【2018年1月新刊情報】
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(内容・価格・刊行時期は変更になることがあります。)

アメリカ文化事典
インド文化事典
理工系の基礎 工学の基幹数学
東京大学工学教程 基礎系 数学 確率・統計 II
現代数学シリーズ 複素および超曲面特異点入門
量子流体力学
むち打ち損傷ハンドブック 第3版 頸椎捻挫,脳脊髄液減少症から慢性疼痛の治療
あめいろぐ予防医学
第3版 土質力学
続・図書館空間のデザイン 実践3事例とICT導入法
レーザー微細加工 礎現象と産業応用
スパイス百科 起源から効能、利用法まで
環境とエピゲノム からだは環境によって変わるのか?
教育社会学事典
ハンズ・オン・スタートMathematica  Wolfram言語TMによるプログラミング
日本気候百科
JAMT技術教本シリーズ 血液細胞症例集
量子力学 I

◆アメリカ文化事典
アメリカ学会 編  松本悠子 編集委員長・A5 958頁 ISBN 978-4-621-30214-9 C0522 2018年1月発行
定価 本体20,000円+税
アメリカ合衆国は現在、50の州および連邦区からなる連邦共和国であり、約985万平米の総面積ならびに3億1,700万人の人口がいずれも世界第3位という超大国である。1776年の独立宣言により誕生した国家であり、歴史的に大規模な移住から成り立つ、世界で最も多文化な社会を形成しつつ、今日に至っている。

本書は、アメリカ合衆国を研究対象とするさまざまな学問領域の研究者が、最新の研究動向を反映しながらアメリカという国の多様な側面をわかりやすく解説し、立体的に紹介することを目的とした事典である。文化事典であるが、いわゆる文化芸術や思想、文学などに対象を限定せず、生活習慣から政治経済、軍事外交まで、人間の営みの多様な側面を広義の文化として定義し、それらの密接な関りを20章立て、370以上の項目で浮き彫りにした。ワンテーマ見開き(2または4頁)完結でどこからでも興味深く読める中項目事典。
【目次】
【目次】20章立て・376項目
1章 地理・自然/2章 政治/3章 経済・産業/4章 法と秩序/5章 民族・人種/6章 宗教/7章 社会思潮/8章 科学技術/9章 ジャーナリズム・メディア/10章 教育/11章 ジェンダー/12章 生活/13章 アート/14章 文学/15章 スポーツ・娯楽/16章 映画と映画産業/17章 音楽・舞台/18章 軍事/19章 世界とアメリカ/20章 アメリカと日本

●巻頭カラー口絵
●引用文献/参考文献
●事項索引/参考文献

◆インド文化事典
インド文化事典編集委員会 編  杉本良男 編集委員長・A5 806頁 ISBN 978-4-621-30235-4 C3539 2018年1月発行
定価 本体20,000円+税
本事典は、激動するインド世界を特徴づけるさまざまな文化事象を、簡潔かつ具体的に解説する。近年、急成長するインドの源流と現状と未来とは。古代神話から宗教、植民地時代の影響も残るカースト制、ガンディー・ネルーなどの社会・政治運動、カレーなどの食、ボリウッドなどの映画、農村と都市の差やヨガやクリケットといったスポーツまで。グローバルに跳躍するインドの根底とさまざまな側面を紹介する。
【目次】
1.インドとは /2.カーストとコミュニティ /3.家族・ジェンダー /4.教育・言語・文芸 /5.宗教とナショナリズム /6.哲学・思想 /7.歴史・表象 /8.社会運動 /9.ファッションと手工芸 /10.食文化 /11.暮らし /12.身体・医療・スポーツ /13.音楽・芸能 /14.映画 /15.アート・芸術 /16.経済・産業・金融 /17.消費と流通 /18.グローバル化 /付録:地域・都市

◆理工系の基礎 工学の基幹数学
牛島邦晴・登坂宣好・陳 著・B5 158頁 ISBN 978-4-621-30268-2 C3341 2018年1月発行
定価 本体2,000円+税
数学が工学にとってきわめて有用な基幹知識であることを強く意識し、その中でもっとも基本となる微積分と線形代数を2部構成としてまとめた。

第1部では、大学で初めて学ぶ多変数関数の微分(偏微分)と積分(重積分)をメインに構成し、著者らの教育経験から躓きがちな事項についてできるだけわかりやすい説明を試みるとともに、豊富な例題を用意し、解答も計算過程まで丁寧に記した。単なる計算テクニックとして理解する学生が陥りやすい誤解も挙げながら、理解のための勘所も押さえた。

第2部では、教養の広義で扱われる線形代数学の基礎知識の確認に基づき、線形変換に焦点を合わせて、その働きをさまざまな見方でとらえることによって得られる表現を与えた。固有値問題の成果が、微分方程式、関数解析、数値解析、最適化法などの理解に必要となること、また線形構造に着目した理論を習得しているとそれらを見通しよく理解するために必須な事項である。
【目次】
第1部 多変数の微積分
 1. 偏微分
 2. 重積分

第2部 線形変換とその表現
 3. 線形代数の基礎
 4. ベクトルと線形変換の行列表現
 5. ベクトルの線形変換積とその表現
 6. 交代線形変換とその表現
 7. 線形変換の表現
 8. 線形変換の関数の表現

東京大学工学教程 基礎系 数学 確率・統計 II
東京大学工学教程編纂委員会 編  青木 敏・竹村彰通 著・A5 192頁 ISBN 978-4-621-30270-5 C3341 2018年1月発行
予価 本体2,500円+税
本書は、実験計画法および時系列解析の2つの分野について解説しています。これらはいずれも豊富な工学的応用をもっており、数学としての論理展開の厳密性よりも、応用上使いやすい形の説明を目指しています。これらの2つの分野は、数学的な内容としてはかなり異なるものでありますが、それらをコンパクトに一冊の教科書としてまとめました。
第1章では実験計画法、第2章で時系列解析の内容を解説しています。実験計画法および時系列解析について応用を重視した記述がなされています。
【目次】
1 実験計画法
2 時系列解析

現代数学シリーズ 複素および超曲面特異点入門
岡 睦雄 著  谷島賢二・松本幸夫・山田澄生 編・A5 264頁 ISBN 978-4-621-30108-1 C3341 2018年1月発行
定価 本体4,800円+税
混合特異点とは、実余次元2の完全交差実代数多様体を複素特異点の立場から研究を進める方法。そのために必要となる複素解析的特異点の理論を第I部でまとめた。2部構成。 第1部では、複素解析超曲面のMilnor束の理論を解説し、非退化Newton 境界とその特異点の解消理論(トーリック爆発射)を具体的な記述で解説。トーリック爆発射を具体的に構成する上で重要な、双対Newton 図形の自然な正則単体分割の方法も解説。その後で射影曲線の補空間の基本群の理論、Alexander 多項式、Zariski対といった話題、双対曲線とその幾何学も説明。具体的な射影曲線の構成やその幾何学は重要であるが、そのために双対曲線の方法は具体的な特異点を含む射影曲線の構成にたいへん有用。以上の最低限の用意のもと、入門的なセミナーや修士の自習書として使用できる一冊。
【目次】
第 I 部 複素解析的超曲面特異点
 第1章 準備
 第2章 解析的集合の局所構造
 第3章 Milnorファイバー束
 第4章 特異点の解消
 第5章 Newton境界と非退化特異点
 第6章 射影超曲面と基本群
 第7章 双対曲線

第 II 部 混合特異点
 第8章 混合解析関数の芽
 第9章 Milnor 束
 第10章 Thom不等式と混合射影曲線
索引

◆量子流体力学
坪田 誠・笠松健一・小林未知数・竹内宏光 著・A5 350頁 ISBN 978-4-621-30247-7 C3042 2018年1月発行
定価 本体5,000円+税
量子凝縮した系の流体力学を意味する量子流体力学。
低温物性物理学、流体力学、量子力学、統計力学、非線形、非平衡物理学を横断する魅力的な学問といえます。 この系は、秩序変数の存在であり、そのため非粘性の超流動流れが実現して、渦が量子化されるといった通常の流体力学にはない大きな特徴といえます。

本書では、超流動4He、超流動3He、原子気体Bose-Einstein凝縮体などの系を扱います。 第1章で、全体を概観した後、第2章で、理解のために必須の統計力学と流体力学の基礎を解説します。第3章で、超流動ヘリウムの量子渦、第4章で原子気体Bose凝縮体の量子渦について説明しています。第5章は、量子流体力学の不安定性を論じ、第7章で、宇宙論などの他の系と量子流体力学の類似性を紹介しています。
【目次】
第1章 量子流体力学への誘い
第2章 量子流体力学の基礎
第3章 超流動ヘリウムの量子渦
第4章 原子気体 Bose Einstein 凝縮体の量子渦
第5章 子流体力学的不安定性
第6章 量子乱流
第7章 量子流体系と他の物理系とのつながり
付録A 群論の基礎
付録B ホモトピーと位相欠陥

◆むち打ち損傷ハンドブック 第3版 頸椎捻挫,脳脊髄液減少症から慢性疼痛の治療
遠藤健司・鈴木秀和 編著  大瀬戸清茂・金岡恒治 著・B5 194頁 ISBN 978-4-621-30238-5 C3047 2018年1月発行
定価 本体4,500円+税
発売以降、好評を博している 「むち打ち損傷ハンドブック」を全面改訂!!
改訂第3版の改訂点は以下の通り。

● 交通事故後遺症の審査表とその過程についての記述を大幅改訂
● 被害者(患者)だけでなく、加害者・保険審査も含め、これまで明らかにされてこなかった自賠責保険審査の過程がオープン
● むち打ち損傷の薬物治療・痛み治療の解説を大幅改訂
● 脳脊髄液減少症の最新知見・症例を追加
● むち打ち損傷全般に関する世界の最新文献抄読も追加

むち打ち損傷にかかわる医師はもちろん、柔道整復師や法律家、損害保険会社スタッフなどにも広く役立ちます!
【目次】
第1章 むち打ち損傷の歴史
第2章 むち打ち損傷の分類
第3章 頸椎・頸髄の解剖・生理
第4章 追突のバイオメカニクス
第5章 むち打ち損傷の海外での最近の知見
第6章 むち打ち損傷の急性期症状
第7章 むち打ち損傷の慢性期症状
第8章 むち打ち損傷の慢性期病態
第9章 脳脊髄液減少症(低髄液圧症候群)の症状・病態と診断基準
第10章 むち打ち損傷の検査
第11章 むち打ち損傷の診断と自宅・外来治療
第12章 むち打ち損傷の薬物治療・ブロック治療
第13章 代表的頸椎疾患と治療
第14章 むち打ち損傷の予後
第15章 むち打ち損傷の矛盾と疑問、心理的問題
第16章 むち打ち損傷の後遺症の法的問題と事故の補償制度
第17章 後遺症書類作成と代表事例

◆あめいろぐ予防医学
反田篤志 監修・著  青柳有紀 著・A5 242頁 ISBN 978-4-621-30237-8 C3047 2018年1月発行
定価 本体3,500円+税
在米日本人医療従事者による情報発信サイト 「あめいろぐ」(http://ameilog。com/)がついに書籍化!

Q:「あめいろぐ」ってなんですか。?
A:在米日本医療従事者による情報サイトです
Q:アメリカで活躍する日本のお医者さんの情報サイトですか。?
A:はい。それを本にしちゃったんです。シリーズ化もしちゃったんです

日本とアメリカの臨床を経験した若きエキスパートが
「米国のここがスゴイ」
「日本のここがいただけない」
「米国のここはどうか」
「日本のここは際立っている」
比較文化論的な視野から、臨床に役立つ本音ベースのノウハウを語る

シリーズ第1弾「予防医学」では、総監修の反田篤志医師が「キレッキレッ」の論旨を展開。
どうか聴く耳をもってください。

「あめいろぐカンファレンス」
(http://ameilog。com/c/conferences/conference/4)では
出版記念カンファレンス更新中!
【目次】
第1部 予防医学
 1章 そもそも予防医学とは何か…?
 2章 食事療法による生活習慣改善
 3章 運動療法と生活習慣改善戦略
 4章 禁煙指導とその有効性
 5章 健康診断の検査項目や数値は果たして妥当なのか…?
 6章 現在行われているがん検診に意味はあるのか…?
 7章 予防接種および各種ワクチンの有効性

第2部 実臨床に直結した予防医学
 8章 感染症
 9章 心血管疾患
 10章 整形外科
 11章 神経科・精神科
 12章 実臨床でできる予防医療の注意点とコツ(一般外来)

第3部 予防医学の関連領域
 13章 リスク・コミュニケーションとは…?
 14章 医療の質は予防医学とどうかかわるのか…?
 15章 予防医学を学ぶことの意義と,その学び方

◆第3版 土質力学
石原研而 著・A5 320頁 ISBN 978-4-621-30234-7 C3051 2018年1月発行
定価 本体3,500円+税
四半世紀以上にわたって読み継がれている土質力学の定番教科書。著者の30年間にわたる大学での講義と難解な学術書の購読に苦しんだ経験を生かした滋味あふれる解説は、数多くの土木技術者・研究者を育て上げてきた。16年ぶりの改訂となるこの第3版では、最新の知見をもとに砂質土の力学特性について新たに2章分を書き下ろしている。大学生からプロフェッショナルまで、学びの土台となる一冊。
【目次】
第1章 土の基本的性質
第2章 不飽和土の諸性質
第3章 土の締固め
第4章 透水
第5章 有効応力、摩擦則とダイレタンシー則
第6章 粘土の圧密
第7章 粘性土のせん断強度
第8章 砂の変形特性
第9章 地盤内の応力と変位
第10章 土圧
第11章 地盤の支持力
第12章 斜面の安定
第13章 砂地盤の液状化

◆続・図書館空間のデザイン 実践3事例とICT導入法
益子一彦 著・B5 152頁 ISBN 978-4-621-30223-1 C3052 2018年1月発行
定価 本体3,200円+税
公共図書館の多くは1970年代後半から90年代にかけて建設され、書籍・雑誌を中心とした資料の収集・保存・提供を目的とした空間設計がなされていた。2000年代以降は社会状況、技術環境の急激な変化・進展にともない、リノベーション、コンバージョン(用途変更)が数多くなされてきたが、未だ多くの図書館が暗中模索の段階にある。 そこで本書は、安城市中心拠点施設、野々市市文化交流拠点施設、玉野市立図書館、武蔵野市立吉祥寺図書館、砺波市立図書館といった5つの先進的な事例をもとに、ICTをうまく取り入れながら図書館機能の複合化を図り、自治体が抱える課題に応える実践的な方策を多数の図版を通して紹介。
【目次】
1.図書館建築の実践
 安城市中心拠点施設
 野々市市文化交流拠点施設
 玉野市立図書館
 武蔵野市立吉祥寺図書館
 砺波市立図書館

2.現代の図書館の空間構成
 ICTを積極的に活用した図書館空間の構成
 図書館と多機能の複合

3.図書館建築の未来

◆レーザー微細加工 礎現象と産業応用
新井武二 著・A5 248頁 ISBN 978-4-621-30236-1 C3053 2018年1月発行
定価 本体5,000円+税
近年、工業製品の多くは小型化され、性能を維持した上でコンパクト化することが究極の目標とされる一方、製品の軽薄短小の模索は指摘素材の選定から微細な工法にまで及び、力学的な負荷は変形をもたらすことから、無接触工法のレーザー加工が大注目されている。

本書では、特にナノ秒、ピコ秒、フェムト秒などの短パルスレーザーによる微細加工を産業応用の観点から、長年にわたり基礎現象と応用研究の立証実験を蓄積し、加工学の立場で微細加工を理論的に体系化したレーザー加工技術研究の第一人者による待望された書。

■本書の特色■
・レーザーによるマイクロ
・微細加工に関する初の専門書
・各種レーザーによる詳細な加工条件が初めて開示された
・レーザーによる微細加工の原理を体系的に詳解
・レーザー微細加工の実際が理解でき将来が展望できる
・日本を代表するレーザー関連企業の全面協力を得た書
【目次】
第1章 レーザによる微細加工
第2章 微細加工用レーザ
第3章 微細加工の基礎事項
第4章 代表的な微細レーザ加工
第5章 精密微細レーザ加工の実際
第6章 マイクロ微細レーザ加工の実際
第7章 短パルスレーザ加工の現状
第8章 微細加工用短パルスレーザの安全

◆スパイス百科 起源から効能、利用法まで
丁 宗鐵 編著・A5 272頁 ISBN 978-4-621-30269-9 C0577 2018年1月発行
定価 本体5,800円+税
スパイスは、近年私たちの日常生活において容易に入手できるようになり、その種類も豊富で身近なものになってきましたが、スパイスの多くは「生薬」でもあり、使い方しだいで薬にも害にもなること、また、その効能や効果まで含めうまく消費者に伝わっていません。そこで本書では、スパイスを少し科学的な視点からみつめ、最新の知見をもとにスパイスの薬理作用、科学的な効果・効能を解説し、医学的および健康に役立つ情報を収載しました。栄養士や調理師、スパイスコーディネーターたちが科学的な根拠に基づいてスパイスを利用したり広めたり、さらに、スパイスに興味、関心のある読者が安心して自由自在に活用するための術を網羅した楽しい一冊。
【目次】
【概説】
1章 スパイスの定義・歴史と分類
(スパイスとは/歴史/分類[利用部位/国・地域/使い方/体への作用]/日本人とスパイス/世界のスパイスと料理)

2章 スパイスと医学
(医学の歴史におけるスパイス/スパイスの医学的効果と作用機序[スパイスの抗菌 抗かび 芳香作用/消化吸収や代謝の促進、認知症予防、血管老化予防、発がん予防効果]/TRP受容体を介する作用機序/スパイス作用の個体差とその法則性[中国や漢方医学の薬膳理論/アーユルヴェーダのドーシャ理論とドラヴィヤグナ]/処方の仕方[複合処方の原理]/スパイスの安全性:新薬との相互作用やスパイスの毒性)

3章 スパイスの周辺
(制限食への応用/スパイスできれいに/生活を楽しくするスパイス術/スパイスの組み合わせと使い分け)

【スパイス解説】掲載スパイス56種類(基本スパイス27種類、その他18種類、ミックススパイス11種類)
【付録】スパイス生薬小辞典、掲載生薬一覧
【索引】

◆環境とエピゲノム からだは環境によって変わるのか?
中尾光善 著・四六 206頁 ISBN 978-4-621-30272-9 C0045 2018年1月発行
定価 本体2,200円+税
私たちのまわりには、さまざまな「環境」があります。 そこには、空気や温度、衣・食・住、ストレスなど、毎日経験するものが含まれます。 環境が健康や病気にどのように影響するのかは、私たちの生き方そのものです。 これまでの研究から、環境と遺伝子の働き方が深く関係するとわかってきました。 遺伝子のON/OFFを決めるしくみを「エピゲノム」といい、環境の情報を記憶する装置になっているようです。

本書では、酸素・温度・食事・化学物質・ストレス・時間などの身近な環境を取り上げながら、 細胞が環境をいかに感知し、応答し、記憶していくのかを、エピジェネティクスをキーワードに読み解きます。 最新の生命科学からみえてきた、環境と健康・病気の関係を知ることができます。
【目次】
■第1章 細胞の記憶  環境とエピゲノム
 細胞の個性はどう決まるか/細胞の環境応答とは/ゲノムと遺伝子/遺伝子の形と働き/エピジェネティクスとは/エピゲノムのしくみ/エピゲノムによる記憶/エピゲノムのつくられ方/まとめ

■第2章 空気  酸素のもつ功罪
 空気と呼吸/体内の化学受容体/酸素を用いたエネルギーの産生/貧血とエリスロポエチン/エリスロポエチンとスポーツ/細胞の低酸素センサー/がん細胞のワールブルグ効果/酸素の功罪/低酸素ストレスに対する記憶はあるか/まとめ

■第3章 温度  暑さ寒さに備える
 温度の単位/皮膚という感覚器/体温調節と発熱/熱中症/熱ショックへの応答/筋肉が熱をつくる/温度に対する細胞記憶/まとめ

■第4章 栄養  食事と生活習慣
 生命活動とエネルギー代謝/食事はメモリーされるのか/ヒトの個体発生とDOHaD学説/栄養がエピゲノムを変える/飢餓に働くサーチュイン/肥満に働くLSD1/DOHaD学説を再考する/ダイエットとリバウンド/まとめ

■第5章 ケミカル  金属と化学物質
 環境汚染と公害/職業とがん/エクスポゾームの考え方/エコチル調査/環境物質に応答するしくみ/DNAの損傷に応答する/まとめ

■第6章 感染  ウイルスと免疫
 ウイルス感染/感染とがん/生まれつきのトーチ症候群/自然免疫/獲得免疫/ワクチンと免疫記憶/免疫が異常になると/免疫の老化/まとめ

■第7章 ストレス  現代社会を生きる
 心身の感覚とストレス/グルココルチコイドの働き/グルココルチコイドの多様な作用/グルココルチコイドの作用が記憶される/親の愛情とエピゲノム/ストレスとDNAのメチル化/まとめ

■第8章 時間  加齢と老化
 生命のプログラム/加齢と老化の関係/平均寿命と健康寿命/個体レベルの老化/早老症/老化細胞とは何か/細胞老化のメカニズム/細胞老化のエピゲノム/まとめ

あとがき
参考文献
参考図書
索引

◆教育社会学事典
日本教育社会学会 編・A5 896頁 ISBN 978-4-621-30233-0 C3537 2018年1月発行
定価 本体22,000円+税
教育という人間社会の根源的な領域に客観的かつ科学的な分析視点からアプローチし、戦後日本の教育研究に多くの重要な知見と政策的視座を提供してきた教育社会学を、本企画では三部構成(理論・方法・研究領域)、全19章(教育社会学の学問的性格、教育社会学の歴史、理論、海外の教育社会学、計量分析、質的分析、社会化と人間形成、家族、ジェンダーと教育、初等・中等教育、教師、高等教育、生涯学習と地域社会、教育問題、階層と教育、経済と教育、教育政策、メディアと教育、グローバリゼーションと教育)で解説。教育事象の社会学的研究のみならず、教育現場における実践への活用も視野に入れ、現代教育社会学の全体像を的確に描き出すことを中心的課題に据えます。そのため、教育社会学の主要なテーマを300項目(1項目2頁ないし4頁)程度取り上げ、見開き完結で、初学者から研究者まで、幅広い読者のニーズに応える中項目事典。
【目次】
■第 I 部 教育社会学の理論
第1章 教育社会学の学問的性格
第2章 教育社会学の歴史
第3章 理論
第4章 海外の教育社会学

■第 II 部 教育社会学の方法
第1章 計量分析
第2章 質的分析

■第 III 部 教育社会学の研究領域
第1章 社会化と人間形成
第2章 家族
第3章 ジェンダーと教育
第4章 初等・中等教育
第5章 教師
第6章 高等教育
第7章 生涯学習と地域社会
第8章 教育問題
第9章 階層と教育
第10章 教育と経済
第11章 教育政策
第12章 メディアと教育
第13章 グローバリゼーションと教育

◆ハンズ・オン・スタートMathematica  Wolfram言語TMによるプログラミング
C. ヘイスティング、K. ミッショー、M. モリソン 著  ウルフラム・リサーチ 訳・B5 502頁 ISBN 978-4-621-30273-6 C3041 2018年1月発行
定価 本体5,500円+税
25年以上、世界中で100万人以上の人々に使われてきたMathematica 。
本書は、著者の一人が作ったビデオ・シリーズ“Hands-on Start to Mathematica”の視聴者からの要望をきっかけに書かれた、Mathematicaの使い方を学ぶ際の参考書です。

著者たちがウルフラム・リサーチのトレーナーとして何千もの人々にMathematicaの使い方を教えた経験から得た使用上のヒントを数多く含み、広範囲にわたるMathematicaの自然な使い方の実用的な知識を提供し、Mathematicaの基盤となるWolfram言語にも焦点を当て、より短く、明確で理解しやすい計算を行う方法も説明しています。第2部は各章を順に読むことも、興味のある章から読むこともできます。対話的な学びのための例と章末の練習問題により、本書全体を通じて読者は詳細な知識を得ることができるでしょう。
【目次】
第1部 Mathematicaの基本
 第1章 基本の基本
 第2章 Mathematicaのサンプルプロジェクト
 第3章 入力と出力
 第4章 ワープロ機能とタイプセット機能
 第5章 スライドショーを使ったプレゼンテーション
 第6章 Wolfram言語の基本
 第7章 1つのコマンドでインタラクティブなモデルを作る
 第8章 Mathematicaノートブックの共有
 第9章 ヘルプの検索

第2部 知識を広げる
 第10章 2Dグラフィックスと3Dグラフィックス
 第11章 データの可視化
 第12章 グラフィックスのスタイルづけとカスタマイズ
 第13章 グラフィックスプリミティブを使った図の作成
 第14章 代数操作と方程式の解法
 第15章 微積分
 第16章 微分方程式
 第17章 線形代数
 第18章 確率と統計
 第19章 データのインポートとエキスポート
 第20章 データのフィルタリングと操作
 第21章 精選データを使う
 第22章 MathematicaでWolfram|Alphaのデータを使用する
 第23章 データ解析のための統計機能
 第24章 プログラムの作成
 第25章 並列プログラムとGPUプログラムの作成

索引

◆日本気候百科
日下博幸・藤部文昭 編集代表  吉野正敏・田林 明・木村富士男 編集委員・A5 516頁 ISBN 978-4-621-30243-9 C3544 2018年1月発行
定価 本体20,000円+税
日本は春夏秋冬の四季の移り変わりがあるが、日本列島は北から南へと細長く、緯度の差が大きいことや、起伏に富んだ地形のため、気候に大きな地域差がある。一国の領土内に熱帯から亜寒帯までを含む国家は珍しく、こうした地域ごとの気候の大きな違いが日本の気候の特徴。これまで日本の気候は、北海道気候、太平洋岸気候、日本海岸気候、内陸性気候、瀬戸内海気候、南西諸島気候などのように大きく区分して語られることが多かったが、同じ気候区分でも地形や降水量、周辺の海流が異なったり、温暖化の影響もあり、気候区分の境界線引きがより複雑化している。

そこで本書は、より詳細に日本の気候を知るために、各都道府県ごとに区分し、その特徴をさまざまな要因から解説し、日本国内の気候の違いを細かく網羅したこれまでにない内容で、日本の気候、風土の豊かさを知る手掛りとなる一冊。
【目次】
第 I 編 序論
第1章 気候とは
第2章 日本の気候概要

第 II 編 日本各地の気候
第1章 北海道地方の気候
第2章 東北地方の気候
第3章 関東地方の気候
第4章 北陸甲信越地方の気候
第5章 東海地方の気候
第6章 近畿地方の気候
第7章 中国四国地方の気候
第8章 九州沖縄地方の気候

第 III 編 気候の調査方法
第1章 日本の気象観測の現状
第2章 地上気象観測方法とデータ利用上の注意点
第3章 データの空間代表性

第IV編 気候をより深く理解するために
第1章 平野の気候の特徴と成り立ち
第2章 沿岸部の気候の特徴と成り立ち
第3章 山岳の気候の特徴と成り立ち1 気温と降水
第4章 山岳の気候の特徴と成り立ち2 局地風
第5章 盆地の気候の特徴と成り立ち
第6章 都市の気候の特徴と成り立ち

JAMT技術教本シリーズ 血液細胞症例集
一般社団法人 日本臨床衛生検査技師会 監修・A4 208頁 ISBN 978-4-621-30216-3 C3347 2018年1月発行
定価 本体4,800円+税
日本臨床衛生検査技師会が編纂する「JAMT技術教本シリーズ」の一冊。 日本臨床衛生検査技師会刊行「新血液細胞アトラス 細胞分類の基礎と特殊染色 」(2002年)の後継書。日常の検査業務で経験する例をはじめ広い範囲の症例から、赤血球、白血球、血小板、造血器腫瘍など血液細胞の見方や判別のポイント、検査法を学べる。 血液検査に従事しているベテラン技師が現場の視点で執筆しており、本書の基礎編にあたる『血液検査技術教本』で基礎知識を学び、症例集で“一歩進んだ知識”を蓄えることができるように配慮した充実した内容。
【目次】
1 末梢血と骨髄標本の観察方法
2 正常細胞
3 赤血球の形態異常と症例
4 白血球の形態異常と症例
5 血小板の形態異常と症例
6 造血器腫瘍・その他

◆量子力学 I
高木 伸 著・B5 382頁 ISBN 978-4-621-30248-4 C3042 2018年1月発行
定価 本体4,800円+税
量子力学を使い続けていると、学び始めたころ不思議と感じたことに、いつしか慣れてしまう。初等的な疑問は、決して解決したわけではないが、つじつまが合っているからと気にしなくなる。

本書は「物わかりの悪い人」を読者対象として、この基礎的な疑問に改めて向き合い、その理解を図る。純然たる哲学でも単なる計算技術でもなく、両側面を合わせもつ体系としての量子力学を身につけ、細部まで熟知して使いこなせるようになることを目指す。

初等的な数学(主に微積分)と物理(主にニュートン力学)だけを前提とし、数学的道具は、必要になった段階で、それまでに培った知識などを総動員して手作りしつつ話を進める。 講義を受けているかのように、疑問点や思考過程を追いながら、量子力学を発見的に再構成できる。 歴史的経緯ではなく、量子力学を学ぶ人が疑問に思うことを解明しながら進み、かゆいところに手が届く解説で深い理解を促す。
【目次】
1 量子論の登場:古典物理学からの脱却
2 ウェーヴィクル
3 シュレーディンガー方程式
4 「位置の確率密度」と「運動量の確率密度」
5 「大人しい函数」と「超函数」
6 シュレーディンガー方程式の基本的性質
7 運動量測定(その1)
8 調和振動子波動函数