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巨大彗星として,2013年に世間をにぎわせたアイソン彗星の画像。彗星は太陽の性質を探る探査機のような役割を果たす。くわしくは,4ページからの解説「彗星:自然の太陽探査機」を参照。(credit: NASA, ESA, J.-Y. Li (Planetary Science Institute), and the Hubble Comet ISON Imaging Science Team)

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<今月の切手>
リチャード・ファインマンの切手。
45ページに関連するコラムがあります。
      (通)

(平成26年6月18日郵模第2461号)
arti
もっと太陽の近くまで
彗星:自然の太陽探査機
  C. J. シュライヴァー,C. M. リス,C. ダウンズ 塩田大幸 訳

宇宙の運命の鍵を握る
ヒッグス粒子の将来
  J. リッケン,M. スピロプル 窪田高弘 訳

ニュートン力学を批判した偉大な思想家
エルンスト・マッハと物体とバケツ
  R. スタレイ 松田卓也 訳
arti 銀河合体中の超巨大ブラックホールの活性化
  今西昌俊
宇宙マイクロ波背景放射のBモード偏光の発見
  J. ヨコヤマ 横山順一 訳

ニュースダイジェスト
  S. チャン,J. L. ミラー,A. G. スマート ほか
フレキソエレクトリック効果を分離する / 同位体が明らかにする古代ローマの鉛の物語 / 量子検出器としてのカエルの目の優れた能力 ほか

クローズアップ:
 テラヘルツ波の波形を思いのままに制御する
  五神 真,樋口卓也
 世界初の有機超伝導トランジスター
  山本浩史
 日本にあった巨大隕石衝突の記録
  尾上哲治

講座:物理の基礎的10の法則 第5回
 マクスウェルの方程式
  細谷暁夫

コラム:パリティのココロ
 自民党と政府,大学教授会の権限をはく奪か
  大槻義彦
information corner フォーラム

9月号予告

執筆者・翻訳者紹介

今月の切手

今月のキーワード
太陽ダイナモ / 暗黒物質 / ヒッグス機構 / 特異速度ベクトル場 / ICP質量分析装置

今月のパリティ
コロナや太陽風を探る自然の探査機
太陽の外層大気は複雑な磁場で満たされ,太陽風が流れ出しているのですが,まだよくわからないことがたくさんあります。探査機を直接送ることもできません。しかし,この領域を通過して太陽をかすめる彗星を観測することで,磁場の詳細な姿が浮かび上がってきました。(p.4)

世紀の大発見のその後の展開はいかに
2012年はヒッグス粒子の発見に沸き立ちました。その後ヒッグス粒子の性質の解析が進み,標準理論を超える素粒子模型,暗黒物質の正体,宇宙の運命といった謎への示唆が現れてきました。ここでは,対称性の破れをキーワードに,ヒッグス粒子の過去から未来までを展望します。(p.12)
アインシュタインが相対論を着想した源泉!?
オーストリアの物理学者マッハは,ニュートンの世界観を再考する1883年の著作『力学の科学』でよく知られています。彼がもたらした展望は,アインシュタインの等価原理の考察でも中心的な役割を果たしていますが,その思索はどのような経験から得られたのでしょうか。(p.22)

有機強相関エレクトロニクスが開く未来
モット絶縁体はクーロン相互作用が強く働く強相関電子系の代表格で,興味深い絶縁体-金属転移だけでなく,数多くの特異な電子物性が見つかっています。電子素子への応用も期待されており,巨大磁気抵抗素子や相転移トランジスターなど,発展が大いに期待されています。(p.46)
合体銀河中の超巨大ブラックホール(p.31)
合体銀河中の超巨大ブラックホール(p.31)

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