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ホウセキゾウムシ(Eupholus nickerli)。ゾウムシに見られる色は,フォトニック構造によるものである。くわしくは,4ページからの記事「光を操るフォトニック結晶」を参照。(撮影:小檜山賢二,マイクロフォト コラージュの手法で撮影。興味のある方は,http:// kohiyama.
wem.sfc.keio.ac.jp/をご参照ください。)

news
科学的知見が,巨大事業の遂行を効率化した
旧核兵器工場のクリーンアップ
D. L. クラーク,D. R. ジャンキー,L. J. レーン 藤井靖彦 訳

3次元トポロジーはこれでもうおしまい?
ポアンカレ予想は解決!
小島定吉

ベンガルの名家に生まれた天才と,アインシュタインとの絆
ボース統計を創った男
K. ワリ 小野義正 訳
news ニュートリノの未知の混合角の探求
T. フェダー 安田 修 訳

名曲を生み出すトポロジー
S. K. ブラウ 家 泰弘 訳

ニュースダイジェスト
P. F. シューウィ,B. P. スタイン,D. カステルヴェッキ
紅茶の葉がヒントになった新しい血液分離技術 / 高価な木を音で見つけ出す / 重力波の背景放射 ほか
[クローズアップ]
光を操るフォトニック結晶
P. ブクシッチ 久我隆弘 訳

[随想]
男女共同参画企画:反面教師からのメッセージ
田島節子

[理科教育]

物理の伝説・俗説
R. P. クリース 家 泰弘 訳

[コラム]

メイドインジャパン物理用語
素粒子・原子核編 坂田模型
井町昌弘
天文宇宙編 平山族(小惑星)
古在由秀

[講座]

惑星科学入門 第1回 太陽系の概観
中本泰史

information corner
フォーラム

5月号予告
今月のキーワード
等質リーマン構造 / CP非保存 / ニュートリノ混合角 / レッジェポール

執筆者・翻訳者紹介



今月のパリティ
国家的な環境問題を解決に導いたものは
70年の年月と370億ドル以上の費用がかかると見積もられていた,核兵器工場の閉鎖作業。それが準備作業の着手から10年にも満たない期間と70億ドルの費用で完了してしまったのです。プロジェクト遂行を効率化したのは,放射性化合物の物理的,化学的挙動についての知見でした。(p.8)

ポアンカレ予想と宇宙の形
ロシアの数学者ペレルマンが論文を発表してから3年,その偉業がやっと認知されるようになりました。幾何化予想の解決は,3次元多様体のトポロジーが分類できることを意味します。“宇宙の形”についても,これからは「何か?」ではなく「どれか?」が問われることになるのです。(p.17)
「われわれはすべて先生の生徒」
裕福なベンガルの家庭に育った,量子統計の創始者ボース。ラプラスかコーシーの生まれ変わりかとさえいわれ,大学も優秀な成績で卒業したのですが,就職をめぐってずっと苦労していました。そんな彼の論文を評価し科学界に知らしめてくれたのが,かのアインシュタインでした。(p.24)

5億年も前から使われてきた光の技術
フォトニクスとは,光子の流れをつくり出し,自由に操る技術です。信号処理,情報通信,計算処理,天文学,生命科学,そして医学といった分野での技術革新を下支えし,大いに注目を集めているのですが,実はこの手法,自然界ではなんと5億年も前から使われていたのです。(p.4)
インド楽器,エスラージを弾くボース
インド楽器,エスラージを弾くボース(p. 28)
(Courtesy of Falguni Sarkar.)
フランスの原子力発電所からのニュートリノの観測
フランスの原子力発電所からのニュートリノの観測(p.36)

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