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「大学講義 放射線医学―原子・分子から被曝・がん」
放射線の健康被害に対処できる医療者を養成するための初歩テキスト。
2014年11月発売

(2014/11/20)


大学講義 放射線医学

今、大学での放射線医学教育を充実させ、放射線被曝による健康被害に対処できる幅広い知識を身につけた若い医師・研究者を養成することが求められています。

本書は、将来、放射線と直接関わる機会が多い医療系、環境系の学生を対象にした、放射線医学の初歩を簡潔にまとめたテキストです。放射線を正しく理解するための基礎知識から原子力発電のしくみ、身近にあるさまざまな放射線、放射線被曝によるヒトへの影響、さらに低線量放射線を正しく理解するために、放射線作用の本質である活性酸素についてその発生から、作用機序、消去までの流れを詳細に説明します。
また、放射線被曝による健康被害の最大のものであるがんについて、その発生、作用、消去のメカニズムを解説し、がんのさまざまな危険因子を排除することで、放射線被曝によるがんのリスクを回避できることを具体的に述べています。


■目次
第1章 放射線化学
 1.1 元素の化学的性質を表す周期表
 1.2 放射性元素と半減期
 1.3 放射線の種類
 1.4 放射線の単位

第2章 原子力発電
 2.1 原子力発電所
 2.2 原子力利用に使われる核燃料
 2.3 ウラン235の核分裂連鎖反応
 2.4 原子力発電所からの放射性廃棄物の処理・処分

第3章 放射線被曝
 3.1 外部被曝と内部被曝
 3.2 自然被曝
 3.3 医療被曝
 3.4 チェルノブイリ原発事故による被曝
 3.5 広島・長崎の原爆による被爆
 3.6 福島第一原発事故で大気中に放出された放射性物質による被曝

第4章 放射線の人体への影響
 4.1 活性酸素とは
 4.2 活性酸素の発生
 4.3 活性酸素の損傷を受けやすい細胞小器官
 4.4 活性酸素のスカベンジャー(抗酸化物質)

第5章 がん
 5.1 がんの発生メカニズム:多段階発がん
 5.2 がんの発生に関与するメイラード反応(糖化反応)
 5.3 高線量放射線(原爆など)被曝によるがん
 5.4 低線量放射線(原発事故など)被曝によるがん
 5.5 放射線によるがんリスクの回避

付録
索引

大学講義 放射線医学
原子・分子から被曝・がん
矢野一行・森口武史・廣澤成美・坂本 安 著
A5判 128ページ ISBN978-4-621-08872-2
定価 本体2,200円 +税

2014年11月発売
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