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2008.6 contents
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土星の南極で観測されたオーロラ。可視光と紫外線画像を重ねたもの。太陽風プラズマは,どのようにオーロラを光らせるのか。くわしくは,24 ページからの解説記事「太陽のいぶきと惑星環境― ―太陽系内のプラズマの話」を参照。(NASA/Hubble/Z. Levay andJ. Clarke. )

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<今月の切手>

ニュートンの『光学』。76 ページに関連するコラムがあります。          
        (通)
(平成20 年4 月18 日郵模第1925 号)
news
原子層1枚からなる特異な物質
グラフェン:炭素フラットランドの探訪
A. K. ガイム, A. H. マクドナルド 家 泰弘訳

宇宙を伝わる信号を,ナノ秒,数センチの精度で測定する
ルビジウム原子時計と基礎研究
J. カンパロ 御園雅俊訳

プラズマの観察から浮かび上がる,太陽系の姿
太陽のいぶきと惑星環境――太陽系内のプラズマの話
松岡彩子

物理学のモデルは心臓をどう理解できるのか
心拍異常の非線形ダイナミクス
A. カルマ,R. F. ギルモアJr, 大瀧昌子,石渡信一訳

[コラム]

不整脈はなぜ起きる?
杉山 篤

心臓の拍動メカニズム
福田紀男
news 超高エネルギー宇宙線の源は?
B. シュワルツシルド 榎本良治訳

ニュースダイジェスト
P. F. シューウィ, J. S. バーディ
世界最短の光/ 原子迷彩/ 改良が進む光時計/ 超絶縁状態 ほか
[クローズアップ]
サイクロトロン軌道の物差しで計測するフィボナッチ平面超格子
遠藤 彰

[随想]

男女共同参画企画:ゆったりと流れる時間と無限の自由がそこにはあった
小谷元子


[講座]

叩けば出るのは振動か波か 第3回
1+1=2 ?
原 康夫

[連載]

“標準” はいま――不確かさの考え方と取り扱い方
鳥居寛之


[コラム]
科学者の名言? 迷言?
物理の中の自己言及
土井恒成

[コラム]
パリティのココロ 霊界の次元
大槻義彦

information corner フォーラム



7月号予告

今月の切手

執筆者・翻訳者紹介



今月のパリティ
原子層たった1枚の究極のフラットランド
グラファイトのこすり跡のなかから数年前に初めて取り出された,炭素の1 原子層からなる宇宙のなかでもっとも薄い物質,グラフェン。性質がきわめて魅力的で半世紀以上にわたって理論的に研究されてきた2 次元系が,ついに実験対象として手に入るようになったのです。(p.4)

ナノ秒レベルの測定をめざして
携帯電話の通信からGPSまで,原子時計,とくに小型で高出力なルビジウム蒸気セル時計が利用されています。装置の改良と小型化のために,原子物理や化学物理のより深い理解が必要です。蒸気セル時計は,どのように現代の時間計測で重要な役割を果たすようになったのでしょう。(p.14)
太陽からのプラズマの風がみせる,さまざまな現象
緑や青,赤い光が,輝くカーテンや柱となって夜空を染めるオーロラは,もっとも美しい自然現象の1つです。一方,地球の周囲には放射線帯があり,人工衛星の機器さえ壊すことがあります。かたや美しく,かたや恐ろしい2つの現象は,成因をたどると同じところに行き着くのです。(p.24)

非線形ダイナミクスの技法で不整脈を解明する
心臓疾患による突然死の防止や治療には,生命を脅かす不整脈の起源を理解し,新しい治療でアプローチすることが必要です。物理学,生物学,医学にわたる分野横断的研究により,いつ起こるかわからない致命的な不整脈を予知し,防ぐための突破口が見つかるかもしれません。(p.32)
チップスケールの原子時計
チップスケールの原子時計(物理パッケージ)(p.22)

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