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衝撃波防止ケースに入れられた光電子増倍管。1本1本衝撃波防止ケースに入れ,装置内部に取りつけ直す作業が行われた。くわしくは、32ページからのニュース記事「スーパーカミオカンデ再スタート」参照。
(東京大学宇宙線研究所 提供)

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2003.04 stamp img<今月の切手>
(上)聴診器,(中)手術室の外科医,(下)レオナルド・ダ・ビンチの人体デッサン            (万)
information corner
いつも話題の中心にあった,量子力学ならではの現象
量子力学の確立とトンネル効果
E. メルツバッカー 宮野 健次郎 訳

宇宙船地球号の未来がかかっている
ニュートン的世界像とダーウィン的世界像の統合をめざして
J. ハート 家 泰弘 訳

高分子はどこまで思い通りに操ることができるのか
サイズのそろった高分子ミセルを瞬時につくる・並べる
青島 貞人,柴山 充弘

information corner スーパーカミオカンデ再スタート
中畑 雅行


AFMアレー記録装置
B. G. レヴィ 宮野 健次郎 訳

ニュートン重力定数測定の行方は?
黒田 和明

カムランド:ついにとらえた原子炉ニュートリノ欠損現象!
白井 淳平

ニュースダイジェスト
P. F. シューウィ,B. P. スタイン,J. リオーダン
カーボンナノチューブの共鳴振動数を調整する / 連続的変数の量子シミュレーション / X線の干渉計      
ほか
[クローズアップ]
森林のパターンはどうしてできるか?
佐竹 暁子

回転系のパラドックス ― 円周率はπより大か小か
松田 卓也,木下 篤哉

[随想]

危機に瀕する科学の伝統
R. ラフリン 家 泰弘 訳

ローマ,パニスペルナ通りのフェルミ
H. A. ベーテ,H. ベーテ 磯 暁 訳


[講座]

有限温度の物理学―エントロピーの考え方―
第1回 
熱とは,温度とは:熱力学の枠組み
宮下 精二

[連載]
天才だってつらいよ ― 物理学者列伝
苦悩を乗り越えた理性― アンペール
太田浩

[コラム]

知ってるつもりの科学用語A to Z P
土井恒成
information corner フォーラム
5月号予告
今月のキーワード
自己相似性 / 疎水性相互作用 / リビング重合/ クロダ効果 / BIPM / 原子炉ニュートリノ / 地球ニュートリノ / 縞枯れ現象 / ギャップ動態 / 種子生産の豊凶 / 花粉制約

執筆者・翻訳者紹介



今月のパリティ
越えられないはずの壁の向こうに粒子がしみ出したら……
1920年代の半ばに量子力学が定式化されるや,若い理論家たちはこぞってさまざまな現象に応用しようとしてきた。なかでもめざましいのがトンネル効果の解明で,この現象は固体物理から核物理,さらには星の内部や初期宇宙の元素合成でも,重要な役割を果たしていたのだ。(p.4)

地球環境の重要な問題に立ち向かうために必要なこと
物理学者と生態学者とでは,研究対象の扱い方が大きく異なっている。単純明快さや普遍性を追求するか,対象の個別的な性質を大切にするか――しかしこのようにまったく違うアプローチを1つに統合することこそが,新しい道を拓くためにいま必要とされているのかもしれない。(p.14)
タンパク質の複雑な機能の鍵はどこに?
複雑な機能をもつタンパク質の構造をみてみると,アミノ酸配列が意外に簡単なことに驚かされる。重要なのは実はその立体構造や凝集構造なのだが,その仕組みはまだよくわかっていない。今回はもっとも簡単なモデルであるミセルの形成を通して,自己組織化の謎に迫る。(p.24)

不思議な“縞枯れ”現象の秘密
北八ヶ岳の縞枯山では,山腹を覆う針葉樹の森に樹木の立ち枯れた帯が現われ,それが年に1〜2mの速さで山頂へ向かって動いていくといわれている。この十数年の間,数学や物理学の手法によってこのようなパターンが形成される仕組みが研究され,さまざまなことがわかってきた。(p.49)
ロッキー山脈生物学研究施設の亜高山帯草地
ロッキー山脈生物学研究施設の亜高山帯草地(夏)(p.22)

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