中国古代化学 新しい技術やものの発明がいかに時代をつくったのか
趙 匡華 著  廣川 健 監修  尾関 徹・庾 凌峰 訳   
発行元:丸善出版(株)



新石器時代以前から清代に至る中国の化学技術の発展の歴史を、今日の科学的知見をもとに紹介。 化学の立場から、現代科学の基礎概念の発展に古代中国が関わってきた役割を知ることができます。内容には、青磁・唐三彩・天目釉に代表される窯業、青銅・黄銅・白銅・鋼等の冶金、種々の丹薬の開発と物質に関する古代概念の形成、火薬の発明、さらに、製塩技術や、糖・酒・酢・味噌・醤油という発酵・醸造技術、藍・茜・紫・黄檗などによる染色や、織物の洗浄技術の発展の経緯が含まれます。 亜鉛は西洋科学史では18世紀に発見されたとされていますが、実は中国では6世紀(随の時代)にすでに発見されていました。 西洋科学史では古代エジプトから17世紀までを「錬金術の時代」と呼びますが、中国では「金をつくる錬金術」は完成していたといえるかもしれません。その理由は、金と同じくらい錆びにくく同じ色と輝きをもち、実用に耐えうる、銅と亜鉛の合金、黄銅(真鍮)が発明されていたからです。

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【定価】本体1,500円+ 税 【判型・フォーマット】B6 【ページ数・時間】278ページ 【ISBNコード】978-4-621-30184-5 【発行年月】2017年09月

 
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