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インターネットの検索では「ことば」が使われます。コンピュータがインターネット上の膨大な量の「ことば」を扱うとき、何が行われているのでしょうか。人間にとっては意味をもつ「ことば」をコンピュータはどのように解釈しているのでしょうか。「ことば」を通してインターネットのからくりを見ていくとき、「ことば」の意味と実体のゆるやかで曖昧な関係や、人間が追求してやまない「知」そのもののあり方の変化までもが浮かび上がってきます。
いまや私たちの生活にとって切り離すことができないインターネットは、家庭、ビジネス、社会のさまざまな場面で現実社会と密接に結びついています。
本書『からくりインターネット』は、情報学の専門家である著者が、インターネットの情報の多くを占める「ことば」を切り口に、インターネットのしくみやからくりを解き明かします。
数学やプログラムによる技術的解析とはひと味違ったアプローチで、爆発的に増加しているインターネット上の膨大な情報とのつきあい方や、その山から必要な情報を得るための検索技術、特定の文字数の文字パターンの出現率からインターネットのことばを解析する試み、コンピュータ翻訳技術の発展とその中で浮き彫りになる日本語の特徴、ウェブ(web)上の生きた辞書「コーパス」、ネット上の「バーチャル」と現実社会の「リアル」の持つ非常に複雑な関係性、ウェブから引き出せる価値と将来の可能性や方向性など、「ことば」の専門家ならではの興味深い話題が満載です。
変化の著しいインターネットの海から必要な情報を入手するためのガイドとしてはもちろん、インターネットの新たな一面を知りたい方にも本書『からくりインターネット』をおすすめいたします。
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