CDCガイドラインに基づく医療現場における感染対策の実際 DVD 全3巻

各巻本体価格:30,000円
全3巻セット本体価格:90
,000円

米国疾病管理予防センター(CDC)の「隔離予防策のためのガイドライン」は世界中の医療現場で感染対策の基本となっています。2007年の改訂により、これまで主に急性期病院を対象としていた感染対策が、在宅医療、外来診療、長期ケアなどあらゆる医療現場へその適用を広げました。従来用いられていた「院内感染」は病院内での感染のみを意味する用語となり、新たに「医療関連感染」という用語が採用されました。
このDVDでは、最新のCDCガイドラインに基づく、医療現場における感染対策の実際を解説します。


CDC(Centers for Disease Control and Prevention)は、マラリアや結核などさまざまな感染症を防止するため、1946年に設立された連邦政府機関です。

監修 東北大学大学院医学系研究科 内科病態学講座 感染制御・検査診断学分野 教授 賀来 満夫
指導・編集 横浜市立大学附属病院 感染制御部 部長 准教授 満田 年宏
  県西部浜松医療センター 副院長 感染症科長 矢野 邦夫
指導・協力 県西部浜松医療センター衛生管理室 室長・看護長 松井 泰子
撮影協力 県西部浜松医療センター 浜松市立看護専門学校
制作協力 株式会社メディカルビジョン
制作・著作 丸善株式会社

監修のことば

東北大学大学院医学系研究科 内科病態学講座 感染制御・検査診断学 賀来満夫

公衆衛生の普及や優れた抗菌薬の登場などにより、一見制圧できたかに見えた感染症は、再び大きな脅威として蘇ってきており、感染対策は今や世界中のすべての医療関連施設における最重要課題となっています。実際の医療現場で、感染対策を効果的に実施し、感染の伝播拡大を防いでいくためには、感染源・感染経路・宿主感受性のそれぞれの要因に関する「リスク」を確実に把握・評価し、科学的に立証された「エビデンス」に基づいた対応を実践していくことが不可欠です。
本DVD教材は2006年、2007年に改訂された最新のCDCガイドラインをより理解しやすく医療現場で実践できるように視覚的にビデオ化したもので、医療従事者の基礎教育・実践教育用の教材として、我が国における、まさに“感染対策のバイブル”ともいうべき最高の教材であります。
医療関連感染に関し多くの問題が山積している今日、本DVD教材を教育現場、医療現場で活用されることで、多くの施設で医療関連感染が防がれ、安全で質の高い医療の実践がもたらされることを確信しております。

推薦のことば

名古屋市立大学看護学部 感染予防看護学 教授 矢野久子

医療の高度化、高齢化による日和見感染の増加、在院日数の短縮など医療・介護を取り巻く様相は変化しています。米国疾病管理センターCDCは、標準予防策/感染経路別予防策を最初に提唱したガイドラインから約10年を経て、発展的に「医療環境における感染性病原体の伝播予防(2007年)」を公開しました。このガイドラインでは、病院だけでなく、長期療養型施設、在宅等すべての場で、医療関連感染対策の実践が重要と強調しています。
このDVDでは、感染対策分野の第一人者である先生方(総監修:東北大学大学院 賀来満夫,監修・指導 横浜市立大学附属病院 満田年宏、県西部浜松医療センター 矢野邦夫、同・センター 松井泰子、各先生)が最新CDCガイドラインや感染症法の改訂を踏まえて、最新情報を実践しやすいように解かり易く解説しています。
医療・介護系職員や事務職員の教育に活用できるのはもちろんのこと、学生の良質な教材になると推薦します。

1996年にCDCから「病院における隔離予防策のためのガイドライン」が公開され、世界中の多くの医療施設で感染対策の基本として汎用されてきました。
2007年には、このガイドラインが改訂され、「医療環境における感染性病原体の伝播予防2007年版」として公開されました。新しいガイドラインでは、「1.新興・再興感染症への取り組み、2.多剤耐性菌対策と隔離予防策との連携、3.バイオテロリズム対策などが盛り込まれた点と、これまで主に病院を対象とした感染対策をあらゆる医療環境へ適用を広げるための改訂が加えられています。

第1巻
  感染性病原体の伝播予防の基本 (32分) この商品を買う
標準予防策と、空気感染・飛沫感染・接触感染の感染経路別予防策は、あらゆる医療従事者が全ての医療現場において日々実践すべき基本的な感染対策です。
「第1巻 感染性病原体の伝播予防の基本」では、これら基本的な予防策について解説するとともに、新たに追加された隔離予防策として、呼吸器衛生/咳エチケット、防護環境、空気感染隔離室、安全な注射処置、腰椎穿刺を伴う処置におけるサージカルマスクの使用、そして2008年5月に改正された感染症法についても詳細に解説します。
1.CDCガイドラインと医療現場における標準予防策
2.病原微生物と感染経路
3.医療現場と感染性病原体の伝播リスク
4.医療関連感染対策の移り変わり
5.感染制御の実施と遵守のための組織のあり方

第2巻
  感染経路別予防策 (33分)  この商品を買う
医療現場で伝播しやすい病原体は、空気感染・飛沫感染・接触感染といった主に3つのうちの何れかを特徴的な伝播経路として持つ場合があります。
「第2巻 感染経路別予防策」では、これら特徴的な伝播経路をもつ病原体による感染症が疑われた場合の標準予防策に加え、速やかにその特徴的な感染経路別の予防策を実施するための具体的な方法について、感染症別に詳しく解説します。
1.空気予防策の基本
2.空気予防策:結核感染対策
3.飛沫予防策の基本
4.飛沫予防策:インフルエンザウイルス感染対策
5.飛沫予防策:重症急性呼吸器症候群(SARS)感染対策
6.接触予防策の基本
7.接触予防策:MRSA感染対策
8.接触予防策:VRE感染対策
9.接触予防策:セラチア感染対策
10.接触予防策:ノロウイルス感染対策
11.接触予防策:クロストリジウム・ディフィシル感染対策
12.接触予防策:プリオン感染症対策

第3巻
 処置別感染防止対策と職業感染予防策 (26分)  この商品を買う
この巻ではCDCが公開している感染予防と制御に関するガイドラインの中から、処置別感染防止対策と職業感染予防策について新たに解説するとともに、CDCガイドラインの改訂で追加となった医療関連感染を予防するための防護環境についても、詳細に解説します。
1.中心静脈留置カテーテル感染防止対策
2.尿道カテーテル関連感染防止対策
3.人工呼吸器関連肺炎(VAP)防止対策
4.手術部位感染(SSI)感染防止対策
5.医療関連感染を予防するための防護環境
6.職業感染予防策

※本DVDは、公共図書館や学校図書館、病院の施設でご利用いただけるよう、館外貸出権・無償上映権をクリアしています。
VOD(ビデオ・オン・デマンド)でのご利用につきましては、定価の200%の価格で同一事業所内でのご利用が可能です。