index top index 2015index index
2015.06contents
2015.06 contents img

30年間の素粒子物理学を支えてきた加速器。くわしくは6ページからの特集「物理科学,この30年」素粒子物理編を参照。中央:ヒッグス粒子を発見したLHC(©2012 CERN),左上:Wボソンを発見したSPS(©1982 CERN),右上:トップクォークを発見したテバトロン,左下:ニュートリノ振動を発見したスーパーカミオカンデ(写真提供:東京大学宇宙線研究所 神岡宇宙素粒子研究施設),右下:チャームクォークを発見したAGS(Courtesy Brookhaven National Laboratory)。

stamp img
<今月の切手>
レフ・ランダウの生誕100周年記念切手。
39ページに関連するコラムがあります。
      (通)

(平成27年4月13日郵模第2523号)
特集記事
30周年企画
特集:物理科学,この30年(3)
特集目次
■素粒子物理
  橋本幸士 編
・インタビュー記事:歴史はくり返す:素粒子物理学研究の過去と未来 益川敏英―聞き手:本誌編集委員 橋本幸士
・素粒子標準模型の確立 萩原 馨
・ニュートリノ振動の発見と標準模型を超える道 谷本盛光
・格子QCD:この30年の発展 ハドロン質量の完成 青木慎也
・エキゾチック粒子の発見とハドロン物理 保坂 淳
・超弦理論は何をもたらしたか:統一と変革 米谷民明
■原子核物理
  岡 真 編
・有限温度・有限密度におけるハドロン物理の進展 初田哲男
・エキゾチック原子核の探索 本林 透
・原子核物理における大規模数値計算の進展 大塚孝治,阿部 喬
・ストレンジネス核物理の進展 田村裕和
■流体力学,プラズマ物理
  伊藤公孝,伊藤早苗 編
・プラズマ乱流物理学の展開 伊藤早苗
・高エネルギー密度プラズマ科学 兒玉了祐
・自然や人工系の流体シミュレーション 石原 卓
・トカマク核融合炉心プラズマ研究の進展 鎌田 裕

物理科学,この30年(1)[4月号掲載]
物理科学,この30年(2)[5月号掲載]
arti 新たにわかった熱伝導の本質
顕微鏡でみる熱現象
  I. マーシルタ,A. J. ミニッヒ 谷口正輝 訳
news 光が3倍速くなるメタマテリアル
  田中拓男

単一種類のカーボンナノチューブを生み出す種分子設計
  J. L. ミラー 菅井俊樹 訳

ニュースダイジェスト
  R. J. フィッツジェラルド,S. G. ベンカ,S. チャン ほか
水中音響通信における多数の経路 / 超高速4次元内殻電子励起分光による黒鉛の観察 / X線自由電子レーザーによる超高温加熱 / 火星における水素の変転 ほか

クローズアップ:
 4つ以上のクォークをもつ風変わりな粒子
  S. L. オルセン 慈道大介 訳
 キラル光磁石で光の波面を制御
  大越慎一

講座:一般相対論,その世紀と現在
 第3回 アインシュタイン方程式
  田中貴浩

随想:創刊30周年,歴代編集委員の思い
 『パリティ』30周年に寄せて
  家 泰弘
 物理はかくあるべきか?―『パリティ』30年と私の30年
  磯 暁

コラム:私はこうして物理を選んでしまった
 研究室選びが転機
  宮本成悟

コラム:パリティのココロ
 『パリティ』誌編集の内実,どうにか30周年
  大槻義彦
information corner フォーラム

7月号予告

執筆者・翻訳者紹介

今月の切手
  小沼通二

今月のキーワード
ニュートリノ振動 / カーボンナノチューブ前駆体 / クラインマン則

今月のパリティ
10年,20年後の素粒子物理学の未来とは
「小林-益川理論」で2008年にノーベル物理学賞を受賞した益川敏英先生に,標準模型が確立されるに至る30年間のお話をうかがいました。長年の研究人生での経験やそこから導かれる信念をもとに,これからの素粒子物理学の未来を語っていただきました。(p.6)

ハドロン物理は強相関量子系の宝箱
有限温度・有限密度のハドロン物理は,実験・理論の両面の進展により,30年前には想像もできなかったほどの広がりをみせています。クォーク・グルーオン・プラズマや中性子星など,宇宙物理,素粒子物理,物性物理が交錯する近年の発展について解説します。(p.21)
ミクロ・メゾ・マクロの物理が共存するプラズマ乱流
プラズマ乱流は自然界のさまざまな場所に存在し,その理解は核融合の制御に大きな役割を果たしてきました。ミクロからマクロまでが絡み合うプラズマ乱流の性質や非線形物理学としての要点を解説し,今後を展望します。(p.30)

熱伝導の1世紀以上の難問に答える!?
半導体などの電子機器の小型化や性能向上にとって,熱伝導を理解し制御することは大きな課題です。数値計算や分光測定の進展によって近年研究開発が進むフォノニック結晶は,電子デバイスの長年の問題を解決するかもしれません。(p.40)
光磁性をもつ物質の結晶構造(p.62)
光磁性をもつ物質の結晶構造(p.62)

index top index 2015index index

●年間定期購読のお申込みはこちら
●最新号およびバックナンバーのご注文はこちら