ライフサイエンスレポート Life Science Report
バイオ・メディカル・デンタルの特許技術情報誌

 
ライフサイエンスレポート
 

ライフサイエンスレポートはNo.7を持ちまして丸善からの発行を終了致します。
以後のライフサイエンスレポートにつきましては、東京医科歯科大学知的財産本部に お問い合わせください。

編集:東京医科歯科大学知的財産本部
発行:丸善(株)出版事業部  
210mm×280mm
約60ページ〈オールカラー〉 + CD-ROM
定価:各号税別20,000円
No.1 創刊号  特集:RNAi  
No.2 特集:蛍光・発光タンパク質 発売中 詳細
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No.3 特集:再生医療−神経幹細胞・造血幹細胞 発売中  詳細
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No.4 特集:再生医療 臨床応用 発売中 詳細 
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No.5 特集:ドラッグデリバリーシステム 発売中 詳細 
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No.6 特集:オーダーメイド医療 発売中 詳細 
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No.7 特集:マイクロアレイ 発売中 詳細 
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大学発の初めての特許情報誌
本誌は、有力特許が集まるアメリカの特許を中心として、東京医科歯科大学の専門スタッフが毎号分野を決めて特許情報を収集、特に注目すべきものについて精査し評価するものです。
また、特許情報だけでなく、関連する学術論文も詳しく紹介し、産業情報(特許)と学術情報(論文)の双方から専門的内容を記述します。このように従来の特許情報誌の枠に止まらず、学術誌にも匹敵する高い水準を持った内容となっています。
 誌面では特許のエッセンスと評価内容を日本語で読むことができ、それぞれの特許情報詳細は、付録のCD−ROMに収録します。
最前線レポート、コラムを掲載
大学のラボ紹介や、ベンチャー企業の先端技術など、毎号多様な最前線をレポート。またコラムでは特許紛争の裏側など、貴重な情報も紹介します。
特許情報詳細を付録CD-ROMに収録

※創刊号にはCD-ROMが付属しておりません。
創刊号分のCD-ROMは年間購読契約者にのみ、後日配布申し上げる予定です。

ライフサイエンスレポート創刊にあたって
 21世紀において豊かで潤いある社会を実現していくため、大学などにおける知的創造活動に対し大きな社会的期待が寄せられています。とりわけ医歯学を含む生命科学領域は、ITに代わる21世紀の基幹産業となると予測され、「知的財産立国」構築に向けて本学も多大な貢献ができるものと期待されています。こうした社会的要請に応えていくため、大学における知的創造活動の成果を特許など知的所有権の形で自ら主体的に管理し、効果的に社会に還元・発信できる体制を整備する必要があります。このため本学は、文部科学省「大学知的財産本部整備事業」の支援を受け、四大学連合を組む東京外国語大学の本郷サテライト内に、2003年9月1日より知的財産本部を設置しました。大学知的財産本部というのは、大学で生み出された特許技術など知的財産の管理・運用を促進する組織で、「大学知的財産本部整備事業」対象34機関の大多数は総合大学や工学系の大学で、医科系大学が、しかも単独で大学知的財産本部を設置するのは本学のみであります。本学の知的財産本部は、学長を本部長とし医療、生体材料、バイオなどの領域に特化して、研究成果の権利化およびライセンシング活動を促進し、産業界と協力して新しい医療関連技術の開発と普及を目指していく予定です。
 生命科学領域の知的財産の価値を正しく評価するには、高度な専門知識を有し、特許制度や法規に精通した上で、将来的なマーケットニーズを戦略的に考慮する必要があります。また、医学やバイオに関する有力な特許が主として米国で出願されているため、英語で書かれた資料を読みこなすだけの語学力も必要です。残念ながら、わが国ではそのような多方面に渡る才能を有した人材が極度に不足し、わが国の生命科学領域における多くの発明はその知的財産的価値が正しく評価されていないのが実情です。そこで本知的財産本部では、生命科学領域の各専門分野に精通する、本学の優秀な大学院生や若手研究者等を置き、知的財産業務を知悉した知財マネージャーや弁理士の指導の下に、内外の医療・バイオ領域の特許を精査して独自の専門的評価を行っています。この評価活動成果を本学内の研究者だけでなく、外部の企業や大学・医療現場の方々にも活用して頂けるように、"ライフサイエンスレポート"として萩原正敏総括マネージャーを中心に丸善より出版することに致しました。学内外の皆様の暖かいご支援をお願いする次第です。
東京医科歯科大学長(知的財産本部長兼務) 鈴木章夫
巻頭言:創刊の趣旨
 わが国の産業振興のため、大学はアカデミックな論文ばかりでなく、特許出願にも力を注ぐべきであるとする世論に背中を押される形で、各大学に技術移転部門(TLO)や知的財産本部が設置されるようになった。東京医科歯科大学にも2003年9月に知的財産本部が設置され、その事業の1つとして医療やバイオに関する分野の特許情報誌 "ライフサイエンスレポート" が創刊されることとなった。ライフサイエンスレポート編集部では、知財マネージャー、評価担当技術員などが総力を挙げて、各専門ごとに米国特許庁を中心とする特許情報と関連欧文論文を検索し、原文を丁寧に読み込んで分析している。その一次分析結果を基に、さらに本学内の専門スタッフ(教授・助教授)と顧問弁理士を交えた討論および総合分析を経て、アカデミア情報(=論文)と産業情報(=特許)を立体的に活用した記事としてまとめている。記事の基となった論文や特許公報は必ず出典を明示し、それら特許公報はCD-ROMとして本誌に添付することにした(創刊号分のCD-ROMは年間購読契約者にのみ、後日配布予定)。
 各号で注目すべき分野の特許情報を網羅的に検索および分析し、"特集"という形でまとめることにした。特集の中で、特許権の範囲や帰属が複雑なケースは"焦点"として詳細な調査と分析を掲載した。特許技術の発展の歴史や今後の展望は"潮流"としてまとめた。生命科学分野の専門知識のない読者の方にも、特許などの内容が容易に理解できるように、"技術背景"として専門用語の概念や基本的知識を、図説を多用して解説した。特許情報を深く理解し活用するために役立つ文献情報は"引用文献"あるいは"注目すべき論文"として、随時提示した。"マーケッティング広場"では、技術移転を目指して本知的財産本部に寄せられた未公開特許の技術情報を紹介していく。さらに生命科学領域の知的財産を生み出す高いポテンシャルを有する研究室の情報を、"最先端研究室訪問"として、また生命科学領域の独自技術を有し発展の可能性の高い先端的企業の情報を"バイオ企業訪問"としてレポートすることにした。さらに、産学が真に交流し意見を交換する場として"論壇"を用意した。ハイドパークのスピーカーズコーナーのように使っていただければと思う。この "ライフサイエンスレポート" が、わが国の生命科学領域の知的財産形成に幾ばくかの貢献ができれば望外の喜びである。
ライフサイエンスレポート編集長 萩原正敏