日本版KABC-IIによる解釈の進め方と実践事例 
小野純平・小林 玄・原 伸生・東原文子・星井純子 編
発行元:丸善出版(株)



本書は、序章と5つの章からなる解説編と、12事例を取り上げた事例編で構成されています。序章で、日本版KABC-IIの概要と理論的背景に言及し、他の知能検査法にはない日本版KABC-IIの特色を取り上げています。 解説編では、ルリア理論に基づくカウフマンモデルでの解釈法、CHC理論に基づくCHCモデルによる解釈法という、2つのモデルでの解釈の進め方・解説が述べられています。そして、行動観察などから得られる質的情報の重要性、収集方法、測定値という量的情報とつき合わせて総合的解釈を行う必要性を詳述しています。カウフマンモデルやCHCモデルの結果による解釈から導き出される指導の原則や、アセスメントから指導への展開について解説しています。また、検査報告書やケースレポートの書き方、検査結果の伝え方、フィードバックの方法も具体例を挙げながらわかりやすく書かれています。 事例編では、主訴が様々な12事例が取り上げられ、就学前段階が2名、小学校および中学校段階が各4名、高校段階が2名と、日本版K-ABCでは実施できなかった13歳以上の事例が半数を占め、年齢帯は、5歳から18歳に及びます。事例を通じてカウフマンモデルやCHCモデルによる解釈法を駆使し、アセスメントや支援・指導をどのようにつなげていくのかを読み取ることができるでしょう。

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【定価】本体3,800円+ 税 【判型・フォーマット】A5 【ページ数・時間】288ページ 【ISBNコード】978-4-621-30177-7 【発行年月】2017年08月

 
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