世界各国で高い評価を受けている生物学の教科書 キャンベル生物学 原書7版 Seventh Edition

Neil A.Campbell, Jane B.Reece 著
小林  興
(帝京平成大学 現代ライフ学部 ) 監訳
発行:丸善株式会社  B5判・並製・1,540頁
本体価格15,000円
 ISBN 978-4-621-07836-5
世界各国で高い評価を受けている生物学の教科書の完訳。
豊富な写真とわかりやすいイラスト、特徴的な図表が読者の知的好奇心を育む。
理学、医学、農学、薬学、歯学、生命工学、看護学、ヒューマンケアなど生命科学を学ぶ学生の必読書。
形態学や分類学も分子生物学や生理学と結びつけて詳述。
環境科学や生態学、行動学も網羅。
「進化」を柱に据えた一貫した生物学の記述。
生物学がいかに社会や人類と深くかかわっているかを記述。
国際生物学オリンピックの公式テキスト
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監訳者・訳者一覧
■監訳者
小林  興
 帝京平成大学現代ライフ学部
■訳 者
池内 昌彦
 東京大学大学院総合文化研究科
伊藤 元己 東京大学大学院総合文化研究科
木村 武二 東京大学名誉教授
久保田康裕 琉球大学理学部
小林  興 帝京平成大学現代ライフ学部

中島 春紫 明治大学農学部
野間口 隆 元東京都老人総合研究所
箸本 春樹 東京大学大学院総合文化研究科  
吉野 正巳 東京学芸大学教育学部

世界の高校生、大学生が使っている「生物学」の最新版の翻訳・刊行
 20世紀後半に生物学は、物理学や化学とは比較にならないほど飛躍的に発展を遂げてきた。今までの生物学は研究対象に基づき、さまざまな専門分野に細分化され、生命現象が解析されてきた。このような研究過程の中で、1953年のワトソン・クリックのDNA二重らせんモデルの提唱はその1つであるが、生命現象を分子のレベルで研究することが進み、このレベルで生命現象を説明することが可能になってきたのである。生命の根本であるDNAの構造と機能が明らかになり、 それぞれのDNAは生き物の形態や機能を決定しているだけでなく、生物の進化の歴史の過程が刻み込まれており、生物間の相互作用や生物と環境との関係までもがDNAで説明できることがわかってきた。さらに、あらゆる生き物を成り立たせている原理(DNA→RNA→タンパク質)は3つのドメイン(真正細菌、古細菌、真核生物)に共通であり、それぞれの固有の遺伝情報(ゲノム)の発現が生物の特性を決めているということになる。すなわち、生物の多様性と統一性を織りなす過程は進化の結果として現れている。
 生命現象の解明は今や、学際的な(interdisciplinary)学問ということができよう。環境にかかわる問題、遺伝子組換えやヒトクローンにかかわるES細胞を用いた再生医療の問題などは、自然科学はもとより、人文科学、社会科学にも関係し、地球温暖化や生命倫理にかかわる問題として、自然科学だけでは解決できないテーマとなってきている。しかし、そのような場合にも科学的事実に基づいて議論することが重要であり、その基本はこの教科書が提供してくれる。
 これらの観点から、理科系・文科系を問わず、日本の高校生や大学ジュニアの学生諸君がこの教科書の内容を学んで、生物学の現在までわかっている基礎事実を把握し、未知の生命現象の解明に向かって自由に発想し、人類のために貢献してくれるであろうことを期待してやまない。
(「訳者まえがき」より部分的に抜粋)

目 次
1 生命の探究
第1部 生命の化学
2 生命の化学的基礎
3 水と環境の適合
4 炭素と生命の分子の多様性
5 高分子の構造と機能

第2部 細 胞
6 細胞の旅
7 膜の構造と機能
8 代謝(導入編)
9 細胞呼吸:化学エネルギーの獲得
10 光合成
11 細胞の情報連絡
12 細胞周期

第3部 遺伝学
13 減数分裂と有性生活環
14 メンデルと遺伝子の概念
15 染色体の挙動と遺伝
16 遺伝の分子機構
17 遺伝子からタンパク質へ
18 ウイルスと細菌の遺伝学
19 真核生物ゲノムの構造・調節・進化
20 DNAテクノロジーとゲノム科学
21 発生の遺伝的基礎

第4部 進化のメカニズム
22 進化:ダーウィン的生命観
23 集団の進化
24 種の起源
25 系統と体系学

第5部 生物多様性の進化的歴史
26 生命の樹:多様性生物学入門
27 原核生物
28 原生生物
29 植物の多様性I
   :いかにして植物は陸上に進出したか
30 植物の多様性II
31 菌類
32 動物の多様性
33 無脊椎動物
34 脊椎動物

第6部 植物の形態と機能
35 植物の構造,成長・分化
36 維管束植物の輸送
37 植物の栄養
38 被子植物の生殖とバイオテクノロジー
39 内外のシグナルに対する植物の応答

第7部 動物の形態と機能
40 動物の形態と機能の基本原理
41 動物の栄養
42 循環とガス交換
43 免疫系
44 浸透調節と排出
45 ホルモンと内分泌系
46 動物の生殖
47 動物の発生
48 神経系
49 感覚と運動のメカニズム

第8部 生態学
50 生態学と生物圏への入門
51 行動生態学
52 個体群生態学
53 群集生態学
54 生態系
55 保全生物学と復元生態学

付 録
解答/単位換算表/光学顕微鏡と電子顕微鏡の比較/ 生物の分類/用語解説



国際生物学オリンピック関連リンク集
  国際生物学オリンピック日本委員会(JBO)公式HP
  第20回 国際生物学オリンピック つくば2009

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