index top index 2002index  index
2002.01contents
2002.01 contents img

近傍の宇宙でも,銀河の衝突は頻繁に起きている。ウルトラ赤外線銀河は,ガス量の多い複数の銀河の合体で生じたもので,非常に激しいスターバーストが起きている。大量に放射される紫外光は,星生成領域やその周辺部にあるダストを暖め,数十ケルビンに暖められたダストは,莫大な量の赤外線を再放射する。くわしくは44ページからの特集記事「衝突する銀河」参照。(ゥNASA)


2002.01 stamp img2002.01 stamp img2002.01 stamp img
<今月の切手>
(上)中谷宇吉郎。低温科学,特に雪に関する研究が有名。
(中)雪の結晶。
(下)地球。  
      (万)

2001年のニュース総まとめ
特集:物理科学,この1年
物理一般(原子・分子物理,ビーム物理,流体力学,プラズマ物理,光科学)/凝縮系の物理/素粒子物理/原子核物理/天体物理/生物物理/地球惑星物理
news 海水温上昇にみられる地球温暖化
B. G. レヴィ著 住 明正 訳

カオスを飼い慣らすフィードバック
C. デイ著 早川美徳 訳

光トラップでボース‐アインシュタイン凝縮を達成
B. G. レヴィ著 香取秀俊 訳

燃料電池の電解質として有望な固体酸
R. フィッツジェラルド 村橋俊明 訳

アストロEの悲劇からの再起
井上 一

ニュースダイジェスト
P. F. シューウィ,B. P. スタイン,J. リオーダン
単一分子レベルでのCO2生成の観測/くっついたり滑ったりするナノサイズの泡/ループ量子重力  ほか

[コラム]
知ってるつもりの科学用語A to Z A
土井 恒成

[講座]

ポケットに電磁気を 第10回
胡蝶の夢
勝本信吾

[講座]

ここが気になる学校物理 第5回
波の式と波のエネルギー
兵頭俊夫

information corner 読者の広場
2月号予告

パリティ2001年総目次

今月のキーワード
温室効果気体/エアロゾル/カオス/双極子トラップ/燃料電池/触媒の被毒/X線天文学

執筆者・翻訳者紹介



今月のパリティ
“周期表の孤児”は新たな戦国時代への扉を開くか
市販されている一般的な物質MgB2が転移温度40Kの高温超伝導体だったという発見は,世界中で大きな反響を呼んだ。また,磁性元素を含まないホウ素化合物が強磁性を示すことが報告されている。物性物理学の常識は書き換えられ,新たな定性的モデルを模索しなくてはならないのだろうか。(p.16)

月面着陸に匹敵する生物化学の偉業
2001年は生物科学の歴史上もっとも輝かしい年となった。ヒトゲノムの情報が明らかにされたのである。そしていま,ゲノム解析後の最大の問題,すなわちタンパク質の構造と機能の決定において,物理学には非常に大きな貢献が期待されている。(p.55)
固体酸を電解質に用いた新しいタイプの燃料電池とは?
水素と酸素の化学反応から電気をつくる燃料電池は,クリーンで効率のよい発電手段であるため,実用化への期待が寄せられている。電解質のプロトン伝導度が発電効率向上の決め手となるが,従来の燃料電池の電解質が抱える動作温度などの問題をみごとにクリアしたのが固体酸だった。(p. 76)

失敗を乗り越えて,新しいM‐Vロケットの打ち上げに挑戦!
銀河団を詳細に観測するためのX線天文衛星Astro‐E2の打ち上げが今年(2002年)の末に迫っている。残念な結果に終わったAstro-Eの打ち上げ後,国内外の研究者たちに支えられながら,関係者は全力をあげて原因追及,入念な試験を行い,失地回復を着実に図ってきている。(p. 79)
カオスの渦
カオスの渦(p.70)

index top index 2002index  index

●年間定期購読のお申込みはこちら
●最新号およびバックナンバーのご注文はこちら