尿細胞診報告様式パリシステム 
D. L. Rosenthal,E. M. Wojcik,D. F. I. Kurtycz 編  都築豊徳 監訳     
発行元:丸善出版(株)



尿細胞診は、膀胱腫瘍、尿路上皮癌の診断を行う目的で細胞診の創世記より研究され、実用化されてきた診断方針で、膀胱癌および上部尿路の悪性度の高い病変をより正確に検出・分類し、的確な治療方針に導く新しい方法です。 この報告様式の作成に際し、多くの国々から意見を求め、世界で乱立していた報告様式を1つに統一できました。 全11章からなる本書は、高異型度尿路上皮癌(HGUC)の判定が重視されています。細胞の見方として、十分に細胞量が存在すること(適正)を確認し、「高異型度尿路上皮癌陰性(陰性)」(第3章)、「高異型度尿路上皮癌疑い」(第5章)、「高異型度尿路上皮癌(HGUC)」(第6章)を主軸に観察できます。 質の良い写真が豊富に示され、陰性あるいはHGUCは明確に識別可能と感じることができ、異型尿路上皮細胞(AUC)、AUC疑い(suspicious)などの判定は、文言から鑑別点を習得できます。「臨床的取り扱い」(第11章)では各細胞診報告に基づく臨床対応が述べられ、日頃の診断や、臨床医とのディスカッションの際に有用な内容となっています。尿細胞診業務に携わる方、志しているすべての領域の方にとって有用な一冊です。

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【定価】本体9,800円+ 税 【判型・フォーマット】B5 【ページ数・時間】178ページ 【ISBNコード】978-4-621-30142-5 【発行年月】2017年04月

 
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