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単層カーボンナノチューブが骨格をなす論理集積回路の例。カーボンナノチューブは,新たな電子素子材料として期待される。くわしくは,14 ページからの解説記事「ナノチューブ素子はどこまでできたか,どこまでできるのか?」を参照。( I m a g e d r a w n b y V a s i l iP e r e b e i n o s , I B M T h o m a sJ.Watson Research Center.)

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<今月の切手>
マックス・プランク。54 ページに関連するコラムがあります。
        (通)

(平成平成21 年4 月14 日郵模第2033 号)
articles
ホーキングとラプラスの悪魔の対決,勝つのはどっち?
量子ブラックホールと創発する時空間
大栗博司

革新的な進化は,既存の技術の延長にあるとは限らない
ナノチューブ素子はどこまでできたか,どこまでできるのか?
Ph. アボーリス 齋藤理一郎訳

ライバルたちの熾烈な競争と,その夢のあと
ヘリウム液化の意味するもの
河野公俊

今日の量子計算機をめぐる状況は,電子計算機の黎明期のようだ
量子科学が描く新しい地図
C. モンロー,M. ルーキン 伊藤公平訳
news 太陽系外惑星を撮る
B. シュワルツシルト 田村元秀訳

ニュースダイジェスト
P. F. シューウィ,J.ドーソン,J.S.バーディ
プラズマ波と宇宙線/ 50 pmの解像度を達成した電子顕微鏡/ 息づく地球,地割れの排気口/ 粒状媒質を歩き,沈み,泳ぐロボット/ 燃料電池用のカーボンナノチューブ ほか
[クローズアップ]
テニスの物理,考えてみませんか?
R. クロス 小野嘉之訳

[講座]
物理を学ぶ人のために--現象・法則・モデル
第3回 単振動近似を超える現象
鹿児島誠一

[コラム]

:物理っておもしろい?
水はどうして透明なの?
霜田光一

物理の楽しい学び方,教えます
原 康夫

[コラム]

パリティのココロ
フィンランド方式学習法
大槻義彦
information corner フォーラム

7月号予告

執筆者・翻訳者紹介
今月の切手

今月のキーワード

極限ブラックホール/ ホログラフィー原理/トポロジカルな弦理論/ エンタングルメント状態/ 残骸円盤/ コロナグラフ


今月のパリティ
時間や空間は,どうやってできたの?
一般相対性理論と量子力学が統一されるプランクスケールでは,自然界の階層構造が終焉し,時間や空間ですらより根源的な構造から創発されると考えられています。量子ブラックホールについての思考実験によって,謎に包まれたプランクスケールの物理を理解する試みを解説します。(p.4)

目が離せない,ナノチューブ素子の新展開
1947年のトランジスター誕生以来,電子回路の微細化はもはや限界に達しようとしています。そこで注目を集めているのが,カーボンナノチューブです。その多彩な立体構造,比類なき柔軟性,抜群の輸送特性は,シリコンに替わる次世代の素子の材料として,大いに期待されています。(p.14)
低温を制するものは……
昨年,2008年はヘリウム液化100周年の記念すべき年でした。1908年7月10日に,オランダのカマリン・オンネスによって世界で初めて実現されたヘリウム液化は,その後の物理学に何をもたらしたのでしょうか? 低温科学の歴史を振り返りつつ,その意味について考えてみましょう。(p.27)

複雑な量子系の理解から,物理学や工学の発展へ
大きな整数の素因数分解など,ふつうのコンピューターでは困難な計算をたやすくやってのけるという量子コンピューター。実用化はまだまだ先のことですが,目標達成に向けたさまざまな努力が,予想外の新しい科学研究の展開や,量子力学を利用した応用技術の発展を促しています。(p.33)
固体量子コンピューターのイメージ
固体量子コンピューターのイメージ(p.34)

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