The Mobile Communications Handbook,
2nd ed.
Editors-in-Chief Jerry D. Gibson CRC Press & IEEE Press |
羽鳥光俊・小林岳彦 監修
YRP移動通信基盤技術研究所 訳 |
A5判・1,000頁・上製函入
本体価格18,000円(税別) ISBN 4-621-04957-7 |
刊行にあたり |
近年、移動通信は、加入者数の増加すなわち産業規模の拡大のみならず、サービスの多様化・高度化が急速に進んで、新たな文化やライフスタイルを生み出すまでになり、社会に大きな影響を与えている。日本においては、2000年3月に携帯電話とPHSをあわせた加入者数が固定電話のそれを上回り、また1999年以降iモードに代表される携帯インターネットが爆発的に普及し、さらに2001年には世界に先駆けて第3世代移動通信(IMT-2000)のサービスが開始されている。これにともなってサービス高度化への要求はますます大きくなり、解決を要する技術課題はますます多岐にわたり、その結果、技術者の数も飛躍的に増大している。 本書は、このような状況に鑑みて、ワイヤレスデータ通信を含む移動通信に関する基礎技術を体系的にまとめた定評あるハンドブック(CRC PressとIEEE Pressの共同出版)を翻訳したものである。日々問題解決を迫られている技術者・管理者や、原理に立ち戻って移動通信を学習したいと考えている技術者や学生に役立つものと信ずる。読者は解決を要する課題や学びたいトピックに応じて、必要な情報を直ちに見出すことができるであろう。さらに各章には、確立した事実のみならず将来動向に関する洞察が含まれており、このことも本書の大きな特徴である。 本書は、YRP移動通信基盤技術研究所の研究者が自らの研究の傍ら、分担して翻訳したものである。移動通信分野に携わる広範な人々に広く利用されることを切望する。 |
監修者 | |
羽鳥 光俊 | 国立情報学研究所 (横須賀リサーチパーク研究開発協議会会長) |
小林 岳彦 | 東京電気大学 |
翻訳者 | |
YRP移動通信基盤技術研究所: | |
相原 佑吉 | 松下通信工業株式会社 |
石井 雅典 | 株式会社フジクラ |
石川 嘉彦 | テレコムエンジニアリングセンター |
石場 正大 | 三洋電機株式会社 |
宇良 宗博 | 日本無線株式会社 |
神尾 享秀 | 独立行政法人 通信総合研究所 |
小橋 敏也 | 日本ビクター株式会社 |
小林 岳彦 | 東京電機大学 |
斎藤 和義 | 株式会社日立国際電気 |
坂和 幸蔵 | 株式会社日立製作所 |
佐藤 仁樹 | 株式会社東芝 |
佐藤 文代 | シャープ株式会社 |
品川 準輝 | 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ |
清水 裕之 | 日本電気株式会社 |
辛 景民 | 富士通株式会社 |
高橋 賢 | 株式会社日立製作所 |
高橋 義人 | 古河電気工業株式会社 |
竹内 興二 | 松下通信工業株式会社 |
武尾 幸次 | 沖電気工業株式会社 |
塚越 和明 | 株式会社日立国際電気 |
戸田 健 | 富士通株式会社 |
原 嘉孝 | 三菱電機株式会社 |
日高 裕敏 | 住友電気工業株式会社 |
藤田 千裕 | ソニー株式会社 |
増井 裕也 | 株式会社日立製作所 |
森 香津夫 | 三重大学 |
山嵜 彰一郎 | 株式会社東芝 |
山田 真 | 東洋通信機株式会社 |