半減期 half-life <環境・生態>

ある物質の量や濃度が,現在の状態から1/2になるのに要する時間.自然環境や生体中での,物質の減少速度を表す指標として用いられる.物質の存在量や濃度の時間変化が指数関数で表現される場合,時間に依存しない定数になる.
 放射性核種のように物理的な崩壊により減少する場合は物理的半減期が,生体内に取り込まれた物質が代謝作用などにより減少する場合は生物学的半減期がそれぞれ定義される.また,複数の減少機構が関与する場合の実効半減期は,それぞれの半減期の逆数の和,の逆数で与えられる.
[森澤 眞輔]



(出典:日本リスク研究学会 編『リスク学用語小辞典』,2008)

ここに掲載した用語解説は,2008年1月に丸善(株)から出版された,
日本リスク研究学会編『リスク学用語小辞典』より抜粋したものです。
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