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超音波で得られた胎児の映像。特集記事「超音波診断の動向」(p.27)では,超音波の診断能力について,「百聞は一見にしかず? 超音波画像の虚像」(p.34)では,誤った像の可能性について解説されている。

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<今月の切手>

コペルニクス生誕500 年記念。76 ページに関連するコラムがあります。          
        (通)
news
特集:超音波物理の最前線

巻頭言:超音波物理のフロンティアにようこそ
安田賢二,崔 博坤

シャンパンの泡に思いをめぐらせて
音波がつくり出す気泡とその発光
崔 博坤

音のピンセットで安全に操作
超音波放射圧による生体微粒子ハンドリング
安田賢二

地球温暖化防止のための新システム
音響冷凍機
渡辺好章

コラム:太陽の熱エネルギーを冷気に
坂本眞一

診断と治療の新時代へ
超音波診断の動向
E. C. エーベルバッハ 高木堅志郎訳

超音波の幻がもたらすのは,診断の誤りか
百聞は一見にしかず? 超音波画像の虚像
F. W. クレムカウ 斉藤嘉一訳

高齢者や重篤患者にも安心
超音波技術のフロンティア..血管の病変を体外から診る
金井 浩

超音波,タームあれこれ
高木堅志郎
news 固体ヘリウムは“超流動”になると硬くなる!?
J. ミラー 白浜圭也訳

ニュースダイジェスト
P. F. シューウィ, J. S. バーディ
ヒッグスボソンを見つけ出す/ 温室効果は古典的/ 巨大ピエゾ抵抗/ 多色原子レーザー ほか
[随想]
ヘリウム液化競争..ビッグサイエンスのさきがけ
D. ファン・デルフト 家 泰弘訳

光速度測定の巨匠マイケルソン
D. クレップナー 久我隆弘訳

[講座]

叩けば出るのは振動か波か 第4回
不連続の連続近似
原 康夫

[コラム]
科学者の名言? 迷言?
物理法則の“理解”とは
土井恒成

[コラム]
パリティのココロ 『ガリレオ』
大槻義彦

information corner フォーラム


8月号予告

今月の切手

執筆者・翻訳者紹介



今月のパリティ
微小な泡のなかで起こるすさまじい現象
気泡の発生は液体中の圧力と深く関係しています。強い超音波を水中に照射すると,圧力が下がったときに気泡が生まれて膨張し,圧力が上がると今度は収縮します。急速な収縮による断熱圧縮によって気泡内部は数千度,数百気圧にもなり,条件によっては光が放射されるのです。(p.6)

触らなくても物質を捕まえられる,手品のような技術
光ピンセットは集束光で微粒子を制御する技術ですが,同じような試みが音波でも行われています。超音波の放射圧を利用すれば,懸濁液中の微粒子を捕獲したり,特定の方向に配列,配向させることや,さらには流路を流れてくる微粒子を連続的に濃縮することだってできるのです。(p.14)
身体のなかを音で探る
タイタニック号の事故が起こってまもなく,超音波音源が発明され,水中における音響航行法,いわゆるソナー技術が開発されました。軍事技術として発展した超音波技術は,生体組織に関する物理的理解の進歩とあいまって,医療の分野でもこの10年間で大きな発展を遂げています。(p.27)

100年前のビッグサイエンス
いまから100 年前,当時その先進性と規模において世界に比類のない低温研究所であったライデン研究所で,カメリン・オンネスが初めてヘリウムの液化に成功しました。ライデン研究所を立ち上げ,人を集め,運営するには,たんに科学に熟達している以上の能力が必要でした。(p.51)
NaCl 水溶液からのソノルミネセンス
NaCl 水溶液からのソノルミネセンス(p.11)

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