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音速抑制法を用いて計算した太陽全球の熱対流の様子。くわしくはp.13からの解説記事「太陽はなぜ11年の活動周期をもつのか」を参照。

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<今月の切手>
子供の物理実験の切手。
31ページに関連するコラムがあります。
      (通)

(平成28年5月9日郵模第2607号)
arti
宇宙は韻を踏むか?
物理にたずさわるすべての人が知っておくべき弦理論の基礎
  E. ウィッテン 風間洋一 訳

ガリレイの観測から400年
太陽はなぜ11年の活動周期をもつのか
  堀田英之

粒子は階段を上るのか?
情報熱力学:マクスウェルのデーモンからランダウアー原理まで
  E. ルッツ,S. チリベルト 沙川貴大 訳

カントも驚く時計の進化
太古の時代から未来へと続く時計の進化
  安田正美
news 宇宙の網目構造に張りつく原始銀河
  S. チャン 小野宜昭 訳

機械共振器における量子スクイーズド状態の実現
  J. L. ミラー 山口浩司 訳

エフィモフ3量体の姿をとらえることに成功
  J. L. ミラー 向山 敬 訳

ニュースダイジェスト
  J. L. ミラー,R. J. フィッツジェラルド,C. デイ ほか
海洋の圧力計でスロースリップを観察する / カオスに制限されるハリケーンの強さの予測可能性 / 古琴の音色の秘密が明らかに ほか

クローズアップ:
 準結晶の成長過程で起こる原子の再配列
  枝川圭一
 グラフェンpn接合におけるパリティ効果の発見
  松尾貞茂,小林研介

講座:相転移ことはじめ
 第4回 協力現象と平均場近似
  宮下精二

理科教育
 物理チャレンジと物理オリンピックの10年から
  北原和夫

コラム:物理教育の新しい工夫
 皆さんに「理系の言葉」を知ってほしい
  土岐 博

コラム:パリティのココロ
 ヒト受精卵の遺伝子改変は“悪魔の手”か
  大槻義彦
information corner フォーラム

8月号予告

執筆者・翻訳者紹介

今月の切手
  小沼通二

今月のキーワード
紫外発散 / 弦理論 / ワイル変換 / 乱流 / 情報エントロピー / ランダウアー原理 / エフィモフ効果 / 準結晶 / パリティ / グラフェン / マッハ-ツェンダー干渉計 / 強磁性

今月のパリティ
弦理論で時空の概念は変わるのか
アインシュタインの重力波は,電磁波や湖面に現れる波の類似物です。異なる分野に現れる類似の構造に,重力およびその他の自然界の力を統一し量子重力を悩ます紫外発散をとり除く可能性をもった弦理論の基礎があることを,具体例を挙げて解説します。(p.4)

太陽ダイナモが生み出す黒点の増減
太陽内部ではプラズマと磁場が連動しています。その運動はカオス的ですが,黒点はその数の11年周期をはじめとする秩序だったいくつかのルールに従っています。太陽物理最古の問題11年周期についてこれまでのとり組みと最新の成果を紹介します。(p.13)
マイクロプロセッサの発熱を抑える情報浴
熱力学の研究者たちを長らく悩ませてきた思考実験は,いまや実験室で実現されるようになりました。熱力学第2法則の歴史をたどりながら,情報で環境からエネルギーをとり出す「思考を現実化した」実験の成功など,最近の研究動向を探ります。(p.22)

時間標準の変遷がもたらす秒の再定義
新しい原理に基づく最先端原子時計―光時計の精度が,現在の秒の定義であるセシウム原子時計によって制限されることがわかってきました。時計の歴史を振り返るとともに,秒の再定義について解説します。(p.32)
ヘリウムのエフィモフ3量体(p.48)
ヘリウムのエフィモフ3量体(p.48)

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