地震・津波、放射線、心理学分野の書籍・本文無償公開   丸善出版株式会社

東北関東大震災(東北地方太平洋沖地震)により被害を受けられた方々に、心よりお見舞い申し上げます。
小社では、心ばかりではございますが、これまでに刊行した書籍のうち、災害、放射線、心理学分野に該当する文献の本文を公開させていただくこととしました。

各タイトルとも、章ごと、項目ごとにPDFでご覧いただけるようになっております。
一部タイトルについては急遽画像スキャンによる作業を行ったため、必要な箇所をお読みいただくに際し、少々取り扱いにくいものがございますが、何卒ご了承ください。

多少なりともお役に立てていただければ幸いです。

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放射線とは何か
名越 智恵子・仲澤 和馬・河合 聡 著

私たちは日ごろから、宇宙や大地からの自然放射線を浴びながら暮らしています。この自然放射線は生物の進化と生存にとって、特殊な事情を除けば、支障はないことの証しであると判断していいのかもしれません。 しかし、問題にすべきは、核兵器や、原発事故、医療における診断・治療への利用、送電線や家電製品から放出する電磁波など、放射線の人為的な被ばくです。 本書「放射線とは何か」では「原子力と放射線に関する正しい理解を多くの人たちとともに考えたい」という趣旨のもと、放射線が人体へ及ぼす影響はいかなるものか、放射線とはそもそも何者か、原子力と今後どう向き合うべきなのか、という原点に立ち戻って、総体的に捉えた内容です。[本書詳細情報はこちら]

 まえがき・目次
 1章 私たちの身の周りは放射線だらけ
 2章 放射線とは何か



身近な放射線の知識
放射線医学総合研究所 編
佐々木 康人 著

私たちは放射線や放射能とともに生きている。医療での放射線利用はよく知られているが、宇宙や大地、さらに身体の中にある放射性同位元素による放射線からは逃れられない。一方、多量の放射線は身体に害を及ぼす。正しい知識を身につけ、リスクと便益のバランスを判断できるように、放射線の受け方、受ける量等による影響を、身のまわりの具体的な話題の中からまとめた。

 まえがき・目次
 第1章 放射線の経歴書
 第2章 低いレベルの放射線の世界
 第3章 放射線と生命
 第4章 低いレベルの放射線の人体への影響
 第5章 放射線と医療



知っていますか?放射線の利用
岩崎 民子 著

放射線がいかに身の回りで利用されているかを一般の方々にわかりやすく解説する。身近にある食品・機器・商品やその製造にどのように使われ、我々の生活をいかに支えているか、また、それに伴う安全性と事故などへの対処についても丁寧に解説し、利用する立場からの理解を図る。

 まえがき・目次
 第I章 放射線はどこにどんなふうに使われているの?
 第II章 放射線をもっと知るために
 第III章 地球にやさしい未来をめざして
 第IV章 放射線を安全に利用するために
 あとがき

2013年5月に本書の改訂版が刊行されました。ぜひこちらも御覧ください。



知っていますか?医療と放射線 放射線の基礎から最先端の重粒子線治療まで
放射線医学総合研究所 編
高橋 千太郎・辻井 博彦・米倉 義晴 著

放射線は、私たちの生活に非常に有用な一方、注意して正しく使う必要があります。本書は、医療分野での放射線の利用について、実際に治療を受ける人を想定し、個々の技術と手法を、病例に即してやさしく解説しました。基礎的な知識から、放射線による診断、放射性物質を用いた医学、粒子線を用いた先端的ながん治療まで、放射線と医療に関する広範な話題を紹介します。[本書詳細情報はこちら]

第1章 やさしい放射線の基礎知識



リスク学用語小辞典
日本リスク研究学会 編

日本リスク研究学会が編纂する、リスクとリスク学、その関連分野の用語を収録した初めての辞典.全12領域・約1,600語を収録,広範かつ専門性の高い用語を平易に解説。
[本書詳細情報はこちら]

 放射線・原子力・健康影響に関する用語集
  IARCの発がん性分類
  JCO 事故
  許容レベル
  原子放射線の影響に関する国連科学委員会(UNSCEAR)
  国際原子力機関(IAEA)
  国際放射線防護委員会(ICRP)
  実効線量
  生涯発がんリスク
  潜在被ばく
  線量
  線量係数
  線量限度
  通常被ばく
  電離放射線
  ばく露(曝露)
ハザードインデックス(危険度指数)
半減期
非電離放射線
風評被害
風評リスク
復興
放射性廃棄物処分の安全評価
放射性廃棄物処分の安全評価シナリオ
放射線
放射線疫学
放射線リスク
放射能
放射能量
ラドン



ストレス百科事典
George Fink(チーフエディター)
ストレス百科事典翻訳刊行委員会 編  日本ストレス学会 編集協力
原書:Encyclopedia of Stress, 2nd Edition (Elsevier)

ストレスに関係するあらゆるトピック(災害、薬物、気候、生化学、社会、疾患などの社会的・生体的なストレス反応のメカニズムや、各分野のストレス研究に関する科学的な事項)を、その派生的影響も合わせて、17領域、545項目で構成された事典です。[本書詳細情報はこちら]

 ・洪水によるストレス影響
 ・災害症候群
 ・災害と集団暴力、公衆への影響
 ・地震によるストレス影響
 ・スリーマイル島のストレス影響
 ・チェルノブイリのストレス影響
 ・ハリケーン・カトリーナ災害のストレス影響
 ・危機介入
 ・ソーシャルサポート(社会的支援)
 ・ソーシャルネットワークと社会的孤立
 ・地域研究
 ・心的外傷後治療
 ・医療専門職とストレス
 ・救急隊員のストレス
 ・死別反応
 ・消防士のストレス
 ・生存罪責感情
 ・悲嘆
 ・心的外傷後ストレス障害(子どもの)
 ・心的外傷後ストレス障害(遅発性)
 ・心的外傷後ストレス障害(臨床)
 ・喪失のトラウマ
 ・トラウマにおけるソーシャルサポート



応用心理学事典
日本応用心理学会 編

現代の心理学が多くの分野に分化し、応用され発展してきた内容をわかりやすく解説。細分化された現代心理学の諸分野の研究水準を浮き彫りにし、今後の研究活動に有効な情報を提供する。社会においてさまざまな問題解決に役立つ一冊。[本書詳細情報はこちら]

 14. 災害心理学
  ・災害の特質
  ・災害と情報
  ・リスク認知
  ・リスクコミュニケーション
  ・災害時の避難行動
  ・災害パニック
  ・フールプルーフとフェイルセイフ
  ・災害とトラウマ
  ・災害とPTSD
  ・災害と心のケア
  ・救援者の惨事ストレス
  ・災害ボランティア
  ・コミュニティの災害対応
  ・災害と組織文化
  ・災害とマス・メディア
  ・災害文化
  ・災害と危機管理



ACP内科医のための「こころの診かた」ここから始める!あなたの心療
Robert K.Schneider,MD・James L.Levenson,MD 著
井出 広幸・内藤 宏 監訳  PIPC研究会 訳
原書:Psychiatry Essentials for Primary Care (American College of Physicians)

内科専門医から出発して精神科医となった著者のシュナイダーが、米国内科学会(ACP)における教育プログラムをもとに執筆、内科医が身につけておきたい「こころの診かた」のコツや知恵がぎっしりとつまったテキストブック。[本書詳細情報はこちら]

 第8章 外傷後ストレス障害




理科年表 平成23年版
国立天文台 編

大正14年の創刊以来、研究者はもとより、理系学生、理科教育関係者、サイエンスライター、メディア記事担当者、理科ファンなど、「科学」に携わる実に多くの方々に愛用され続け、理科・科学データの原点として幅広く活用されている「理科年表」。1冊で科学の全分野を網羅するデータブック。[本書詳細情報はこちら]

 おもな放射性核種(放射性同位体) 【物111】
 天然放射性核種 【物117】
 壊変系列図 【物118】
 地震関係公式諸表 【地132】
 津波予報 【地140】
 日本付近のおもな被害地震年代表 【地142】
 日本付近のおもな被害地震の震央 【地175】
 世界のおもな大地震・被害地震年代表 【地176】
 日本付近のおもな地震(2009年) 【地190】
 世界のおもな地震(2009年) 【地192】
 世界地震分布図  【地196】
 走時曲線 【地198】
 通常のバックグラウンドの地域における自然放射線源からの一人あたりの年実効線量の推定値【環96】



◆理科年表シリーズ マイ ファースト サイエンス
よくわかる身のまわりの現象・物質の不思議
国立天文台 編

本シリーズは、国立天文台が編さんする『理科年表』の姉妹書にあたり、未来の科学者たちに向けた、新しい科学読み物です。サイエンスのデータと親しみ、自らデータの関連性を読み解いてほしい、というメッセージを込めて編集しています。 本書では、身のまわりで起こる現象や自然界の法則、モノはどのように存在するのかなどについて考えてみます。モノの重さはどうやってはかるのか? 光や音の正体は? 物質のもとになっているものはなに? 学校にある薬品の性質は? などについて、やさしく解説します。[本書詳細情報はこちら]

 27 放射線



元素の百科事典
John Emsley 著  山崎 昶 訳
原書:Nature's Building Blocks: An A-Z Guide to the Elements (Oxford University Press)

現在発見されている115の元素について元素名の五十音順に並べた事典。化学的性質はもとより、元素がどのように発見され利用されてきたか、人体や食品に含まれる量や摂取・欠乏によって何が起こるかなど、その元素のプロフィールをわかりやすく紹介する。[本書詳細情報はこちら]
 セシウム
 プルトニウム
 ヨウ素


月刊物理科学雑誌「パリティ」
編集長 大槻義彦

米国物理学協会(AIP)「Physics Today]からの翻訳と第一線の研究者によるオリジナルの書き下ろし記事で物理学のいまをわかりやすくお伝えします。[本誌詳細情報はこちら]

特別企画:東北地方太平洋沖地震
 「地震波形から見た震源像」(パリティ2011年11月号掲載)

東北地方太平洋沖地震は、世界にも類をみない高密度の観測網によってとらえられた初めての巨大地震でもあります。観測データから明らかになりつつある震源の姿は、これまでの地震学の常識とはやや異なるものでした。なぜ今回の事態を予測できなかったのか、またこれから何をするべきかについて議論します。

 「津波のメカニズム」(パリティ2011年11月号掲載)
わが国の観測史上最大となるマグニチュード9.0の超巨大地震が引き起こした津波は、日本全域に来襲し、とくに東日本を中心に甚大な人的・経済的被害をもたらしました。現地調査結果からみえてきた津波のメカニズムや、現在の津波防災の問題点を解説します。

 「放射線の危険性と倫理」(パリティ2000年9月号掲載)
チェルノブイリ事故の影響を中心に、放射線の理解のために必要な知識と、人体への影響、防護のための方策など、放射線と社会との関係について解説しています。

 「臨界事故と放射線防護」(パリティ2000年9月号掲載)
東海村JCOウラン加工工場臨界事故を受けて、事故発生とその後の経過、放射線被害の一般論と被ばく作業員の状況、および背景となる物理科学を、放射線防護の視点から解説しています。(福島原発とJCOでは、状況が異なること、また、この記事が10年前(2000年)当時の記事であることについてはご留意ください。)