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ピタゴラスが弦を奏でている様子。弦の長さではなく,張力が調和比になっている。背景は,各惑星の角速度を楽譜上に表したもので,ケプラーによる。くわしくは,11ページからの解説記事「音楽を素材とする物理授業のすすめ」を参照。


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2002.11 stamp img<今月の切手>
ダイヤモンドの原石と結晶構造   (万)

news
次に出てくるのはどんな驚きの芽だろうか
原子がつくった筒――カーボンナノチューブ
齋藤理一郎

科学を専門としない学生に,本当に教えるべきことは何なのか

音楽を素材とする物理授業のすすめ
G.N.ギブソン,I.D.ジョンストン 家 泰弘 訳

低侵襲治療の切り札となるかもしれない

音波外科療法――超音波を用いた先端的治療
G.テー・ハー 梅村晋一郎 訳

見え隠れする強相関電子系の問題

人類最古の磁性体マグネタイトの謎
妹尾仁嗣
news 宇宙にある超精密時計―ミリ秒パルサー
花土ゆう子

ナノチューブ極微小真空管
C.デイ 宮野健次郎 訳

核磁気共鳴で見る酵素のダイナミクス
C.デイ 木寺詔紀 訳

ニュースダイジェスト
P.F.シューウィ,B.P.スタイン,J.リオーダン
標準モデルの高精度な検証/宇宙論から定まるニュートリノ質量の上限/複雑さを測る新しい方法  ほか

[クローズアップ]
世界初の偏極衝突型加速器の誕生
延與秀人

[随想]

信念を曲げなかった2人の理論家
M.S.ターナー 磯 暁 訳

生命倫理と“ゲノムひろば”
加藤和人

[講座]

物理と数学の2重らせん 第8回
無限可積分系
薩摩順吉

[コラム]

知ってるつもりの科学用語A to Z k
土井恒成

information corner フォーラム
12月号予告
今月のキーワード
ガンの加熱治療/フラストレーション/冷陰極(電界放射陰極)/MEMS/酵素ダイナミクス/異性化酵素/核子スピンの危機/ゲノム研究/生命倫理

執筆者・翻訳者紹介



今月のパリティ
すくすくと伸びゆくナノチューブ研究の樹
ナノチューブの研究も始まって10年,身近なところで次々と大きな成果を上げているのには驚くばかりである。理想的な吸着剤として,またきわめて細い針や導線として,さまざまな応用も実現されつつある。次の10年間,この物質をめぐる研究はどのような展開を見せるのだろうか?(p.4)

知的な深みとともに幅のある授業をめざして
古典力学のような抽象的世界に慣れていない学生たちに科学の本質を教えるには,教師は学生たちとの共通の基盤を見つけなくてはならない。物理とはその根源において密接に関連した知的活動の分野である音楽は,身近でしかも積極的な興味を引くような舞台を提供するはずである。(p.11)
ニュートリノが宇宙物理学を変えた
ノーベル賞を受賞した小柴昌俊教授やデイビスらの観測が明らかにした太陽ニュートリノ問題は,バーコールに,太陽モデルの再検討を促すとともに,ニュートリノ物理学の解くべき課題を示すことになった。宇宙物理学を精密科学に変えるさきがけとなった2人の理論家を紹介する。(p.54)

おなじみの物質に隠された大きな謎
“磁石”という言葉の語源でもあるマグネタイト(磁鉄鉱)はギリシャ時代から知られているが,その性質は完全に理解されているわけではない。60年前に発見された金属‐絶縁体転移はその最大の謎であり,これまでの常識を覆す実験結果が最近次々と報告されている。(p.29)
カーボンナノチューブでできたエミッターアレー
カーボンナノチューブでできたエミッターアレー(p.39)

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