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パイロット波をサーフィンする液滴(Image courtesy of DanielHarris )。くわしくはp.26からの解説「パイロット波理論のヌーヴェルヴァーグ」を参照。

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<今月の切手>
ベルの電話発明100年記念切手。
41ページに関連するコラムがあります。
      (通)

(平成29年9月14日郵模第2703号)
特集記事
特集:ゆらぎと構造からみる非平衡の世界
巻頭言
  佐野雅己

総論:非平衡科学の新展開
  佐野雅己
非平衡ゆらぎの理論におけるさまざまな関係式
  佐々真一
ゆらぎで探る量子液体
  小林研介
細胞内反応場のゆらぎと細胞運動
  石原秀至,澤井 哲
arti
ミクロとマクロの溝を埋める
パイロット波理論のヌーヴェルヴァーグ
  J. W. M. ブッシュ 細谷暁夫 訳

「光」と向き合う
光と物質の超強結合:光子を量子とみなせるか?
  馬場基彰
 
news 海へのCO2吸収の増加と海水の3次元的循環
  S. チャン 石井雅男 訳

ニュースダイジェスト
  C. デイ,S. K. ブラウ,M.ボールドウィン ほか
太陽系外衛星の生命居住可能性 / 蜂蜜のように流れる伝導電子 / 特別な発声器官がその鳥特有の歌声を生み出す / 収差のないイカの目 ほか

クローズアップ:
 ホウ素単原子シート「ボロフェン」
  松田 巌
 量子ビット操作で超高感度磁気センサー
  松崎雄一郎

講座:新・相対論の正しい間違え方
 正しい間違い8 ブラックホールはホーキング放射でいずれ蒸発する
  木下篤哉

コラム:パリティのココロ
 科学評論家,などナンセンスか?
  大槻義彦
information corner フォーラム

12月号予告

執筆者・翻訳者紹介

今月の切手
  小沼通二

今月のキーワード
リウビルの定理 / 量子液体 / 電流ゆらぎ / 近藤効果 / 炭素循環

今月のパリティ
ゆらぐ物理の最前線
非平衡系に関する知の前線は,いくつかの局面,たとえば,熱力学第2法則,アクティブマター,量子液体,生命の機能,などにおいて大きく前進しています。「ゆらぎと構造」という観点に立つことで,いろいろな非平衡系の物理の真髄を普遍的にとらえます。(p.4)

液槽表面は量子力学?
1925年,フランスの物理学者ド・ブロイは「波か粒子か?」という問いに「波でかつ粒子だ」という明快な解答を与えました。これに端を発する量子力学のパイロット波理論は,現代的に拡張され,その予言は振動する液槽内の液体表面上の液滴の運動ととてもよく似ています。(p.26)
光の量子論,その先へ
光を電場と磁場の量子論として精確にとり扱うことは,高い精度での光の制御,そして,「超強結合」領域の物理の理解のために必須です。このとり組みは量子情報や量子光学を進展させ,さらには未来の科学技術の産出を促す可能性を秘めています。(p.35)

高感度量子センサーのいま
磁場センサーはMRIや脳磁図などの医療分野で大きな役割を果たしており,さらなる高感度化が望まれています。量子コンピューターのために考案された素子,量子ビットを用いることで,これまでにはあり得ない感度の磁場センサーが実現するかもしれません。(p.54)
Zn<sub>45</sub>Au<sub>30</sub>Cu<sub>25</sub>化合物のマルテンサイト相における微分干渉顕微鏡写真(p.11)
基板と相互作用したボロフェンβ12シート構造とディラックコーンの様子(p.52)

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