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太陽観測衛星「ようこう」は,昨年,打ち上げ10周年をむかえた。太陽活動サイクルのほぼ1周期分を世界で初めて観測したことになる。くわしくは32ページからの解説記事「太陽フレアとコロナはどこまで解明されたか?」を参照。


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2002.09 stamp img<今月の切手>
(上)子午線と時計
(中)地球上の子午線
(下)グリニッジ天文台を通る子午線とエアリー(天文学者でグリニッジ天文台台長) (万)

news
物理学と材料科学,そして応用が密接にからみ合う舞台
粒界で決まる高温超伝導応用法
J. マンハルト,P. チャウダリー 井口家成 訳

確実にわかっていることと,つきることのない驚きと

熱乱流:その構造とスケーリング
L. P. カダノフ 佐野雅己 訳

トップに立つ余地は,いつでも残されている

生体分子1個を操る
T. ストリック,J. -F. アルマンド,V. クロクエット,D. ベンシモン 安田賢二 訳

100万度という高温の謎を解く鍵が見つかった

太陽フレアとコロナはどこまで解明されたか?
柴田一成
news 磁気秩序と高温超伝導
B. G. レヴィ 永崎 洋 訳

超伝導量子ビットの実現が見えてきた
R. フィッツジェラルド 家 泰弘 訳

ニュースダイジェスト
P. F. シューウィ,B. P. スタイン,J. リオーダン
2個のチャームクォークを含むバリオン/氷の下の湖にいる生命/光学的な豆鉄砲  ほか

[随想]
階層的モデリング
土井正男

[随想]

物理学者としてのアリストテレス
M. ローワン=ロビンソン 家 泰弘 訳

[理科教育]
私ならこうする”総合的な学習の時間” 地球環境問題をテーマとした科学実験
川村康文

[コラム]

知ってるつもりの科学用語A to Z I
土井恒成

[講座]

物理と数学の2重らせん 第6回
ソリトンの発見
薩摩順吉

information corner 行ってみました科学館:
沖縄には科学館がない!!
美宅成樹

フォーラム
10月号予告
今月のキーワード
バイクリスタル/結晶粒界/レーリー-ベナール対流/プリューム/スケーリング(則)/ATPの加水分解/揺動散逸定理/光ピンセット/コロナ/アルヴェーン時間/(高温超伝導体の)電荷スピン整列/キュービット/シミュレーション/階層的モデリング/材料設計

執筆者・翻訳者紹介



今月のパリティ
厄介者の粒界も人の役に立つようになる?
高温超伝導材料に生じてしまう粒界についてはこれまで,それをどううまく使うか,好ましくないふるまいをどうやって避けるかという観点から議論されてきた。ところが最近の実験では,粒界の特性をわざと変え,量子計算や線材への応用に役立てようという試みが行われている。(p.4)

複雑系の研究が教えてくれた教訓とは
対流などの複雑性の研究は一時期,何か新しい科学を生み出すものと信じられていた。しかし期待された一般法則の代わりに見いだされたのは,ある教訓だった。つまり,一般的な考えは広い適用性をもっているが,その使い方に関しては注意と的確な判断が必要だということである。(p.13)
分子の世界を探検する興奮
光ピンセットや磁気ピンセットなど,今日では1分子を操る方法がいくつも開発されている。1個のタンパク質分子やDNA分子を直接いじったときの応答を観察することで,従来知ることのできなかったこれらの生体分子の構造と機能について,より多くのことが明らかになってきた。(p.22)

ギネスブックものの観測成果
太陽X線観測衛星「ようこう」は1991年の打ち上げ以来,10年という長期間にわたって連続観測を続けてきた。その間に観測されたフレアやコロナの膨大なデータから,フレアの磁気リコネクション説がほぼ確立され,コロナの予想外のダイナミックな姿が明らかになったのだ。(p.32)
バイクリスタル粒界
バイクリスタル粒界(p.5)

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