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国際深海科学掘削計画の主力船として深部探査を行う「ちきゅう」の写真。くわしくは4ページからの解説「月より遠いマントルへの道」を参照。(©JAMSTEC)

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<今月の切手>
モーリス・ドブロイの切手。
43ページに関連するコラムがあります。
      (通)

(平成26年3月26日郵模第2446号)
arti
世代を超えたマントル掘削の悲願が叶う日も近い!?
月より遠いマントルへの道
  海野 進,K. ニールソン,B. ウッド 草野有紀,海野 進 訳

融解する永久凍土,緑化するツンドラ
変わりゆく北極
  M. O. ジェフリーズ,J. E. オーバーランド,D. K. ペロヴィック 斉藤和之 訳

宇宙史をたどる鍵
ハッブル定数を測る
  M. リビオ,A. G. リース 岡村定矩 訳
arti 新しい原子核の「魔法数」,34
  武内 聡
フォトニック結晶による特殊な光束縛
  A. G. スマート 落合哲行 訳

ニュースダイジェスト
  B. M. シュワルツシルド,R. M. ウィルソン,J. L. ミラー ほか
電子の電気双極子モーメントを求めて / メタマテリアルで音波をひとひねり / 古い美術品の非線形顕微鏡観察 / 太陽ニュートリノをとらえるなら夜間に ほか

クローズアップ:
 古環境指標と数値シミュレーションで探る古気候変動
  大石龍太
 熱力学第2法則と「ゆらぎの定理」の検証実験
  小林研介
 光合成の謎を解くマンガンクラスター電子のふるまい
  倉重佑輝

講座:物理の基礎的10の法則 第2回
 ケプラーの法則と万有引力
  細谷暁夫

随想:いまこそ読みたい物理の名著

コラム:物理っておもしろい?
 物理の横糸
  佐々田博之

コラム:パリティのココロ
 文部科学省「研究室丸ごと誘致」
  大槻義彦
information corner フォーラム

6月号予告

執筆者・翻訳者紹介

今月の切手

今月のキーワード
ハッブル定数 / 標準光源 / Ia型超新星 / 熱力学第2法則 / ゆらぎの定理 / 密度行列くり込み群法

今月のパリティ
再び,前人未踏のマントルをめざして
マントル掘削による試料の採取は,地球の成り立ちや生命の発生を理解するうえで大きな意義をもちます。長年にわたって続けられてきた掘削への挑戦が,日本の地球深部探査船「ちきゅう」の建造により,いまや現実のものになろうとしています。(p.4)

気候モデルの予測を上回る変化が行き着く先は……
北極海の大部分は夏でも融けない広くて厚い海氷に覆われているのがふつうの状態なのだと,かつては考えられていました。しかし海氷は薄くなって後退し,ほかにも永久凍土が融け,ツンドラが緑化するなど,北極全域の環境にいま,さまざまな大きな変化が起こっています。(p.12)
宇宙の標準モデルの謎を解き明かす
遠方の天体の後退速度とその天体までの距離の比であるハッブル定数は,宇宙論の基本パラメーターです。宇宙の年齢にも深くかかわるその数字をめぐって,かつては激しい論争もありましたが,ハッブル宇宙望遠鏡など新しい観測装置によって,精度が劇的に進歩しました。(p.20)

覆水が盆に返らないのはなぜ?
熱力学第2法則は時間の矢の向きを定め,日常の世界を支配しています。原子や分子の可逆な過程からどうして巨視的な不可逆性が出てくるのでしょう? この疑問への大きなヒントが,ゆらぎの定理です。光ピンセットや微細加工などの技術により,実験での検証も試みられています。(p.44)
北半球の年平均地表面気温の変化(p.14)
北半球の年平均地表面気温の変化(p.14)

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