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2006年8月7日世界時4時35分,地球観測衛星アクアによりフィリピン沖で観測された台風,サオマイ,マリア,ボーファ。地球温暖化により台風の数は減るというがなぜなのか。くわしくは43ページからのクローズアップ「地球温暖化で台風はどうなる」を参照。(Image courtesy of MODIS Rapid Response Project at NASA/GSFC)

stamp img<今月の切手>
メンデレーエフの元素の周期表。51ページに,関連するコラムがあります。
        (万)
news
技術の基盤整備に向けて,「ちょっと考えよう。」
高分子電解質燃料電池のなかの水ー敵か味方か
M. エイカリング,A. コルニシェヴ,A. クサーナク 水崎純一郎 訳

弱い重力レンズ効果の利用を可能にしたものは……
見えない“暗黒物質”を見る
谷口義明

測定科学における革命は,こうして始まった
精密レーザー分光学の黎明期
R. G. ブリューワー, A. ムーラディアン, B. P. ストイチェフ 佐々田博之 訳
news 暗黒エネルギーは100億年前から宇宙に
B. シュワルツシルド 嶋作一大 訳

軟X線自由電子レーザーが解き明かすマイクロメートルの構造
C. デイ 高田昌樹 訳

ニュースダイジェスト
P. F. シューウィ,B. P. スタイン,D. カステルヴェッキ
量子化された磁気抵抗 / かつてない速さでのデータ送受信 / 太陽フレアがオゾン層に及ぼすダメージ ほか
[クローズアップ]
地球温暖化で台風はどうなる
杉 正人

[随想]
知識と信条―科学者の言葉づかいに関する1つの提言
H. クイン 小林俊一 訳

[理科教育]

衛星と惑星のはざまで
後藤信行

[コラム]

メイドインジャパン物理用語
物性編 近藤効果
吉森昭夫

素粒子・原子核編 湯川ポテンシャル
玉垣良三

[講座]

惑星科学入門 第3回
固体の惑星
中本泰史

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フォーラム

7月号予告
今月のキーワード
ベータ崩壊

執筆者・翻訳者紹介



今月のパリティ
水は燃料電池の敵? それとも味方?
内燃機関が19世紀や20世紀に果たしたような役割を,21世紀の燃料電池が担うことになるのでしょうか? それは,反応生成物でもありプロトンの運び手でもあり,さらには致命的な問題を引き起こしもするという,水の複雑な役割との戦いにかかっているのです。(p.4)

正体不明の物質,ダークマターの分布を知るための奥の手
弱い重力レンズ効果,つまり銀河の形の微妙なゆがみを利用すれば,大きな銀河団がない場所でもダークマターの情報を得ることができます。いままで誰もうまく使うことができなかったこのテクニックの使用を可能にしたのは,100万個以上の銀河についての詳細なデータでした。(p.14)
レーザー技術と分光学の幸せな結婚生活の始まり
1960年代初頭にレーザーが発明されるや,すぐに分光学への関心が高まりました。2分野の融合はその後,原子の反跳やラムシフトなど,物質と光の相互作用について多くの基礎的発見と実験技術をもたらすことになるのです。このルネッサンスはどのようにして起こったのでしょうか。(p.21)

地球の温暖化で台風の数は減る!?
温暖化によって大気中の水蒸気が増えて,台風は現在より強くなり,その数も増えるはず――常識的にはこのように予想されるでしょう。しかし最近の数値モデルによる予測実験では,強い台風の数は増えるものの,台風の総数は減少するというのです。いったいなぜでしょうか?(p.43)
25フェムト秒の単パルス軟X線によって照射された
標的からの回折パターン
25フェムト秒の単パルス軟X線によって照射された標的からの回折パターン(p.36)

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