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大型ハドロン衝突型加速器LHCによる衝突実験。新素粒子の発見につながった実験の詳細などは,4ページからの特集を参照。(ATLAS Experiment© 2012 CERN)

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<今月の切手>
LHCの切手。47ページに関連するコラムがあります。
      (通)

(平成24年10月18日郵模第2346号)
特集記事
特集:新素粒子の発見――ヒッグス機構の解明へ
橋本幸士 編

巻頭言:歴史的発見
橋本幸士

万物が質量を得る仕組みとは
新種の素粒子ヒッグス:素粒子の世界におけるその役割
日笠健一

これは「もっとすごいもの」なのかもしれない
新粒子発見,ヒッグス粒子か?
浅井祥仁

超対称性標準模型ははたして,生き残ったのか?
ヒッグス粒子発見の意義
野尻美保子
news ノーベル物理学賞:原子や光の量子状態の測定・操作
高橋義朗

ノーベル化学賞:細胞センサー:Gタンパク質共役受容体
芳賀達也

ノーベル医学・生理学賞:人工多能性幹細胞(iPS細胞)の作製
安田賢二

113番元素の同位体,理研で3個目の合成を確認
森田浩介

分子のアト秒観測に向けて
J. L. ミラー 八ッ橋知幸 訳

完全に近い規則性の自己組織化ナノパターン
A. G. スマート 長谷川博一 訳

ニュースダイジェスト
S. G. ベンカ,A. G. スマート,R. M. ウィルソン ほか
極端な条件の水 / 地質学者の強い味方になる新しい顕微鏡 / シリコンのなかの単原子キュービット / 時間反転対称性の破れ ほか
クローズアップ:
  炭素12ホイル状態の励起とアルファ粒子凝縮
  伊藤正俊
  贋作美術品を見破る加速器イオンビーム
  P. コロン,M. ウィーシャー 湯川雅枝 訳

講座:変分原理と物理学 第9回
 熱力学の変分原理と相反法則
  鈴木増雄

連載:温暖化問題,討論のすすめ
 気候モデルの「しつけ」に関する説明と考察
  河宮未知生

コラム:パリティのココロ
 大学院修了者のメリット
  大槻義彦
information corner フォーラム

1月特大号予告

パリティ2012年総目次

パリティ2012年総目次〈分野別〉

執筆者・翻訳者紹介

今月の切手

今月のキーワード
アフィニティークロマトグラフィー / cDNAのクローニング / 第1原理計算 / 電子-イオンコインシデンス運動エネルギースペクトル / ムーアの法則 / フォトリソグラフィー / スピンコート / 微小角入射散乱 / アルファ粒子凝縮 / 核子の大きさ / ルジャンドル変換 / 臨界指数


今月のパリティ
今後明らかになる標準模型の裏側
素粒子物理学は「標準模型」という統一的な枠組みで記述されますが,実験的にまったく検証されていなかったのが,ヒッグス粒子にかかわる部分でした。標準模型とヒッグス粒子の関係を振り返り,この度の新素粒子発見の意義を解説します。(p.6)

私が生きているうちに見つかるとは思わなかった
素粒子研究者が40年以上にわたって探してきた“ヒッグス粒子”と思われる新粒子が,LHC実験でついに発見されました。「やっと」という安堵感と「やった」という喜び,そして改めて感じる標準理論の偉大さ。現場で胃の痛い思いをした実験家が,その実感を臨場感たっぷりにお伝えします。(p.11)
壁の上のハンプティダンプティ
ヒッグス粒子は見つかったものの,約126 GeVというその質量はとても中途半端な値でした。これは超対称性標準模型のヒッグス粒子なのか,そうでないのか。ヒッグスの質量は微妙な位置でぴたりと止まり,新しい実験が物理をどこかに押してくれるのを待っているのです。(p.17)

量子応用の発展を築いた実験技術
量子系は一般的に測定によって状態が変化してしまう性質がありますが,量子非破壊測定という手法によって,原子や光の状態を測定・操作することが可能となりました。2012年ノーベル物理学賞を受賞したこの業績を紹介し,今後さらに広がる応用についても解説します。(p.22)
キメラマウスの作製(p.27)
キメラマウスの作製(p.27)

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