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2006 年完全再建時のスーパーカミオカンデ検出器。下は満水間近の状態。ニュートリノ実験については,4 ページからの特集「素粒子ニュートリノの正体を探る」を参照。
( 写真提供 東京大学 宇宙線研究所 神岡宇宙素粒子 研究施設)

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<今月の切手>
CERNのLEP実験で得られた結果の切手。31 ページに関連するコラムがあります。
      (通)

(平成平成24年2月21日郵模第2299号)
特集記事
特集:素粒子ニュートリノの正体を探る
巻頭言:ニュートリノの謎の解明へ,最先端素粒子物理の挑戦  橋本幸士

宇宙の物質創成の謎を解き明かす
ニュートリノは素粒子の標準模型を超える
谷本盛光

世界をリードする日本のニュートリノ研究
ニュートリノ振動実験の過去,現在,未来
鈴木洋一郎

追いつけない粒子をつかまえる3つの方法
ニュートリノのへリシティ反転を追い求めて
A. S. ゴールドハーバー,M. ゴールドハーバー 南方久和訳

対立した実験結果を仲裁するには
ニュートリノ振動は対称か?
B. シュワルツシルト 吉岡興一訳
news J-PARCの震災被害と今後の展望
永宮正治

スピン‐軌道相互作用するBEC原子
B. G. レヴィ 平野琢也訳

重力探査衛星B実験の50年
S. K. ブラウ 坪野公夫訳

ニュースダイジェスト
 C. デイ,J. ミラー,S. K. ブラウ ほか
ほぼ完全な秩序の自己集積ナノパターン/ マイクロレンズ効果による惑星探し/クリーギーの化学をとらえた/ 振動数が2倍の光子で電流密度を測定する  ほか
クローズアップ:
電気回路にも宇宙にも現れる浸食柱
M. フォンク 中原明生訳

[講座]

変分原理と物理学 第1回
自然法則のとらえ方と変分原理:大局的視点 鈴木増雄

[随想]

22世紀の物理学を考える
22世紀における物理学の末裔たち 佐藤文隆

[連載]

温暖化問題,討論のすすめ
“CO2 排出削減”という妄想 渡辺正

[コラム]

パリティのココロ
菩薩の否定? 大槻義彦
news フォーラム

5月号予告

執筆者・翻訳者紹介

今月の切手

今月のキーワード
マヨラナ粒子/ 太陽ニュートリノ/大気ニュートリノ/ 無ニュートリノ2重ベータ崩壊/ステライルニュートリノ/ ゲージ場/ドレスト状態/ 測地的効果

今月のパリティ
ディラック粒子? それともマヨラナ粒子?
ニュートリノの質量と混合角は実験で明らかになってきましたが,現在もこの粒子がディラック粒子かマヨラナ粒子か判明していないなど,多くの謎に包まれています。宇宙初期の物質創成を担っていた可能性もあり,その性質の解明は,宇宙の成り立ちを理解するうえでも重要です。(p.6)

新しい素粒子理論への糸口
振動を探るもの,質量を求めるもの,また,太陽ニュートリノや大気ニュートリノを観測するもの,原子炉や加速器を用いるもの……。ニュートリノを追うさまざまな実験が世界中で行われています。これらの実験で何が明らかになり,これから何がわかるのか,未解決の問題は何かをまとめます。(p.12)
私たちはニュートリノに追いつけるか
ニュートリノはごく小さな,しかし,有限の質量をもっています。ヘリシティを反転させるにはニュートリノを上回る速度で飛べばよいのですが,それは非現実的です。でも,ニュートリノがそれ自身の反粒子だとしたら,へリシティの反転を間接的な方法で観測できるかもしれません。(p.20)

4世代目のニュートリノをめぐる攻防
不活性なステライルニュートリノの存在を示す実験結果は2007年の追試で否定されていましたが,最近,再びその存在が示唆されました。それは,ただ余分なニュートリノがあるというだけでなく,相互作用におけるCP対称性の破れ,さらに,新しい相互作用をも暗示しているのかもしれません。(p.27)
重力探査衛星Bの望遠鏡
重力探査衛星Bの望遠鏡(p.40)

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