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今月のキーワード
地震波トモグラフィー / 地球シミュレータ / (地震波)速度構造
●地震波トモグラフィー[seismic tomography]
観測された地震記録から地球内部の地震波速度などの3次元分布を推定する手法のこと。医療分野で人体の断層写真を撮るために用いられるCT(computed tomography)スキャンではX線を使うのに対して,地震波トモグラフィーでは地震波を使って地球内部を調べる。断層写真が得られる点で両者は似ているが,X線CTでは減衰の割合をデータとするのに対して,地震波トモグラフィーでは主に伝播に要する時間を使うといった相違点もある。(p.13「地震で地球の内部を探る」)


●地球シミュレータ[Earth Simulator]
海洋研究開発機構が有する分散メモリー型並列計算機。640台の計算ノードから構成される。各ノードはベクトル型計算プロセッサー8台が主記憶装置16GBを共有する共有メモリー型並列計算機。理論ピーク性能は40Tflops。2005年6月現在,スーパーコンピューターのTOP500ランキング第4位。(p.13「地震で地球の内部を探る」))


●(地震波)速度構造[seismic velocity structure]
地球内部の地震波速度の空間的な分布のこと。縦波P波,横波S波それぞれに対して「P波速度構造」,「S波速度構造」のように使う。また,深さ方向の変化だけを扱う場合は「1次元(あるいは球対称)速度構造」,3次元的な分布を扱う場合は「3次元速度構造」と表現する。(p.13「地震で地球の内部を探る」)


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