生涯発がんリスク lifetime cancer risk <健康影響・疫学>

ある要因により生涯ばく露を受けた場合,一生の間にがんを発症する確率.たとえば,生涯発がんリスクが10-5とは,ばく露を受けなかった場合に比べて,10万人に1人の割合で発症人数が増加することを示す.実際のばく露は時間的にも変動するため,一様ではない.また,ばく露を受ける個人の性別や年齢などの違いによっても,生涯ばく露のリスクは異なることも予想されるなど,不確実性〔→〕を前提としている.
[松本  理,兜  真徳]



(出典:日本リスク研究学会 編『リスク学用語小辞典』,2008)

ここに掲載した用語解説は,2008年1月に丸善(株)から出版された,
日本リスク研究学会編『リスク学用語小辞典』より抜粋したものです。
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