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叢書インテグラーレ012『「境界に立つ市民」の誇り ―ユダヤ人を家族に持つナチ時代のアーリア人作家クレッパー』
ナチ政権下、ユダヤ人の妻を持つ一市民の自死に至る日常を歴史学から読み解く。
2014年1月発売

(2014/01/28)


境界に立つ市民」の誇り

ユダヤ人を妻に持つアーリア人作家ヨッヘン・クレッパーがナチ時代に残した日記を史料に、境界に立たされた市民が迫害される側の視点で眺めたベルリンの日常と彼らの生活を辿っていきます。クレッパーは、妻子と共に1942年12月10日夜、自死の途を選びました。その苦悩と苦闘の記録は、現代を生きる私たちにとっても、大きな教訓を与えてくれるものです。


■目次
クレッパー略年表

プロローグ ―ドイツ人とユダヤ人
第 I 章:1938年までのクレッパーの状況
 1 クレッパーの「日記」について
 2 本書の目的
 3 1938年までの作家クレッパーの状況
 4 1938年までのクレッパーの家庭生活
 5 クレッパーのナチ政権観 ―その保守主義に関する考察

第 II 章:1938年の「水晶の夜」ポグロム
 1 それまでの反ユダヤ人政策
 2 1938年の反ユダヤ的措置と「日記」に見る「水晶の夜」ポグロム

第 III 章:1939年から42年までのクレッパー
 1 1942年までの反ユダヤ的措置
 2 次女レナーテの出国をめぐる奔走

叢書インテグラーレ012
「境界に立つ市民」の誇り

ユダヤ人を家族に持つナチ時代のアーリア人作家クレッパー
  長田浩彰 著 広島大学大学院総合科学研究科 編
四六判 164ページ ISBN978-4-621-08805-0
定価 本体1,900円 +税

2014年1月発売
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