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岐阜県神岡鉱山の旧カミオカンデ検出器のあった空洞に設置されているカムランド検出器。準備運転を終えて2002年1月22日データの取得が開始された。くわしくは32ページからの解説記事「佳境に入ったニュートリノ振動実験」を参照。
(東北大学大学院 理学研究科附属ニュートリノ科学研究センター提供)


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<今月の切手>
(上)フェルミ生誕100年記念,アメリカ。
(下)ハイゼンベルク生誕100年記念,ドイツ。
       (万)

news
エロスに着陸した探査機が開く太陽系研究の新たな窓
小惑星:その素顔に迫る
C. R. チャップマン 著 渡部潤一 訳

遺跡の時代・素材・来歴は,物理学で解明できる

考古学と物理
E. G. ギャリソン著 家 泰弘 訳

ヘリウム環境中の相互作用による分子分光や超流動の微視的研究

極低温ナノ実験室としての超流動ヘリウム液滴
J. P. テニーズ,A. F. ビレソフ,K.B. ホェイリー著 河野公俊 訳

各種実験の開始で弱い相互作用研究は転換期を迎えている
佳境に入ったニュートリノ振動実験
南方久和
news X線で追う生体1分子の動き
佐々木裕次

アーベル賞の創設
T. フェダー著 家 泰弘 訳

地震波は地軸方向に速く伝わる
B. G. レヴィ著 宮野健次郎 訳

炭素だけから磁石ができる?
B. G.レヴィ著 岩佐義宏 訳

ニュースダイジェスト
P. F. シューウィ,B. P. スタイン,J. リオーダン
気候変動を引き起こしたランダムな“ノイズ”,相転移する原子核,量子重力状態  ほか

現代からくり考
キヤノン インクジェットプリンター
浅井 朗,中島一浩

[クローズアップ]

数学の鍵かします
組みひもの幾何学と数理物理
河野俊丈

[随想]

フェルミとハイゼンベルク,生誕100年
井口道生

[コラム]
知ってるつもりの科学用語A to Z D
土井恒成

[講座]

物理と数学の2重らせん 第1回
微積分の力
薩摩順吉

[講座]

ここが気になる学校物理 第8回
誘電体
兵頭俊夫

information corner フォーラム
5月号予告
執筆者・翻訳者紹介

「今月のキーワード」は休みます


今月のパリティ
太陽系が生まれたころの記憶をたどる
ともするとその存在を忘れてしまいそうな小惑星は,しかしその小さなサイズゆえに,太陽系初期の貴重な情報を現在に至るまで保持してきた。昨年小惑星エロスに着陸した探査機は,これら小天体の素顔を初めてかいま見せてくれただけでなく,太陽系研究に新たな窓を開いたのだ。(p.4)

人類の過去を知るための鍵を握る物理学
古代の遺物を発見したとき問題になるのは,それがどのくらい古いものなのか,何でできているのか,どこから来たのか,といったことである。考古学に真の革命をもたらした放射性炭素年代測定法をはじめ,物理学は考古学者がわずかな証拠から答を見いだすための道具となっている。(p.13)
驚きがいっぱいの量子液体現象
噴水効果やフィルムフローおよびクリープ,量子渦など多くの信じられない現象を示すヘリウム4の超流動現象は,1938年に発見されて以来,物理学者たちを魅了し続けてきた。最近になって新しい実験手法が開発され,ヘリウム液滴の微視的な性質も探れるようになってきた。(p.22)

ニュートリノ研究者たちの興奮の日々
遠方で生まれたニュートリノが検出器に向けて飛んでくるうちに別の種類のニュートリノに“変身”してしまう現象,それがニュートリノ振動である。神岡での大気ニュートリノの観測に続いて加速器のビームを用いた実験も行われ,弱い相互作用研究の歴史は新たな転換点を迎えている。(p.32)
超流動成分の局所的な乱れ
超流動成分の局所的な乱れ(p.29)

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