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来日したラフリン博士が,「さわやか千葉県民プラザ」において一般市民向けに講演を行った。講演の内容は,4ページからの解説記事「物質の自己組織化」を参照。


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2002.06 stamp img<今月の切手>
(上)関孝和。江戸時代の和算家。
(中) 国際数学年(イタリア)。
(下)国際数学者会議(星形多面体と地球)。

news
自然が組織的である原理を明らかにする
物質の自己組織化
R. ラフリン 著 福山秀敏 訳

障害物が情報伝達速度を増加させる

乱雑な環境を巧みに生かす通信技術
S. H. シモン,A. L. ムースタカス,M. ストイチェブ,H. セイファー 著 霜田光一 訳

場の量子論の枠組における定式化

格子上のカイラル対称性
青木慎也

ハイゼンベルクは原爆計画に携わっていなかった

第2次世界大戦中のドイツのウラニューム計画
H. A.ベーテ 著 山本祐靖 訳
news ついに確認された光による電子線回折
S. K.ブラウ 著 宮野健次郎 訳

繕われた“標準模型のほころび”
B. シュワルツシルド 著 磯 暁 訳

VLBIでギガビット観測が可能に
中島潤一,木村守孝

バブル核融合
B. G. レビ 著 宮野健次郎 訳

ニュースダイジェスト
P. F. シューウィ,B. P. スタイン,J. リオーダン
縮退フェルミ気体の全光学式トラップ/ホットなナノチューブ/太陽系内で最大の物体  ほか

[クローズアップ]
スピンカイラリティー
永長直人

数学の鍵かします 数学的多体量子散乱
足立匡義

[随想]

なぜ重力は弱いのか--プランク峰登攀記 I
F. ウィルツェック 著 磯 暁 訳

[理科教育]
ローレンツ収縮の落し穴
伊藤仁之

伊藤仁之教授の反論への反論
松田卓也,木下篤哉

[コラム]
知ってるつもりの科学用語A to Z F
土井恒成

[講座]

物理と数学の2重らせん 第3回
力学系をとらえる
薩摩順吉

ここが気になる学校物理 第10回
ミクロな現象の物理
兵頭俊夫

information corner フォーラム
7月号予告
執筆者・翻訳者紹介

「今月のキーワード」は休みます


今月のパリティ
集団がつくり出す自然の法則
ものごとの究極原因を突きとめることが,はたしてわれわれの住む世界を理解し,制御することにつながるのだろうか? そうではなく「組織化の新しい原理」の探求こそが自然を理解するかなめとなる。ラフリン博士が「組織化」にまつわる科学を,一般市民に向けてわかりやすく語った。(p.4)

障害物をうまく使って無線通信の性能を向上させる
携帯電話やLANなど,高速な無線通信の需要は増えるばかりである。実際の環境では電波の散乱が避けられないが,実は散乱体の存在こそが情報伝達速度向上の決め手となっていた。さらに,多くの似たような問題を抱えるメゾスコピック物理の考えが,通信技術の発展を支えている。(p.11)
素粒子の世界でカイラル対称性が果たす役割
連続時空を格子構造に見立てることで,強い相互作用をする素粒子の「場の量子論」が,数学的に厳密に定義できるようになった。格子上のフェルミオンに対するカイラル対称性のくわしい考察から,パイ中間子の質量をはじめとする,素粒子物理学の疑問に説明を与えることができる。(p.19)

液体中に発生した泡の崩壊に伴って核融合が起こる!?
重水素化アセトンに超音波を照射して発生する泡の中で重水素-重水素核融合反応が生じたという発表は,センセーションを巻き起こした。しかし,周囲の科学者はいまのところ彼らの発見に納得してはいない。バブル核融合が起こっている証拠は示されるのか。(p.42)
散乱の多い環境におけるマイクロ波の相関
散乱の多い環境におけるマイクロ波の相関(p.16)

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