研究室 教授)
第2巻 岡田  淳(NTT東日本関東病院 臨床検査部 部長)
第3巻 矢野 久子(名古屋市立大学看護学部 感染予防看護学 教授)/名古屋市環境局
製作・著作 : 丸善株式会社

このDVDは公共図書館、学校での個人利用者に対しての無償館外貸出及び無償上映が可能です。

医療廃棄物処理対策について体系的に網羅した、国内初のDVDです。
有能な医療従事者の育成にご尽力されておられる大学や看護学校、全国の病・医院、また実際に廃棄物処理に携わっておられるみなさまのお役に立てれば幸いです。

近年、医療の高度化に伴い、医療機関から多くの医療廃棄物が排出されるようになり、廃棄物の処理管理体制の構築が急務となっています。しかし、その処理の体系は極めて複雑であり、また、分類の判断基準も客観性に欠ける等、混乱が生じています。それらの問題を受け、平成16年3月16日、感染性廃棄物の判断基準の客観性の向上等を内容とするマニュアルの改正が行われました。
このDVDは、医療廃棄物によって引き起こされる感染のリスクを低減し、医療廃棄物処理法に則った医療廃棄物の適正処理に必要な知識と実際、さらに在宅医療における医療廃棄物の適正処理について解説・映像化したものです。職員の教育訓練用教材としてご活用ください。

監修の言葉
第1巻 感染性廃棄物の処理と対策
浜松医科大学医学部教授 松島 肇
医療機関等から発生する廃棄物、特に感染症を生じる可能性がある感染性廃棄物の適正処理とその対策について考える。
感染性廃棄物である血液等の付着した注射針等による針刺し・切創事故によって細菌感染症、ウイルス感染症、真菌感染症に罹患するおそれがあるが、その中でもB型肝炎ウイルス(HBV)、C型肝炎ウイルス(HCV)、後天性免疫不全症候群(AIDS=エイズ)ウイルス(HIV)等による感染症の防止が重要な課題である。そのためには、医療機関等において感染性廃棄物を適切に分類して、適正な容器に分別することなどが極めて重要であるといえる。
そこで、医療機関等から発生する感染性廃棄物を適正に分別、保管、収集、運搬、中間処理、最終処分等をするために、「廃棄物処理法に基づく感染性廃棄物処理マニュアル」に規定させている処理と対策について紹介する。

第2巻 医療現場での感染性廃棄物の処理と対策

NTT東日本関東病院臨床検査部長 岡田 淳

医療活動の結果生み出される医療廃棄物中で感染症患者に使用した血液・体液・ガーゼ・機器・機材などを感染性廃棄物と呼び、他の廃棄物とは扱いを異にすることが要求されます。本ビデオは主に感染性廃棄物の処理と対策について解説するものです。まず、病院(院内)感染対策の根幹とされている標準予防策について概説しましたが、この予防策は感染対策のみでなく廃棄物の処理にもあてはまるものです。まず、標準予防策の中で最も基本的な対策である手洗いについて日常手洗い、衛生学的手洗い、手術時手洗いの手技について具体的に解説します。また、接触予防策の基本である手袋の装着、飛沫予防策および空気予防策に必要なマスク、ガウンの装着についてもお示しします。更に、滅菌法として汎用されている高圧蒸気滅菌(オートクレイブ)の操作と意義について解説しました。
また、廃棄物の施設内処理、職業感染防止対策についても概要を示しました。

第3巻 在宅医療・訪問看護における医療廃棄物の処理と対策
名古屋市立大学看護学部 矢野久子/名古屋市環境局
医療の進歩と医療機器の改良により、従来、病院で実施されていたいくつかの治療法が在宅で行えるようになりました。在宅医療・訪問看護に伴い、種々の在宅医療廃棄物が排出され、その適正処理は重要な課題です。
在宅医療の拠点である診療所や病院からの感染性廃棄物は、厳重な処理管理を要します。一方、注射針や血液の付着したガーゼなど、「医療関係機関等」から廃棄されれば「感染性廃棄物」に相当するものが、患者宅から排出されると一般廃棄物に該当します。
在宅医療・訪問看護を受けている患者は1人の住民であり、市町村の廃棄物処理計画に沿って、適正処理に務める必要があります。医療従事者は、患者・家族にとって過重負担にならずに実行が継続しやすく、かつ病名等が他者に知られないようにプライバシー保護に留意した支援をします。「訪問看護における在宅医療廃棄物の処理マニュアル(2003年)」を作成した名古屋市を例に在宅医療廃棄物の適正処理を示します。