index top index 1999index  index
1999.09 contents
1999.09 contents img

現在の代表的な原子レーザーの例。左からMITのパルス原子レーザー,ドイツのCW(連続波)原子レーザー,イェールの“モードロック”原子レーザー,そしてNISTの“指向性のよい”原子レーザー。(Courtesy of W. Ketterle(MIT), T. Esslinger(Munich), M. Kasevich(Yale), and K. Helmerson(NIST))
tokusyuu

追い求めた熱意が新しい世界を切り開いた
座談会:ボース・アインシュタイン凝縮をめぐって
清水富士夫,上妻幹男,井上 慎

注目を浴びる最先端の分野
レーザー冷却されたボース‐アインシュタイン凝縮が開く新しい世界
上田正仁

あらゆる謎は簡潔な系にある
水素原子の陰と陽 D. クレップナー 著

勝本信吾 訳

原子を低温まで冷却するための技術
ストロンチウム原子のレーザー冷却とその応用
香取秀俊

立体的な光を再現する
原子線ホログラフィー 
森永 実

コヒーレントに解放される原子群
原子波レーザー 
上妻幹男

凝縮体でスピンの自由度を生かせるか?
スピン自由度とBEC
大見哲巨

news ボース凝縮体のコヒーレンス
井上 慎

K2K長基線ニュートリノ振動実験開始
中村健蔵

ニュースダイジェスト
藤井昭彦,P. F. シューウィ,B. P. スタイン
生物の換算比例法則/ボース‐アインシュタイン凝縮体の零点運動/音に依存する摩擦/光の振動数を精度よく測る ほか

[理科教育]
理科教育:戦後の理科教育変遷の視点
鶴岡森昭

[講座]
講座:相対論の正しい間違え方 第5回
加速度運動編(2)
松田卓也,木下篤哉
information corner 書籍情報
新製品
読者の広場
10月号予告
今月のキーワード
内部自由度/レーザー冷却/巨視的量子トンネリング/原子干渉計/位相空間密度/ドップラー冷却/リソグラフィー/球面収差と色収差/光子反跳運動量/S波散乱長/秩序変数/スピン波/ボース凝縮体の長距離秩序/チェレンコフリング/天頂角分布

執筆者・翻訳者紹介



今月のパリティ
超低温のナトリウム原子雲の中の原子の速度分布
ボース凝縮を起こす前(左),約2マイクロケルビンで凝縮が始まった直後(中),完全に凝縮体ができているとき(右)。ルビジウム原子の最初のボース-アインシュタイン凝縮の最初の観測の場合と同様に,この速度分布は,まずトラップの磁場を切って雲を6ミリ秒間勝手に拡がるのを待ってから,分布を観測するためのレーザーの光を照射して原子の雲の姿を記録し求めたものである。
(Image courtesy of Dallin Durtee, MIT)
超低温のナトリウム原子雲の中の原子の速度分布

コヒーレンスのよさを改めて確認されたボース凝縮体
与えられたレーザーの単色性を確認するにはどのようにしたらよいであろうか。もっとも簡便な方法のひとつは回折格子を用意することであろう。単色性のよいレーザーなら非常に狭い角度内に集中して回折されるはずである。MITのチームはこの方法を気体原子のボース凝縮体に適用させた。(p. 55)

K2Kが世界最初の数百キロメートル級の実験
筑波の高エネルギー加速器研究機構(略称KEK)から,250 km離れた岐阜県神岡の東京大学宇宙線研究所のスーパーカミオカンデに向けてミューニュートリノを発射し,ニュートリノ振動を調べるK2K(KEK-to-Kamioka)長基線ニュートリノ振動実験が開始された。(p. 56)
スピン自由度をもつボース凝縮体
スピン自由度をもつボース凝縮体(p.10)

index top index 1999index  index

●年間定期購読のお申込みはこちら
●最新号およびバックナンバーのご注文はこちら