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ネズミの頭部の冠状断面像。MRI(上)とPET(中)の組み合わせ(下)は,骨盤付近の病気の診断に,より多く使われるように なるだろう。くわしくは34ページからのニュース記事「陽電子放射断層法と磁気共鳴画像法を組み合わせる」を参照。

stamp img<今月の切手>
ルイ・ド・ブロイの(物質)波の発見。61ページに関連するコラムがあります。
        (万)
news
生物学の,より完全な理解をめざして
数理解析で生命の国を探検する
M. W. ディーム 相田拓洋, 伏見 譲 訳

双安定性と外場による状態制御
注目を集めるマルチフェロイック物質
有馬孝尚

可視化ツールを利用した指導は有効か
学生たちの量子力学に対する思い違いを一掃する
C. シン, M. ベローニ, W. クリスチャン 櫻井捷海 訳
news 量子検出限界に近づきつつあるNEMS
R. フィッツジェラルド 大塚洋一 訳

陽電子放射断層法と磁気共鳴画像法を組み合わせる
C.デイ 永井康介 訳

論文類似性チェックの試行
T.フェダー 家 泰弘 訳

ニュースダイジェスト
P. F. シューウィ,B. P. スタイン,D. カステルヴェッキ
ニュートリノの異常な性質の1つが解明された / 重力探査衛星B / テバトロンのヒッグス探しが加速する ほか
[クローズアップ]
ナノグラフェンの不思議な電子構造と磁性
榎 敏明

[随想]
アンドロメダ銀河に暗黒物質を見つけて
V. ルービン 粟木瑞穂 訳

[講座]

惑星科学入門 第4回
小惑星と隕石
中本泰史

[コラム]

メイドインジャパン物理用語
場の量子論編 ウォード-高橋恒等式
中西 襄

物性編 朝永-ラッティンジャー液体
川上則雄

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フォーラム

8月号予告
今月のキーワード
生体モーター / 進化・適応 / プリオン神経変性症 / 26Al / 放射年代測定

執筆者・翻訳者紹介



今月のパリティ
生物にとって,ゆらぎとは? 多様性とは?
細胞から生物個体まで,ゆらぎはどんな役割を果たしているのでしょうか ――これは興味深い物理学の問題です。数学の理論が発展すれば,進化の過程でさまざまな生物が出現する確率を定量化できるかもしれませんし,薬剤やワクチンの分子設計に役立つかもしれません。(p.4)

多電子系に特有の電磁気学って,どんなもの?
多重強秩序といった意味の“マルチフェロイック”という言葉が,物質科学の分野で最近よく聞かれるようになりました。磁場と電気分極,あるいは電場と磁化の間に働く強い相関現象などに関心が集まり,物性物理やデバイスへの応用など,さまざまな視点から研究が行われています。(p.13)
問題点を明らかにし,知識を構築しなおすためのツール
直観に反する不思議な量子論の基礎はともかく,定常状態の意味や重要性,期待値の意味,波動関数の性質といった基本的なことについて,学生たちの多くは根深い思い違いをしているようです。コンピューターを使う新しい学習ツールと指導法は,この状況を変えられるのでしょうか?(p.20)

指先が凍えるような寒くて暗いドームのなかで
それが何でできているのかはともかく,宇宙にある物質の90%以上が暗黒だということがいまではわかっています。そのような結論が導かれるきっかけとなったのは,アンドロメダ銀河M31の回転速度の測定でした。この研究に携わった女性天文学者が,その当時を回想します。(p.50)
小惑星の分布
小惑星の分布(p.55)

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