英国トップレベルの研究者たち、被害者の家族が語る狂牛病の真実
1997年10月NHK / BS 1 にて放映
下記各巻の詳細の中ではサンプルムービーもご覧になれます
狂牛病/バイリンガル版
BSE
分野:医療・保健
音声:バイリンガル(日/英)
付属品:無し
1996年
50分×2巻
セットコード:1600300
本体価格:\40,000
納期:2週間ほど
狂牛病として知られるBSE(Bovine Spongiform Encephalopathy)――牛海綿状脳症が英国を震撼させたのは1986年。英国政府が牛肉は安全であると国民に断言し続ける一方で、科学者たちはBSEが人間に感染するかどうかの調査を急いだ。科学者たちは未知の病原体に翻弄されながらも懸命の努力を続けたが、英国政府はそれから10年後の1996年3月、感染の可能性もあること、それまでに10人の患者が感染の疑いで亡くなったことを公にした… BSEの人への感染の可能性を調査するために1990年に英国政府が発足させたCJD(クロイツフェルト・ヤコブ病――人間の海綿状脳症)調査グループのメンバーや、その調査結果 を受けて政府にBSEと新形CJDの関連性を認めさせた、英国海綿状脳症諮問委員会の会長他、英国他トップレベルの研究者たちへの取材を通 し、BSEの全貌を明らかにする。彼らは当時の科学者の混乱、生のデータを公開しないなど真実を伝えずに、牛肉の安全性のみを強調した政府への不信感、自分たちが最初は間違った結論を出してしまったことは、当時のデータや研究結果 から見ればやむをえなかったとしながらも、新型のCDJへの対応が遅れたことは否定できないという複雑な思いについても率直に語る。当時の英国の見解や対応が、現在の日本のそれと大きくは違っていないことにも、この病気の複雑さ、解明の難しさを認識させられる。なぜBSEとCJDの関連性を解明するのにこんなに時間を要したのか。どのくらいの人々が危険にさらされているのか、治療方法発見の見通 しはあるのか。我々一人一人が真実を知った上で冷静に考え、対応することがまずは必要であることを訴えかけてくる。イギリスの教訓を生かすためにも、イギリスが体験した恐怖と対策から今こそ学ぶべきである。
日本語版監修者のことば:東京大学名誉教授 山内一也
 英国で発生したBSEは3回の大きな波で社会をおそった。BSE発生が急増した1990年、新型CJD患者が見いだされた1996年、そしてヨーロッパ諸国で広がり始めた2000年秋である。その波が日本にも押し寄せた。BSEが対岸の火事ではなくなった現在、求められることは正しい知識である。このビデオは1996年に作成されたものであって、最初の2つの波がもたらした問題をわかりやすく解説している。過去の経緯を知ることで、現在のBSEの問題について理解を深めることができるであろう。

 

▼各巻の詳細

1. 病原体解明への道
1. THE INVISIBLE ENEMY
50分
コード:1600301
本体価格:\20,000
この巻では病原体解明に至るまでの実験と証明のプロセスが克明に、わかりやすく説明される。またどのような実験と結果 を元に英国政府が「牛肉は安全」と判断したのかも明らかにされる。
サンプルムービー(965k)Windows media player形式
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2. スチーブンは感染したのか
2. THE HUMAN EXPERIMENT
50分
コード:1600302
本体価格:\20,000
1994年に18歳で新型と思われるCJDを発病し、翌年死亡したスチーブン・チャーチルさんの姉が問う「同じ環境で暮らしていた私が感染していないと言えるのか」長期の潜伏期間があるためにその患者数は知られていないのが実態である。今まで報告されているわずかな事例は氷山の一角でしかないのだ。インタビューで語られる感染患者の実例を交えつつBSEの病原体としてのプリオンと人間の遺伝子の関係を探る。人によって感染しやすい遺伝子を持つ人とそうでない人がいるのか?
サンプルムービー(2.2M)Windows media player形式
Photographs (c)BBC

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